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便秘や少食など、離乳食初期のお悩みを救う「おかゆ」アレンジレシピ7選
離乳食初期の悩みを、おかゆのアレンジで解決しちゃいましょう!
「赤ちゃんが、あまりおかゆを食べたがらない」
「おかゆは食べるけど、野菜やお魚は食べない」
「離乳食を始めてから便秘気味」
など、離乳食初期にはいろいろな悩みがありますよね。
今回は、「離乳食初期のお悩みに合わせたおかゆのアレンジ方法」と、実際にパパママが作って子供に好評だった「おかゆのアレンジレシピ」をご紹介します!
【お悩み別】離乳食初期を救う、おかゆアレンジの基本
おかゆをあまり食べない
味があまり好きではなかったり、プレーンなおかゆに飽きているのかも。
昆布やかつおの出汁で旨味をプラスしたり、かぼちゃや乳児用ミルクで甘みをプラスすると食べが良くなるかもしれません。
赤ちゃんは腎臓の機能が未発達なので、調味料などで塩分を足さず、食材の旨味や風味で変化を付けましょう。
おかゆは食べるけど、野菜やお魚を食べない
少しとろみが合った方が食べやすいのかも。
おかゆに混ぜて一緒に食べさせてみましょう。
離乳食を始めてから便秘気味
食物繊維と水分が一緒に摂れる、果物や野菜入りのおかゆがオススメ。
柔らかく煮てすりつぶしてからおかゆに加えてみましょう。
市販の離乳食用の野菜ペーストを使うと便利!
基本を押さえたところで、ここからは実際にパパママが作って子供に好評だった「おかゆのアレンジレシピ」をご紹介していきます。
赤ちゃんの便秘が解消された!ほうれん草のおかゆ
離乳食を食べ始めた頃、うちの子供は便秘気味でした。
赤ちゃんの便秘で悩んでいるパパママの参考になるかと思い、我が家の便秘解消レシピをご紹介します!
便秘に効いた!ほうれん草がゆ
もちろん個人差はあると思いますが、うちの子供の場合は便秘にはほうれん草が効きました。
作り方も簡単です!
離乳食初期向け、ほうれん草がゆの作り方
1.おかゆを作るときに、ほうれん草の葉っぱを一枚入れて一緒にぐつぐつと煮る
2.ほうれん草だけを取り出して、つぶしてなめらかにする
(もし繊維が残っている場合は、初期の場合は取り除いたほうが無難)
3.滑らかにつぶしたほうれん草を、おかゆに混ぜれば完成!
始めは少量から試してみてください
自分で味見してみたところ、ほうれん草はあまり癖のない味でしたし、うちの赤ちゃんはとてもよく食べてくれました。
また便秘もすぐに解消されたことを覚えています。
もしも便が緩くなったら、いったん中止して様子を見てください。
おかゆに少し緑が入ると、見た目もきれいなのでオススメです。(ひろさん)
ベビーフードの野菜や果物ペーストでおかゆをアレンジ
何も入れていない白粥をあげてもあまり食べてくれなかったり、いろんな食材を食べる楽しみを知ってほしいなと思ったときに、便利なのがベビーフードの野菜や果物ペースト!
「できる限り手作りにしたいな」と思っていましたが、手作業で滑らかにペースト状にできる自信がなかったので、ベビーフードを頼りました。
私がベビーフードの野菜や果物ペーストを利用して作っていた「おかゆのアレンジレシピ」をご紹介します。
便秘気味なときにオススメのおかゆ
少し便秘のときは、ベビーフードのペースト状の桃や人参をトッピング。
大抵これで便秘が解消しました!
下痢気味のときにオススメのおかゆ
逆に「お腹が少しゆるいかも……」というときは、ベビーフードのすりおろしリンゴをトッピング。
お腹の調子が良くなった気がします。
よく食べてくれるおかゆ
「体調に問題がないのに、なんとなく白がゆでは食べが悪いな」というときは、かつお節や昆布の出汁で風味づけ。
さらに、離乳食初期から食べられるベビーフードの野菜ペーストなどをトッピングしていました。
甘めの味付けもオススメ
果物の甘い味も食べやすいようなので、白がゆが苦手な赤ちゃんにはおすすめです!
「ペーストがまだ心配」という方には、これまたベビーフードですが、粉末の果汁スティックをお湯で溶いて混ぜたり、粉ミルクを溶いてミルクご飯がゆにするのもオススメです。(はにこさん)
見た目もかわいいカボチャがゆ
おかゆとおかずで分けて食べてももちろんOKなのですが、「味のないおかゆだと食い付きが良くない」「おかずだけだと食べづらそう」というときは、おかゆとおかずを混ぜてみると新しい味わいになって食が進むかもしれません。
オススメは、栄養たっぷりで柔らかく食べやすいカボチャのおかゆ。
見た目も薄いクリーム色で可愛らしいです。
かぼちゃがゆの材料
ごはん:25g
水:75ml
かぼちゃ:15g
かぼちゃがゆの作り方
1.カボチャは皮の部分は取り除き、オレンジ色の部分だけ小さめに切って電子レンジかお湯でゆでて柔らかくしペースト状にする
2.鍋にごはんと水を入れて最初は中火で煮立ってきたら弱火にして、ふつふつとおかゆ状になるまで煮る
3.おかゆ状になったらペースト状にしておいたカボチャを入れて混ぜて完成
材料はたったの3つですし、冷凍保存も出来るので便利です。
かぼちゃ本来の甘さをしっかりと味わえるように、できるだけオレンジ色が濃い色の物を使用すると良いでしょう。
トッピングでお湯で塩抜きしたシラスをプラスすれば一緒にタンパク質を摂取できます。
青のりを混ぜると風味が増して美味しいですよ。(ぐりさん)
冷凍保存もオススメ!人参がゆ
すりおろした人参を使った離乳食初期のおかゆレシピのご紹介です。
余ったご飯で簡単に作れるので、ぜひお試しください。
人参がゆの材料
ご飯 お茶碗軽く一杯分
人参 1/3本
粉末の和風だし 小さじ1/2
人参がゆの作り方
1.鍋に200mlの水、粉末の和風だしを入れる
2.人参1/3を摩り下ろし、鍋に入れる
3.一煮立ちしたらご飯を入れる
4.ブレンダーで粒を細かくして出来上がり
明るいオレンジ色で鮮やかな色味が見た目にも可愛らしいです。
シンプルで人参の甘みのあるおかゆなので、赤ちゃんも食べやすいですよ。
ビタミンAやカロテンが豊富な人参は、積極的に食べさせてあげたい食材のひとつ。
少しずつ色々な味に慣れさせてあげましょう。
離乳食の進み具合に合わせてブレンダーを調節し、粒を荒くしてみてください。
人参おかゆに慣れてきたら、少しずつすり潰したしらすや溶き卵などでタンパク質を加えてあげてもいいですね。
離乳食を始めたばかりの頃は食べる量も少ないので、大目に作って冷凍保存しておくのがおすすめです。
製氷皿などに小分けにして冷凍しておけば、電子レンジで簡単に解凍できます。
衛生面を考えて1〜2週間で食べきるようにしましょう(きのこさん)
さつまいも、豆腐、鯛を使ったおかゆアレンジレシピ
離乳食に慣れてくると、おかゆの味に飽きてしまい突然食べなくなったりすることがあります。
また、おかゆが苦手な赤ちゃんも少なくありません。
そんな時は、おかゆの味を変えてみるだけで、赤ちゃんがモリモリ食べるようになる場合もあります。
実際に私が作っていた簡単なおかゆのアレンジレシピを紹介します。
基本の10倍かゆの作り方
離乳食初期は食べる量が少ないので、大人の米を炊く時に炊飯器の中に湯のみを入れ、湯のみの中で作るのがオススメです。
余った分は製氷機やお弁当用のシリコンカップに入れて冷凍しておくと、必要な分だけ解凍して使えるので便利です。
さつまいも粥
材料と分量
10倍かゆ 小さじ6
さつまいもペースト 小さじ2〜4
作り方
1.10倍かゆを用意する。冷凍している場合は解凍する
2.さつまいもは米と一緒に炊いて、裏ごしする
3.1と2を混ぜて完成
とろみが少なくパサついている場合は赤ちゃんが食べづらいので、だし汁やお湯を混ぜるととろみが出て食べやすくなります。
さつまいもペーストは、一度にたくさん作って冷凍しておくと便利です。
甘みもあり、おかゆが苦手な子でも食べやすいですよ。
かぼちゃやにんじんも同様の手順で作れます。
豆腐粥
材料と分量
10倍かゆ 小さじ6
とうふ 20g
だし汁 小さじ1
作り方
1.10倍かゆを用意する。冷凍している場合は解凍する
2.とうふを耐熱容器に入れて電子レンジで加熱し、だし汁を入れてすりつぶす
3.1の上に2をかけて完成
離乳食初期は絹ごし豆腐の方がオススメです。
だし汁を入れることによって、舌ざわりがなめらかになり食べやすくなりますよ。
鯛粥
材料と分量
10倍かゆ 小さじ6
鯛の刺身 10g
だし汁 小さじ1
作り方
1.10倍かゆを用意する。冷凍している場合は解凍する
2.鯛の刺身を耐熱容器に入れ、水大さじ1をかけて、電子レンジで加熱する。だし汁を入れてすりつぶす
3.1と2を混ぜて完成
鯛の刺身は一切れずつラップに包み冷凍しておくと便利です。
私は冷凍したまま電子レンジで加熱して調理していました。
だし汁を入れて、おかゆに混ぜることでパサつきがおさえられて食べやすくなります。
離乳食初期は食べることができる食材は少ないですが、さつまいもと豆腐、にんじんと鯛など組み合わせを変えれば、いろいろな味を楽しめますし、1品で済むので食べさせるのも楽です。
ぜひお試しください。(2児ママさん)
おかゆのアレンジレシピで、離乳食初期を乗り切ろう!
離乳食初期の様々なお悩みを救ってくれる「おかゆのアレンジレシピ」は、きっと大変な子育てを楽しくラクにしてくれるはずです。
できそうなところから試してみてくださいね。
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