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スポーツ庁が発表!就学前に外遊びが多い子供は、小学校で運動能力が伸びる!?
「運動が得意な子になってほしいな〜」「でも、運動能力ってどうすれば伸びるの?生まれつき決まってるんじゃないの?」という方、必見です。
スポーツ庁が毎年発表している体力・運動能力の調査を見ると、就学前(幼児期)の過ごし方次第で、小学校での体力や運動能力が変わるかもしれないのです!
さて、就学前にどんな過ごし方をすれば体力や運動能力がUPするのでしょうか?
就学前に外遊びをすると、運動能力がUPする!?
スポーツ庁では毎年、前年の5月~10月に6歳~79歳の国民を対象に行った、体力・運動能力調査の結果を、翌年の体育の日前後に発表しています。
今回は、約6万4600人のデータを集計しました。
全体的な傾向として、6歳から年齢を重ねるごとに体力水準は向上し、男子では17歳頃、女子は14歳頃にピークに達します。
運動能力テストの合計点は、体力水準が高かった昭和60年頃と比べると低水準ではありますが、ほとんどの年代で、ここ数年緩やかに向上しています。
実は、今回初めて就学前の外遊びの頻度や時間と、小学生になってからの体力や運動能力の相関関係の調査が追加されてるんです。
就学前の子供がいる家庭は、気になりますよね。
なんと、就学前に週6日以上外遊びをしていた子供と、就学前の外遊びが週1日以下だった子供では、10歳の時点で男子で平均約5点、女子で平均約8点の差がついているのです!
これはちょっと見過ごせない差ですね。
ちなみに男女で比べてみると、就学前の外遊びの頻度は男子の方が女子よりも圧倒的に多いこともわかりました。
性別による体格差や体力差もあるとは思いますが、外遊びの頻度や時間も、小学生になってからの体力や運動能力の差につながっているのかもしれません。
好きな遊びや家庭の環境、住んでいる場所の気候など、いろいろな事情はありますが、外遊びの時間できるだけも取れるようにしてあげたいですね。
朝ごはんで、子供の体力・運動能力を伸ばそう!
子供の睡眠時間と体力・運動能力の関係も調査されていますが、こちらはハッキリとした差はありませんでした。
ただし、毎日朝食を食べている子供は食べていない子供にくらべて、男女ともに体力・運動能力検査の数値が各項目で2〜3点も高いんです!
朝ごはん、食べない手はありませんね。
子供に「朝はお腹が空いてない」「朝ごはんを食べたくない」と言われたら、ここはパパママの工夫のしどころ♪
バナナやリンゴなどの果物、シリアル、ヨーグルト、牛乳やスープなど、子供が好きで朝でも食べやすいものを選んでみましょう。
食べるのがゆっくりな子供は、サンドイッチやホットドック、丼などにするのもオススメです。
夜ご飯を早めに食べるようにする、朝余裕を持って起きるなど、生活リズムの見直しも合わせて取り組んでみると、朝からモリモリ食べてくれるようになるかもしれませんよ!
スポーツ系の習い事をしている子供は、やっぱり運動が得意!
また、サッカーや野球、水泳などのスポーツクラブに入っている子供は、入っていない子供にくらべて、男女ともに体力・運動能力検査の数値が高いこともわかりました。
「そろそろ習い事を始めてみようかな?」という方は、スポーツ系の習い事を検討するのも良いかもしれませんね。
親子で外遊びを習慣にしよう!
子供の体力や運動能力のUPに欠かせない外遊び。
ただの遊びではなく、大切な役割があったんですね。
子供のためにも、休日は親子で公園や運動施設で遊ぶことを習慣にしてみてはいかがでしょうか?
大人も一緒に身体を動かせば、心身ともにほぐれて良い気分転換になりますよ。
公園等で遊べない日は、階段を使ってみる、自分で歩いて散歩をしてみる、子育て支援センターや図書館等に行ってみるなど、小さな工夫をコツコツ続けてみましょう♪