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職場近くの保育園で後悔、自宅近くの幼稚園で大満足の体験談!一体なぜ!?

私は3人の子供を育てながらフルタイムで働き、保育園・幼稚園どちらもお世話になりました。
今回は、それぞれのメリット・デメリットをご紹介したいと思います!
あくまで「我が家が利用した保育園・幼稚園の場合」ですが、保育園・幼稚園選びの参考にしていただけると嬉しいです。
超基本!保育園・幼稚園の大きな違い
働きながら子供を預ける場合、最も大きな違いは預けられる年齢と保育時間でしょう。
また、保育園と幼稚園は省庁の管轄も違います。
保育園
・対象年齢は0歳〜5歳
・朝7時〜夜19時など、幅広い時間に対応しているところが多い
・昼寝、おやつ、時間によっては夜食が出る保育園もある
・夏休み、冬休み、春休みなどの長期休業がない
・厚生労働省の児童福祉施設
幼稚園
・対象年齢は3歳〜5歳
・朝9時〜14時が一般的
・お昼寝、おやつはなし
・夏休み、冬休み、春休みなどの長期休業がある
・文部科学省の教育施設
例外もあるので注意!
3歳未満のみが対象の保育園もあります。
また最近では幼稚園でも、2歳から利用できたり、14時以降も延長できるところもありますので、それぞれの園をチェックする必要があります。
保育園には、認可保育園と無認可保育園がある
私自身も第一子の保活中に初めて知ったのですが、保育園には認可保育園と無認可保育園の2種類があり、2つは児童福祉法で分けられています。
認可保育園は、保育される子供の人数に対して、保育士の数、教室や園庭などの広さなど決められた基準を満たし、国から認可を受けた保育園です。
逆に認可を受けていない保育園が無認可保育園です。
無認可=危険というわけではなく、独自の特色やカリキュラムがあり、取り組みも様々。
2つの違いは、ズバリ保育料です!
認可保育園は世帯の収入によって変化しますが、無認可保育園は独自の値段を設定出来るので、「収入の高い世帯は、無認可保育園の方が安かった!」というパターンを聞いたこともあります。
我が家が利用した保育園の、メリットとデメリット
我が家の子供は認可保育園に入れなかったため、無認可保育園にお世話になりましたが、メリットも沢山ありました。
最大のメリットは、カリキュラムの充実です。
お世話になった保育園では、英語教育と食育に力を入れていて、子供もすぐにネイティブの発音を習得できました。
食育も、無農薬野菜や食品添加物のないお菓子など、身体に良いものを取り入れてくれていて、働く私にとっては大変ありがたかったです。
また、0歳〜就学前の園児がいたため、幅広いお友達の中で日々を過ごす事が出来たのも、子供の成長にとって大事な事でした。
デメリットは、園庭が狭くお散歩をして近くの公園に遊びに行かなくてはならない事です。
親としては、大きな園庭で安全に遊ばせることが理想でした。
我が家が利用した幼稚園の、メリットとデメリット
上の子供は6歳まで保育園に通い小学校へ入学しましたが、下の子供2人は2歳児クラスまで保育園に通い、年少クラスから幼稚園に転園しました。
それは上の子供で後悔した経験からの行動です。
実は、上の子供は自宅の近所ではなく、職場近くの保育園だったため、小学校に入学した際に知り合いは1人も居ない状況。
そんな中新生活が始まり、引っ込み思案な子供は、勉強に慣れる以前に環境に慣れることが出来ませんでした。
下の子供2人にはそれをさせまいと思い、自宅近くの幼稚園に入園させたのです。
そのため、「小学校のお友達を作り、小学生生活をスムーズにスタートできる」ということが、我が家にとっては幼稚園の1番のメリットでした。
幼稚園にもデメリットはあります。
保育時間が短いため延長保育を利用していましたが、30分毎に料金がかかるシステムだったので、長期休みになると保育園よりも保育料が高額になってしまいました。
しかし、幼稚園3年間で仲良くなれたお友達と共に小学校生活がスタート出来たことは、お金には変えられないものだと思い納得しています。
保育園・幼稚園は、小学校のことも考えて選ぼう
以上が、我が家が利用した保育園と幼稚園のメリットとデメリットです。
働き方や園の特色によっては当てはまらないかもしれません。
しかし、保育園や幼稚園を選ぶ際には、どうしても「家から近いか」「勤務時間と保育時間が合うか」「園と教育方針が合うか」など、今スグ関係することばかりに気を取られてしまいがち。
「子供の環境を作り上げ、スムーズに小学校生活をスタートさせるにはどうすればいいか?」という視点を持ち、小学校入学までのスパンで考えることで、我が家の上の子供のような後悔は減らせると思いますので、参考にしていただけると嬉しいです。
社内に託児所がある会社があったり、自宅近くの保育園に入れなかったりして、自宅から離れた保育園を利用しているご家庭も多いと思いますが、我が家のように途中で自宅近くの幼稚園に転園するのも、1つの方法だと思いますよ。
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