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【幼稚園トラブルの体験談と対処方法】持ち物トラブルが子供の成長に繋がった!
赤ちゃん時代からすると、かなり成長したように見える幼児期の子供たち。
幼稚園児になってもまだまだトラブルは起こります。
「大きくなって子供が自分で持ち物を管理するようになり、紛失などのトラブルが増えた」というケースも……。
しかし、対処方法次第でトラブルが子供の成長につながることもあるんです!
幼稚園トラブルの体験談と対処方法を、パパママに教えていただきました。
幼稚園トラブル「お友達と遊んでいてケガ」
長男が年中の4歳のとき、仲の良いお友達と遊んでいて押されてケガをするという出来事がありました。
先生にSOSが出せなかった息子
長男は普段は割と温厚な性格なのですが、帰宅後いきなり妹を押して泣かせるということがあり、理由を問い詰めたところ「幼稚園でお友達に押されたから、自分も妹を押した」という答え。
さらに詳しく聞くと、「こけて肘を擦りむいたが、お友達に嫌だと意思表示をすることも、泣いて先生に訴えることもできなかった」とのことでした。
親としては、「お友達に嫌だと伝えるなり、先生に言って助けてもらうなりしてはどうか」とアドバイスしましたが、年中になりたての長男には意思表示が難しい様子でした。
今回押してきたお友達のお母さんとは面識があり、おそらくふざけてじゃれて押した程度であると推測できましたが、今後の園生活を過ごしやすく事も考えて担任の先生に連絡ノートで相談しました。
先生の声掛けで、自分でSOSを出せるように
すると、翌日には先生からお電話を頂き、本人とお友達に事実確認をした上で「先生は〇〇くんの味方だから、困ったことがあったら何でも言ってね」と伝えてくれたそうです。
年中になりたてで先生との信頼関係も築けていない頃だったので、この一言の声掛けが我が子にはとても心強かったようです。
息子はその後、困ったことがあったときには、担任の先生はもちろん他の先生方にも、自分で困っている旨を伝えられるようになり一安心しました。
トラブルはその都度解決する!
この経験から「小さな出来事でも、放っておくと大きな怪我につながったり、本人がストレスを溜め込む原因になりかねない」と感じました。
芽は小さいうちに摘むと言われるように、何かトラブルがあったときこそ変わり時!
その時々の経験を活かして一つ一つ問題を解決しておくことが、子供の成長に繋がると思います。(ゆーくんママ)
幼稚園トラブル「集金のときは連絡をしっかりと」
子供が幼稚園の年長に在籍していた頃のことです。
子供が通っていた幼稚園では、家族の通院などの用事がある場合は、通常の保育時間を超えて子供を預かってくれる延長保育の制度がありました。
予約制で、事前に預かってほしい日時の申請が必要です。
延長料金は申請書と一緒に連絡袋に入れ、子供を通じて担任の先生に提出するシステムでした。
延長料金が入っていない!?
ある日、その延長保育の申請をしたところ、担任の先生から連絡がありました。
「申請書だけが連絡袋に入っていて、料金が入っていないので、料金をもう一度持たせてください」とのこと。
確かに入れたつもりだったのですが、証拠があるわけでもなく、もう一度料金を子供に持たせました。
2〜3日後、幼稚園の事務室から「料金が二重に払い込まれているので片方をお返しします」と電話が。
寝耳に水なので、どういうことか説明をしてもらったのですが、どうも担任の先生が最初に申請したときのお金を事務室に提出したのを忘れていて、もう一度集金してしまったらしい、とのことでした。
そのあと、担任の先生からもお詫びがありましたが、事務室より先に担任の先生からの連絡が欲しかったです。
集金のときは、連絡帳&直接声掛けを徹底!
一応解決はしましたが、その後延長保育の申請をするときは、必ず連絡帳に「今日持たせました」と書き込むようにしました。
さらに、子供を幼稚園に送っていく際にも、担任の先生に直接声を掛けることに。
その後、同じトラブルは起こりませんでしたが、こちらにはなんとなくもやもやした気持ちが残りました。(あおいさん)
幼稚園トラブル「持ち物トラブルをなくす方法!」
現在年中クラス、4歳児の息子を持つ母です。
私が子供の園生活で、トラブルが多くて困っていたことは、私物の紛失&間違えて持ち帰ることでした。
字が読めないうちは、持ち物トラブルも多い!
年中クラスにもなると、着替えなど私物の管理は基本的に子供達がしている様子。
先生が1人で見なければいけない子供の数も多いので、細かく先生に確認していただくのも難しい状況です。
また、息子は自分の名前を読めるのですが、まだ字が読めない子もいます。
そして、みんな同じような物を持っていますよね…。
もし間違えて持ち帰ってしまったら
まず、息子が間違えて他の子供のものを持ち帰った場合は、衣類やタオルなら洗って翌日お返しするようにしています。
しかし、連絡帳や体操服など「これは今日中に手元にないと困るのでは……?」といったものがまぎれていることも。
逆に幼稚園でなくしたのに、何日経っても返ってこない服や小物もあります。
あまり疑いたくはないですが、記名はしているはずなので「わかっていて返してもらえていない?」と思うこともありました。
迷惑はかけたくないし、お友達も疑いたくありません。しかし、先生に頼むわけにもいきません。
お迎え時に、子供と持ち物チェック
そこで、トラブル回避のために、お迎え時の持ち物チェックを徹底しました。
お迎えの際に、息子と一緒にカバンの中身を一つ一つ確認するのです。
先生や他の保護者に嫌味と取られるのも嫌だったので、ロッカーの前で「シャツOK?」「タオルOK?」「連絡帳の名前OK?」とチェックしていました。
持ち物チェックが、子供の成長につながった!
すると、子供が自分で取り出して確認してくれたり、たたんでいないものをたたみ直してくれるようになったり、足りないものや間違えたものがあるとその場で教えてくれたりと、子供も協力してくれるように。
その場でお友達に返したり、間違えて入っていないか聞くことができて、持ち物トラブルは解消。お友達も一緒に確認してくれるようになりました。
「持ち物を確認する習慣が生まれ、自分で持ち物を管理できているという自信につながってる」と先生が教えてくださったときは、トラブル解決にも増して嬉しく感じました。(Yママさん)
幼稚園トラブル「日本語が通じない子供とのコミュニケーション」
子供が5歳の頃、幼稚園に外国人のAちゃんが転園してきました。
ご両親とも日本語が通じず、もちろんAちゃんも英語しか話せません。
Aちゃんは明るい子で、幼稚園で会うとニコニコと「ハロー!」と話しかけてくれました。
うちの子供は英語は話せませんが、「ハロー」くらいは意味が分かったので、朝会うときには必ずその子に「ハロー!」と笑顔で挨拶していました。
言葉が通じず、子供同士がトラブルに
トラブルがあったのは、それからちょうど1か月くらい経った頃のことです。
降園の時間に迎えに行くと、涙を流して泣きじゃくるうちの子と、気まずそうにしているAちゃんがいました。
先生に話を聞くと、Aちゃんが「〇〇ちゃん(うちの子)が自分と一緒に遊ぶ約束をしたのに、他の子と遊びに行ってしまったから大声で怒鳴ってしまった」とのことでした。
詳しく事情を聞くと、うちの子は「Aちゃんに何か話しかけられたけど、英語だから良く分からずに、『うん』と答えてしまった」と。
悪いことをした自覚はなく、いきなり分からない言葉(英語)で大声で怒鳴られたから怖くなってしまったそうです。
その時は先生が間を取り持ってくれ、Aちゃんに英語が分からなかっただけで悪気はなかったことを伝えてくれました。
また、うちの子には、分からない時には安易に「うん」と言わず、「分からない」と伝えることの必要性を教えてくれました。
また普通に遊べるように
それからしばらくの間は怒鳴られたことが心に残り、幼稚園でAちゃんを避けるような場面もありましたが、クラス全体で遊んだりするなかで、また普通に遊べるようになっていきました。
相手の保護者からは「お子さんを泣かせてしまってごめんなさい」と謝っていただき、英語が苦手な私は「こちらこそすみませんでした」と返事をするのが精いっぱいでしたが、園や地域で会えば挨拶をする関係は続いています。
子供にとっては、知らない言葉で怒鳴られるのは怖い経験だったとは思いますが、良い勉強になったと思っています。(ひろ☆彡さん)
トラブルの解決が、子供の成長につながる
乳児期を卒業して幼児期に入った子供たちだからこそ、トラブルの解決が成長につながっているのが印象的でした。
自分の気持ちが伝えられるようになったり、持ち物が確認できるようになったり、いろんなことを通してお兄さん・お姉さんになっているんですね。
「子供には良いことや楽しいことだけ経験させてあげたい」「トラブルには遭わせたくない」という親心はもちろんありますが、きちんと解決すれば良い影響を与えることもできます。
トラブルが発生したら、親も子供も成長できるチャンスと捉え、前向きに解決方法を考えられるといいですね。
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