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【子育て体験談】3歳の頃、おしゃべりが苦手だった我が子の成長ストーリー
3歳くらいになるとおしゃべりが上手な子供もいます。
小さな子供同士がつたない言葉でおしゃべりしてる様子は見ていて可愛らしく、それが我が子となると、ずっと見ていても飽きませんよね。
うちの子供はおしゃべりが得意ではなく、周りの子達が楽しそうに会話するような歳になっても1人だんまり黙っているような子でした。
親としては、お友達と仲良く遊んだりおしゃべりしてる姿を見たいものです。
しかし我が子は、話しかけてきてくれる子がいても知らん顔でだんまり……。
黙っていても、頭の中ではいろいろ考えている
子供らしくキャーキャーと楽しそうに輪になって大勢で遊んでる子達を横目に、1人でいる我が子を見てつい、「もっとみんなと遊びなさい」「もっとみんなと話しなさい」と言ってしまったこともありました。
でも何度言っても変わらないし、子供も嫌がったので、ある時期から私も気にしないようにして、放っておくことにしました。
家ではよく黙々と絵を描いている子だったので、とりあえずらくがき帳だけは好きなだけ買い与え、好きなだけお絵描きさせました。
そんなある日、気が付くと絵を描くようにひらがなを書いていました。教えたりしてないのに。
勝手にひらがなを覚えたと思ったら、そのうち自分の伝えられない気持ちを紙に書くようになりました。
そして6歳くらいになると自分で作った絵本を書くようになり、言葉に出さずにいた思いをストーリーにして書くように。
それを読みながら、自分の気持ちをポツポツと話してくれるようになりました。
うちの子供は、思っていることをすぐ言葉にするのが苦手だったようです。
黙っていても色々ちゃんと考えているんですよね、言葉に出さないだけで。
そして、他の子供が普通に出来ることを、同じ時期に同じように出来ないのは、幼児期にはよくあることなのだなあと思いました。
手と手を繋がなくなる時
そんな我が子も、今では小学生。
今は信じられないほど、よくしゃべるようになりました。
きっかけは特にありませんでした。きっとその子その子の開花する時期があるのだと思います。
我が子はたまたま、おしゃべりが少しみんなより遅かっただけ。
今は、だんまりしていた時に習得したお絵描きや文字の得意さはそのままに、クラスメートとも我先にと競い合うようにおしゃべりを楽しんでいます。
子供はそれぞれ成長スピードが違います。
しかし、子供への愛情があるからこそ、ついつい他の子供と比べてしまい、不安を抱えがちです。
子供が小さいときは、子供の後ろを追いかけてお世話する毎日に疲れることもありますが、「いつかそんな時代を懐かしむ時期が来るんだろうな」と最近思います。
人生のうち、肌をピッタリ寄せて、真っ正面から子供と関わることができるのは、わずか数年。
いつか当たり前のように繋いでいる、この手と手を繋がなくなる日も来るでしょう。
今は全く想像がつきませんが、当たり前のようにじゃれてきて私の胸に飛び込んでくるこの子だって、いつかは巣立っていってしまうのです。
健やかに、そしてすごいスピードで成長していく子供を見ていると、「そんな日も、もうすぐ来るんじゃないか」とても寂しく、そしてとても嬉しく思ったりします。
幼児期は発達や成長の様子を他の子供と比べてしまったり、お世話に追われて子供と関わる喜びを忘れてしまうこともありますが、ときどき思い出すことで、二度と体験出来ない大切な時期を楽しく過ごしたいものです。
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