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管理職パパの育休体験談!いつから?期間・メリット・取得した理由は?
プレパパ、管理職の方必読!あるパパの育休体験記
少子高齢化が進む昨今。
家族の形も時代と共に変わってきました。
核家族、共働き世帯が増えたことで、 保護者にとっても、子供にとっても、子育てにまつわる負担が大きくなったように感じます。
今回は、「家族で協力しあって生活していく事こそが、ストレスの少ない育児を実現させ、豊かで充実した毎日を過ごせることに繋がっていく」と考えて、第一子誕生の際に育児休業を取得した二児のパパ・Oさんの体験記をご紹介。
育休の取得を計画しているパパや、男性の育休の活用を進めようとしている会社の制度担当者のみなさん の参考になりますように。
成長に合わせ、自分たちで整備した会社の制度
現在二児の父である私が、一人目の子供ができた際に、「少しでも妻を助けたい」「私も積極的に子育てに携わりたい」と思い、育児休業制度を活用した実体験をお話しします。
“育休”を活用した当時、私は会社員でした。
勤めていたのは、前職の取引先の方が立ち上げたベンチャー企業。
代表からお誘いを受け20代で中途入社しました。
はじまりは5人程度の少規模な会社でしたが、年を重ねるごとに、社員、契約社員を増員し、アルバイトを含めると 80人近い大所帯へと成長を遂げます。
従業員の平均年齢は28歳と若く、非常にフレッシュ。
発足当初こそ非常に自由な社風で、規則もほとんどないに等しい状況でしたが、従業員が増えるにつれて福利厚生に関して自分達でアイデアを出し合うことになり、管理職である私も制度を構築する側として、有給制度、リフレッシュ休暇制度、結婚記念日休暇制度、そして育休制度など、従業員の家庭環境の変化、家族構成の変化に備え、仕組みを整えることに奔走しました。
管理職の私が、まっさきに育休をとったワケ
従業員は20代から30代へ差し掛かる世代が多く、入社当時は独身だった私も29歳の時に結婚。
30歳で一人目の子を授かり、その際、会社で作ったばかりだった育休制度を利用してみることにしました。
一番は家族のためですが、真っ先に制度の管理者である私が利用することで、会社としてせっかく作った制度を今後利用してもらいやすくしたいという思いもありました。
私が取得した育休期間は1.5ヵ月、出産予定日から約6週間 です。
妊娠が分かるまでは夫婦二人だけだった私達家族。
ともに地方から上京してきたため、近隣に親はおらず、頼れる人が周りにいませんでしたが、里帰り出産は選ばず、当時住んでいた地域の産婦人科でお産を迎えることにしました。
このような状況もあって、人生の一大事である出産に向けて、 団結力が増したように思います。
育休期間、こんな風に過ごしてました
私の育休生活が始まって三日目に、無事赤ちゃんが生まれてきてくれました。
初めての子供の誕生に、今まで感じたことのない気持ちを味わいました。
嬉しさと同時に責任感も芽生えたことを覚えています。
家では二人を迎え入れるため、 掃除、洗濯、買い物、部屋を整えるなど、受け入れ体制を作り 、それ以外の時間は入院している妻と子供と一緒に病院で過ごしました。
この期間、仕事の事は一切考えず、家族とゆっくりいられたのはありがたかったですね。
入退院の送り迎えは私が運転するマイカーで行い、妻に休んでもらうため、入退院にまつわる細かい作業はできる限り私が担当しました。
退院後は、約4週間に渡って、赤ちゃんと過ごす日々を満喫!
1.5カ月という時間は、育休と呼ぶには非常に短く、あっという間に終わってしまいました。
瞬く間に終わってしまった育休期間
全てが初めてだらけの子育て生活。
夫婦二人だった環境からいきなりパパママになるわけですから、分からないことばかりで……瞬く間に過ぎてしまいました。
この4週間は自分にとって非常に大きかったです。
実際、妻をどれだけサポートできたかは分かりません。
自分が思った以上に何もしてあげられなかったような気がしますが、この“出産後のスタート”をともに過ごせたのは人生において非常に大きかったように思います。
“赤ちゃん”と呼べる期間は、過ぎてみればほんの一瞬。
この人生の中でも特別なかけがえのないひと時を、男親も“育休”を活用することによって、ぜひ体験して欲しいなと思います。(Oさん)
まとめ
妊娠後期から新生児期の子育ては、パパママにとっても子供にとっても慣れないことだらけで、喜びも戸惑いもひとしお。
そんなとき、パートナーが横にいて一緒に考えて過ごしてくれたら、とっても心強いですよね。
赤ちゃんと過ごす、人生の中でも特別でかけがえのないひと時…。
どんな風に迎えたいか、家族や会社で語り合ってみるものよいですね。