- 子育て体験談
- 0歳〜1歳
新生児の育児で眠れずストレスが限界に!先輩ママの言葉でついに涙腺崩壊…

何もかもが手探りな初めての子育て
子供が生まれてきたら、あれもしてあげよう、これもしてあげたいと期待に胸を膨らませた妊娠期間。
大きなお腹でふうふう言いながらこなしている家事も、出産して体が軽くなればきっと今よりも手早く済ますことができるはずだと、自分も周りも思いがちです。
しかし、子供が生まれてみると、どうしたら良いかわからないことだらけでパパもママも悪戦苦闘。特に1人目の子供の場合は何もかもが手探り状態です。
本や両親学級で事前に学習していても、実際の子育ては教本通りではなく、どのご家庭でも戸惑うことが多いのではないでしょうか。
眠い・辛い!不満ばかりで自己嫌悪
子供が生まれて産院から家に戻ると、ふとしたことで不安になる機会が増えてしまいます。
入院中は気軽に産院のスタッフに聞けたことも、家では自分で判断しなければなりません。
「ミルクの量は足りているの?」「泣き止まない…どうしよう」とオロオロしてしまい、夜間の授乳やおむつ替えなど、子育ては24時間勤務なのだということを実感してしまいます。
想像していたようなベビーカーを押して散歩したり、ママ友とカフェでお茶したりする優雅な自分はどこにもおらず、夜中の授乳やおむつ替え、母乳だったので乳腺炎や乳首の切れの痛みにも悩まされストレスは溜まる一方。
眠い…辛い…。そう思ってしまう自分は母親失格なのではないかと悩み、落ち込んで一人泣いてしまうこともありました。
主人は、沐浴や夜間のミルクやおむつ替えを手伝ってくれるなど、子育てに協力的でした。
しかし出産後はホルモンの関係なのか、夜中に子供が泣くとどうしても私が先に目が覚めてしまい、「泣いたらすぐに起きてミルクをあげてよ!」と主人にきつく当たってしまうことも…。
できない自分と完璧に動いてくれない(無理で当然なのですが)主人にイライラしていたのだと今ではわかりますが、当時は初めての子育てでいっぱいいっぱいで考える余裕はありませんでした。
子供が1歳なら親も1歳
そんな時、助産師をしている友人が訪ねてきました。
友人は小学生の子供を2人持つ先輩ママ。ボロボロな私を見てゆっくりと言ってくれた言葉は、その時の私の心にしみてボロボロと大泣きしてしまいました。
「すぐに親になりきれる人なんていない。子供や周りに親としての役割を求められることで、だんだん成長していくものなんだよ。生まれて数ヶ月しかたっていない子供も環境に慣れていないけど、親だって数ヶ月しか子育てしていないから慣れていなくて当然なんだよ。」
これは考えてみれば当たり前のことなのですが、自分ではなかなか気づけないことです。
親になったからといって、いきなり何でもできるようになるわけではありません。
子供に対する思いを胸に努力して乗り越えていった結果、親として行動することができるようになっていきます。
子育ては長く続くマラソンのようなもので、その時その時のターニングポイントで子供も親も初めての体験をし、乗り越えていくものなのでしょう。
友人の言葉で心が軽くなり、うまくいかないことがあっても自分や主人を責めることは無くなりました。
子育ての悩みは先輩たちも通った道
子育ては誰もが皆、はじめは初心者です。どーんと構えている先輩ママも、昔は色々悩んだはずです。
子育ては自分一人のものではありません。子供という相手がいて初めて成り立つ行為です。子供には個性があり、子育ての方法に正解は一つではありません。
今はネットがあり、同じような悩みを抱える人たちの話や先輩ママたちの話を、自宅にいながら見たり聞いたりすることができます。
核家族化したことで子育てをしているパパ・ママは孤立化しがちですが、SNSで子育て中の人と繋がるなど、ネットを便利なツールとして上手に活用していけたら、悩みを一人で抱え込んでしまうこともなくなるのではないでしょうか。
私が友人にもらった言葉のようなアドバイスが、ネットでも得られるかもしれませんね。
子育ての「がんばりすぎ」に注意です。
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