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パパママのヒヤリハット体験に学ぶ!赤ちゃん・子供をケガから守る方法とは?
子育てをしていて、「危ない!」とヒヤッとしたことはありませんか?
ヒヤリ・ハットとは、重大な事故には至らなかったものの、重大な事故になっていてもおかしくない出来事のこと。
1件の重大なトラブルの裏には、29件の軽微なミス、そして300件のヒヤリ・ハットがあると言われています。
いろんな子育て家庭のヒヤリハット体験を知って、赤ちゃんや子供をケガや事故から守りましょう!
3歳男子、道路に飛び出し交通事故寸前!
私には5歳の女の子、3歳の男の子、0歳の女の子の3人の子供がいます。これは真ん中の3歳の男の子の話です。
息子は保育園に通っていて車で送迎をしていて、送迎する際は保育園の目の前の対向道路に車を止めています。
その日もいつも通り迎えに行き、同じクラスの保護者数人と一緒に保育園の門を出ました。
当時イヤイヤ期真っ只中の息子はお友だちと一緒だったこともあってか、車に乗りたがりません。
仕方なく私だけが荷物を置きに車へ向かい荷物を置いていると、ほんの一瞬目を離した隙に息子が道路に飛び出してしまいました。
しかも、そこへタクシーが走ってきたのです!
とてもとても幸運なことにタクシーが減速していたため、息子の前で停車することができて、事なきを得ました。
あのときタクシーが減速していたなかったらと思うと、今でもゾッとします。そして一瞬でも目を離したことをとても後悔しています。
当然のことですが、小学生になると子供だけで登校します。
そして小学生の交通事故は、圧倒的に小学校低学年の男の子が多いとの新聞記事もありました。
先述の一件以来、私は息子が交通ルールを学ぶ機会を積極的に作らなければと考え、公園へ遊びに行く際、買い物に行く際、お出かけする際、意識して交通ルールを話したり、実際に私が見本を見せたりするようにしています。
「右はOK、左もOK、さぁ渡ろう」と指差呼称したり、「白い線より建物に近いところが歩くところだよ」と声掛けをしたり。
心掛けているのは、何度も同じことを言うことと明るい口調で話すこと。
何回も話すことで息子へ自然に刷り込まれていけば良いなぁ、何回も伝えることは怖い口調で話したら「怖い」という印象しか残らないかなぁと考えているからです。
息子が小学校へ入学するのは4年後。この取り組みの結果が出ていれば良いなぁと願ってます。(トミーさん)
※参考※
小学生の交通事故実態 – 北海道警察
注意しても聞かないイヤイヤ期は、環境を変える方法も
子供が2歳を過ぎて動きがどんどん活発になる時期、高いところに上るブームがありました。
公園などではぴったりくっついて目を光らせていれば大丈夫ですが、問題は家の中でした。
気がつけばタンスの上に登っている、出窓に登りジャンプするという、まるで「お猿さんを飼っているのか!?」という状態。
知恵もどんどんつき、イスを持ってきて高いところに登る、タンスの引き出しを開けて上に登る、など注意しても好奇心の方が勝り全然言うことを聞きません。
すっと見張っていては家事もできないので、ヒヤヒヤしながら家事をこなしつつ注意する日々を送るうち、ついにタンスから転落したことがありました。
頭を打ち、タンコブになって大泣きしましたが、大事には至らず、翌日にはまた登っていました。
そこで「もう魔の2歳児には何を言っても聞かないし、危険さもわかってない!」と思い、落ちてもせめて怪我をしないような環境にしてしまおうと、
フローリング部分に全てジョイントマットを敷き詰めました。
購入したのは西松屋の商品で大判で敷きやすく、値段も手頃。
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Smart Angel)くみあわせマット(ブラウン&ベージュ) 大判4枚[ジョイントマット] |
その後ももちろん何度か落ちましたが、タンコブになることなく、私もヒヤヒヤするストレスが減りました。
「ちゃんと注意してわかるようにした方がいいのかな」と思う気持ちもありましたが、子供が理解して実行できるようになるまでには時間がかかるもの。
その時その時で、親子がストレスなく過ごせる環境が一番だと思います。(はっちさん)
上の子の手が、エレベーターの扉に挟まれた!
子供が1人だった頃は、外出する際は必ず子供の手を引いていましたが、2人目が生まれるとそうもいきません。
下の子を乗せたベビーカーを押していると、上の子の様子がどうしても見づらくなります。
ある日、長女5歳、次女2歳の2人を連れて病院に行ったときのこと。
上の子の用事で出掛けたのですが、どうしても私1人で下の子も連れて行かないといけない状況でした。
いつも通り歩いていると、大きな幹線道路のところで地下道に行くためのエレベーターがありました。
子供は、こういうときに階を押すボタンを押したがったりしますよね。我が子も率先して押して中に入ったのです。
そして、ベビーカーと私が入りにドアが閉まろうとするときに、事件は起こりました。
我が子がエレベーターのドアのところに手を出して、中に自分の手を入れようとしたのです。
イメージがつきにくいかも知れませんが、外が見えるようになっている二重の扉が付いているものと想像してください。
子供の手が内側の扉に挟まった状態で外の扉が閉まり、そのままエレベーターが動いてしまったのです!
どうしたらいいかわからなくて固まってしまい、咄嗟には何もできませんでした。
そして意識が一気に恐怖に変わり、とにかく非常ボタンを押し続けました。
上の子は、特に痛くはなかったらしく、泣いたり叫んだりしなかったのですが、その動き出したエレベーターが次の階に到着して扉が開きました。
非常ボタンを押し続けても開かなかったのに、次の階にいた人が押したのでそこで開いたのです。
情けない話ですが、この人が押してくれてなかったらと思うと背筋が凍る思いがします。
「子供は突然行動する」ということを、本当に思い知らされた一件でした。
幸い上の子はケガもなく、むしろ私の慌てぶりの方に驚いていました。
子育て中に、1人で子供を2人以上連れて出掛けなければいけないことはいくらでもありますので、エレベーターに乗る時はぜひこのケースを思い出してみてください。(夏休みそうめんさん)
赤ちゃんは首がすわる前でも動く!
現在、3ヶ月の子供を育てている者です。生後2ヶ月の時に、ヒヤリハットを経験しました。
日中はプレイマットの上で過ごさせる事が多かったのですが、上の子がそばでバタバタしてしまい危ないことと、泣いたときの抱き上げやオムツがえの便利さもあり、プレイマットをちゃぶ台の上に置くようになりました。
足をよく動かす子なので、ちゃぶ台がドンドンなったり振動がくるのも楽しい様子。
寝返りをするようになるまでは、こうやってすごそうと思っていました。
ある日、ふと目をやると赤ちゃんを置いた位置からかなり斜めの方向にずれていて、頭がギリギリはじっこまで行っている所を発見!まさに転落寸前でした。
まさか動くとは思っていなかったので、自分の勘違いなのか目を疑いましたが、赤ちゃんが自分の足でバタバタとさせながら動いたとしか考えられず、すぐにちゃぶ台を撤去して、上の子に転ばれないような場所に移動しました。(オッタさん)
歩道を歩くときにも注意!自転車にヒヤリ……
息子が2才のイヤイヤ期の頃、公園に遊びに行くときになかなか手をつないでくれなくて困っていました。
無理やり手をつなぐようにはしていましたが、どうしても手をつないでくれないときにはなるべく息子の近くにいることしかできません。
あるとき手をつないでいないときに、歩道で1人で急に走り出してしまい、自転車にぶつかりそうになってしまいました。
結局何もなくてホッとしたのですが、心臓が止まるかと思いました。
それ以来、どんなことがあっても外では手をつなぐようにしています。
自転車にぶつかりそうになったときは人通りの多い歩道を通っていたので、なるべく人通りや車の交通量が少ない道を選ぶことも。
どうしても手をつながないときには、ベビーカーに乗せたり抱っこひもで抱っこしたりして乗り切っています。(ゆうさん)
赤ちゃん・子供は、思わぬ場所でケガをする!
どの体験談も「ちょっと目を離した瞬間に……」「気をつけていたのに……」「まさか、こんなところで……」というものばかり。
もちろん声掛けをする、目を離さないようにするのが基本ですが、まだまだ自分で危険を察知して動けない赤ちゃんや小さな子供の場合は、ハーネスやベビーゲートなど、便利グッズの手を借りるのも有効です。
「大丈夫なハズ!」と楽観的になりすぎず、「もしかしたら、危ないかも……」という目線で、家の中やよく行く場所をもう一度チェックしてみてください。