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赤ちゃんをインフルエンザから守るには?親も予防接種が必要?

毎年世界中で大流行するのが、ウィルスにより風邪のような症状を引き起こすインフルエンザです。毎年違った種類のウィルスが出てくるため、毎年ワクチン接種を促すポスターやCMを観たことのある方も多いと思います。このインフルエンザ、通常の風邪よりも感染力が強く、発症すると症状も重いのが特徴です。
通常抵抗力のある大人がインフルエンザにかかった場合、1〜5日程度の潜伏期間の後、38度以上の高熱が出たり、筋肉痛のような痛みが出たりと、全身に症状が表れ、約一週間程度で治癒しますが、症状が重いと肺炎や、心不全など重大な病気を発症してしまうともあるのです。
赤ちゃんがインフルエンザにかかった時の症状は?
では、赤ちゃんや子供ではどういった症状が出るのでしょうか?実はインルエンザの感染者で一番多いのが10歳未満の子供です。なぜなら、子供や赤ちゃんは抵抗力が弱いため、インフルエンザウィルスとの接触によりすぐに感染してしまうのです。
特に子供は学校や幼稚園などで、他の子供と触れる機会も多いため、すぐに流行してしまうんですね。インフルエンザの特徴はいきなり高熱が出ることです。そして、痛みが全身に及ぶことも特徴といえるでしょう。
子供や赤ちゃんが冬に高熱をだしたり、全身の痛みを訴えた場合、インフルエンザの可能性がありますので、すぐに病院に連れて行きましょう。
インフルエンザから赤ちゃんを守るにはワクチンが有効
インフルエンザはかからないことが一番良いですから、子供や赤ちゃんにはかからないよう十分注意をしてあげてください。そのため、赤ちゃんや小さな子供がいる家庭ではインフルエンザワクチンをオススメしています。
家族全員がインフルエンザワクチンを接種するのが理想ですが、小さな赤ちゃんはインフルエンザワクチンを自ら接種することができません。ですので、両親がワクチンを受けることにより、赤ちゃんに移す可能性を最小限にしてあげましょう。
インフルエンザのワクチンの効果はワンシーズンのみですので、毎年きちんと流行が起こりやすい冬になる前に接種するのが理想的です。赤ちゃんを守ってあげれるのは両親ですので、小さな赤ちゃんがいるご家庭では、ぜひ接種することをオススメします。
インフルエンザのワクチンは、感染を防ぐだけでなく、かかってしまった時に重症化を防ぐ役割がありますので、小さな赤ちゃんを守るためにも、ご両親は必ずインフルエンザワクチンを接種してあげてください。
パパママなど身近な家族がインフルエンザにかかってしまうと、赤ちゃんの世話も大変ですし、赤ちゃんに移す危険性も多いので、家族みんなでワクチン接種をし、外出から帰ったら手洗い、うがいをするなど、インフルエンザにかからないよう気をつけましょうね。
インフルエンザで怖いのは合併症です。
そして、インフルエンザの流行が起こりやすい冬は、赤ちゃんをあまり人ごみの多い場所へ連れていかない。などの対策も取りましょうね。
赤ちゃんがインフルエンザにかかってしまうと、40度以上の熱が出たり、頭痛、筋肉痛、倦怠感などの症状が現れます。
症状を言葉で表せない赤ちゃんだけに、パパママなどお世話する方が様子をよく観察して、赤ちゃんが普段と違った様子を見せた時はすぐに病院へ行きましょうね。
そして、赤ちゃんがインフルエンザにかかってしまうと怖いのが合併症です。赤ちゃんは抵抗力がとても弱いですから、重症化しやすく、インフルエンザ脳炎や気管支炎、肺炎など危険な合併症を引き起こしてしまう可能性が大いにあるのです。
そういった危険に赤ちゃんを晒さないためにも赤ちゃんがいる家庭でのインフルエンザワクチンは必要といえるでしょう。
小さな赤ちゃんがいる家庭では、両親は健康的な生活を心がけ、ワクチン接種をし、大切な赤ちゃんをインフルエンザウィルスから守ってあげてくださいね。家族で赤ちゃんを守るという意識が重要ですよ。