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双子のパパママが教える双子育児のコツ&双子本人が語る「絶対にやめてほしいこと」とは?
将来双子がほしい方、妊婦健診で双子だとわかった方、双子を育てている方のために、双子育児経験者や双子本人の声を集めてみました。
双子で良かったこと、双子育児を乗り切るコツ、双子からの切実なお願いなど、双子を育てる際に知っておきたい情報ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
「双子で良かった!」と思うことの方がはるかに多い!!
現在6歳双子男児のママをしております。
双子男児と言うと大概「大変ね~」「パワーいるでしょ」と同情の目で見られることが多いのですが、私としては「双子で良かった!」と思うことの方がはるかに多い!!
その主な理由を以下5点にまとめたいと思います。
1.双子は目立つ!
小さい頃から2人を連れて歩けば注目の的!
上にもう1人女の子がいるのですが、「私もいるのに……」と拗ねてしまうほど、どこへ行ってもアイドルです♪
2.双子は勝手に遊ぶ!
家でも常に同級生がいるんですよ。
「暇~、ゲームしていい?」なんて言ったことありません。
常におしゃべり、常に遊んでおります。
親が相手してなくても遊んでてくれるので、家事も進みます♪
3.双子はよきライバル!
うちはそれぞれに得意不得意は違いますが、それなりに張り合ったり、誉め合ったりしています。
苦手なことも、隣で楽しそうにしてたらやってみようかな、と思える機会は増えるものです。
4.双子は聞き漏らしが少ない!
保育園での出来事も、1人だと聞き漏らしてきたり、間違ってたり、勝手に解釈してたりするのはよくある話。
双子なら、2人の話を合わせると「あー、つながった!」ということがよくあります。
おかげで他の保護者からもよく問い合わせがあるほどです。
5.双子は心強い!
小学校へ上がる時も、初めての習い事も2人はいつも一緒。
2人でならどんなことも乗り越えられる!
お留守番だって頑張れちゃいます♪
そんな2人を見ていると兄弟だけど男の友情?を感じちゃう母です。
以上、大変なこと、双子ならではの悩みもあるかもしれませんが、それ以上に素敵なことが盛りだくさんの双子育児。
皆さんもぜひぜひ楽しんで欲しいと思います♪(ゆかいなさん)
双子育児で、特別な体験がたくさんできます
現在2歳の男女の双子を育てています。双子の上にお兄ちゃんもいます。
わたしが双子を育てていく中で感じたことをお話ししていきたいと思います。
双子育児で、大変だったこと
大変なことは数多くあり語り切れない程ですが、一番大変だったのは双子の夜泣きです。
1歳ころから1年程続いたのですが、1人が泣くともう1人が泣き私の睡眠時間は皆無でした。
2人同時に泣かれた時の疲労感は、上のお兄ちゃんの夜泣きの時とは比べ物にならない程のものでした。
私は、睡眠不足が肉体的にも精神的にも辛くなってきてしまい常にイライラしていました。
そんな私の様子を見ていた夫が、休みの日は夜の双子の世話をしてくれるようになりました。
また、私の母が夜泣き対策として時々泊りに来てくれるようになり、大変な夜泣きの期間をなんとか乗り越えることができました。
双子育児で、楽しいこと
私は、双子を出産して本当に良かったです。
我が家の双子はとても仲が良く、朝起きてから夜寝るまで常に一緒にくっついています。
お互いの姿がみえなくなると泣いてしまう程です。
とにかく可愛くてしょうがないです。
育児が大変でも、仲良く遊んでいる子供たちの姿を見るだけで幸せな気持ちにさせてもらっています。
双子が生まれて、私たち家族は特別な体験をたくさんさせてもらっていると考えています。
大変なことの方が多いですが大変なことに慣れてしまい、ひとりでのんびりする時間があったりすると逆にソワソワします。
今後も一日一日頑張って子どもたちの成長をそばで見守りたいです。(ぽんさん)
双子育児がラクになるコツ!
女の子の双子を育てています。
小さいころは記憶がないほど大変な日々でしたが、幼稚園児となった今はとってもラクになりました。
そんな私が双子を育てるにあたって気を付けていた点がいくつかあります。
自分のことは自分でさせる
これは私が2人分の用意をするのが面倒だったからなのですが、自分のことは自分でするように3歳ごろから何となく促してしました。
最初は「自分がやったほうが早い」と思いますが、後々考えると子供自身にやってもらった方がずっとラクです。
今では、幼稚園の用意も帰宅後の後片付けも全部自分たちでやっています。
通っている幼稚園では、登降園は制服で幼稚園では体操服を着るため、毎日洗濯物が沢山出ます。
コップ袋やナフキンなどもあり、それを毎日洗濯カゴまで持って行くのは面倒。
子供も面倒がったので、逆に洗濯カゴをリビングに持ってきて洗濯物をポンポン入れてもらい、カゴを運んでもらう方式に変更したところ、自分たちでやってくれるようになりました。
双子の競争心をあおらない
我が家の双子は見た目はそっくりですが、成長にともない得意・不得意が出てくるようになりました。
本人たちも、相手が出来たのに自分ができないとやる気を無くすことも。
そのため、私自身が競争心をあおるようなことはできるだけしないように心がけています。
褒めるときは相手と比較して褒めないようにし、同じだけもう1人も褒めるようにしています。
自転車や逆上がりの練習などは2人で一緒にするときもありますが、たまには1人ずつじっくり見てあげるのがオススメ。
その方が、子供たちも落ち着いて練習出来ますし、相手が先に出来たことを自然に褒め、本人も前向きに頑張れるようです。
おもちゃもおやつも平等に
おもちゃもおやつも2つないと、もれなく喧嘩が勃発します。
我が家の双子はおやつを半分こするのが大嫌いなので、必ず2つ用意しています。
多少出費は増えますが、喧嘩が始まるとこちらも大変なので、おもちゃもおやつもそれぞれ2つずつにしています。
最後に、双子育児はとても大変ですが、なるべく自分のことは自分でさせ、無駄に競争心をあおらないよう、なるべく平等に育てた結果、2人で仲良く遊べるようになりました。
もちろんたまに喧嘩もありますが、お互いの言い分を聞いてあげられるだけの余裕が出てきたので、子供たちの不満も解消できるようになったかな、と思います。(hyさん)
双子のお散歩は、必ずマンツーマンで
私は現在66歳の男性で妻が62歳です。
4人の子供がおりますが、36歳男・33歳女・30歳男女です。
つまり、30年前2卵生双生児として2人は誕生しました。
家を新築し引っ越して間もなくでした。
二卵性ですので全く似ていません。
単純に考えて、育児に関わる作業は倍になる訳ですから大変です。
おむつ交換・授乳・抱っこ・入浴・寝かしつけ等ひっきりなしに妻は動いていました。
しかしながら、良くできているもので、息子は良く熱が出たり手がかかりましたが、娘はおとなしく図太いのか健康そのもので全く手がかかりません。
周りの人からの「かわいい!」が励みに
その当時、男女の双子は珍しかったようで友達から羨ましがられました。
中には見世物みたいに見に来る人もいました。
双子用のベビーカーで散歩していると、「かわいい!かわいい!」と道行く人が寄ってきました。
器量が良くてかわいいというのでなく、赤ちゃんが並んで散歩しているという光景がかわいく映ってのことだと思います。
でもそう言われると余計かわいくなり、普段の大変さが報われる思いがありました。
双子育児は外出が大変!
一番大変なのは動き始めてから、特に歩くようになり外へ出る時です。
必ずふたり(夫婦)で出かけるようにしました。
反対方向に歩き始めても対応できるように、マンツーマンのシフトを敷いていました。
そういった時も息子はすばしこく目が離せませんが、娘はおっとりして放っておいても大丈夫でした。
子育てしやすいように、打ち合わせしてそれぞれの役割を決めて生まれてきたのかなと思えました。
「子供は放っておいても育つ」と昔の人に良く言われましたが、それは「放っておいてもいいときがある」という事であり、常に思いをかけていることが大事です。(かんとくさん)
双子からのお願い「何でも比較しないで」
双子育児といっても、私が双子を育てているわけではなく、私自身が双子です。
双子を育てる際に、ぜひ双子として生きる本人たちの気持ちを理解してほしいと思います。
双子はとにかく比較される!
双子と聞くと、「双子だから○○の部分がそっくり」とか「双子なのに〇〇が全然違う」ということをよく言われます。
要は同じ日に生まれた子供同士を比較し、共通する部分・相反する部分を探されるのです。
しかし双子として育った私から言わせれば、なぜその必要があるのでしょうか?
同じだったとして、または違ったとして、なぜそれをいちいち指摘されなければならないのでしょう?
双子に優劣をつけないで
私たち双子は生まれた時からともに仲良く育ちました。
ですから、正直どちらが兄どちらが弟という上下の意識もありません。
ですが、周囲は成績、運動、性格などあらゆることを挙げて比較したがり、指摘してきます。
正直言って双子である私たちにとっては迷惑でした。
比較するということは優劣をつけるということにもなります。
ということならば、どちらかが優れているのであれば、どちらかは劣っているということです。
私たちはそんな意識をお互いに持ったことすらありません。
なのになぜ無関係かつ無神経な大人たちはこうも比べたがるのでしょう?
双子の本音
「違って何が悪いの?同じでないといけないの?」それが双子である私たちの本音です。
もし双子をお持ちのご夫婦がいらっしゃったら、「双子と言えども別々の人間。違って当然。周りの無神経なこういった意見にとらわれる必要はない」と言いたいです。
双子としてのそれぞれの生き方・違いを尊重してあげてください。(TBSIRさん)
双子育児の支援について
双子のパパママの体験談からも、双子は他の子供たちと同様にかけがえのない存在だということがわかります。
一方で、妊娠中のリスクや子育ての大変さなど、双子ならではの悩みがあるのも事実です。
JAMBA(一般社団法人 日本多胎支援協会)では、双子三つ子など多胎の妊娠・出産・育児に役立つ冊子を配布しています。
また、自治体によって内容は様々ですが、多胎児を育てる家庭をサポートする制度もあります。
例えば、東京都荒川区には「ツインズサポート事業(多胎児家庭支援)」があり、
・タクシー利用料の全額を助成 限度額2万円
・一時保育等利用料の半額を補助 限度額2万円(4万円分の利用まで)
などの支援が受けられます。
ご自分の自治体の制度を確認してみてください。
地域ごとに多胎児を育てるパパママが集まるサークルもあり、JAMBA(一般社団法人 日本多胎支援協会)のこちらのページから検索できます。
何か悩みや困りごとがあれば、1人で抱え込まず必ず誰かに相談してみてください。
子育てのミカタも、役に立つ情報をお伝えしていきたいと思います。
知りたいことや伝えたいことがあれば、ぜひお知らせください。
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