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【スムーズに職場復帰する方法】産休前の引継ぎ時期や、育休中にやるべきこと
派遣社員として、産休・育休を取得
私は結婚後、派遣社員としてカーディーラーで働いていました。
派遣は産休、育休があるイメージがあまりありませんが、私の派遣会社では制度が整っており、実際に制度を利用し復帰されている方もいるとのことでした。
私自身も、出産後も働きたいと思う気持ちが強かったので、妊娠が分かってから派遣会社の担当の方に相談したところ、快く産休を取らせていただけることになりました。
産休前に「1年以上はしっかり働きたい」とアピール
私が結婚し、派遣として働き出したのは、29歳の時でした。
当然、子供が欲しいとは思っていましたが、雇ってもらう以上、派遣でも最低でも一年はしっかり働きたいという思いが強かったので、面接でもそこは主張しました。
結果的に妊娠したのは働き出してから一年と少し後だったので、上司や他の社員とのコミュニケーションもしっかり取れており、妊娠の話も切り出しやすかったです。
産休に入る3ヶ月ぐらい前から、上司と今後の引き継ぎのことなど具体的に話をするようになりました。
切迫早産で、育休前に絶対安静状態に!
派遣会社からは、「所属店舗や部署は違うかもしれないが、また今と同じ派遣先の会社で働いてもらうことができる」と、言っていただけました。
そう言っていただけたのも、やはり周りの社員とのコミュニケーションが上手くいっていたからだと思います。
実際に引き継ぎの方に教え始めたのは、産休取得前2ヶ月ぐらいからでした。
しかしその後1ヶ月ほど経った時の妊婦検診で、私は切迫早産と診断されてしまい、有無を言わせず仕事を休まざるを得なくなってしまいました。
まさか自分が絶対安静になるなんて思ってもいなかったので、その時は赤ちゃんのことも心配でしたが、仕事をどうしようという思いが強かったです。
派遣会社の担当、派遣先の上司それぞれにすぐ電話し、状況を説明したところ、迷惑をかけてしまうにもかかわらず、温かい言葉をかけてもらえ、同時に、申し訳ない気持ちで涙が出ました。
良かったのは、引き継ぎを1ヶ月前から始めていたこともあって、だいたいの仕事の流れは次の担当の方に伝えてあったことでした。
職場復帰には、産休・育休前の信頼関係が不可欠!
仕事をしながら初めての妊娠で知ったのは、まず体調は自分では予期せぬ出来事もあり、決して思い描いたようにはいかないということです。
出産まで元気なのが当たり前ではなく、途中で入院になる可能性だって充分ありえるので、まだ引き継ぎは早いと判断せず、妊娠を会社に報告後は、できるだけ早めに準備をしておいたほうが良いと感じました。
周りの社員へ迷惑をかけないようにすることが、重要だと思います。
実際私は少なからず迷惑をかけてしまいましたが、出産後動けるようになってから一度職場へ挨拶しにいきました。
挨拶へ行って、職場の方と話せたことは、その後スムーズに職場復帰できた重要なポイントでした。
職場への挨拶は、子供を連れて行くのもオススメですよ。産後、子供の病気や行事などで仕事を休むときも、一度顔を見せておいた方が、心理的に抵抗が少ないと思います。
また、育休後に再び即戦力として働きたかったので、私は休みの間にパソコン教室に通い、少しでも自分のパソコンのスキルを上げることにしました。
実家近くに個人でパソコン教室を開いている方がいたので、子供を実家に頼み、月2回ぐらいのペースで、事務に必要なスキルを習いに行きました。自分自身にも気分転換になって良かったです。
私は幸い様々な条件が揃ってパソコン教室に通うことができましたが、子供の状況や自分の体調によっては難しいこともあると思います。その場合は、無理は禁物です。体調を崩しては元も子もありませんから。
産休や育休を取ることを良く思っていない人たちもいるかもしれません。
復帰しても、短時間勤務であったり、子供の急な病気で休まなくてはならない場面が必ずあります。
実際私も子供が小さいうちは何度も経験しました。
そんな時のためにも、日頃のコミュニケーションや、その後の自分の頑張りなどの信頼関係があるとスムーズだと感じます。
産休・育休を取った後も、自分なりの頑張りを周りに見せることが大切だと思います。