- 子育てノウハウ
- 4歳〜
子供のやる気を引き出し、勉強好きにする親の行動3つ!勉強しなさいは禁句
「子供を将来勉強好きにしたい!」「自分から進んで勉強をする子にしたい!」と思っている方は多いのでは?
何を隠そう、私もそうでした。
そこで今回は、私が実践した「子供が自分から勉強するようになるコツ」をご紹介します。
これからお子さんが小学校入学を控えている方は、参考にしてみてくださいね。
自分と同じようにはしたくない!
私の母はいわゆる教育ママでした。
かなり勉強をさせられたためか、私は勉強嫌いに。
高校に入学してからは全く勉強をしなくなってしまいました。
自分の経験から、子供たちには勉強を嫌いにならず、自分から進んで学習に取り組めるようになって欲しいと思うようになりました。
私の子供たちが通っていた幼稚園は、園長先生がよく子育てのアドバイスをしてくれたんです。
その中には、小学校に上がってからの家庭学習についてのものも。
「子供たちを自分のようにはしたくない!」と思っていた私にとってこれは大変ありがたいものでした。
「勉強しなさい」と言わない
子供を自ら家庭学習に取り組むようにさせるための園長先生のアドバイスの一つが、「勉強しなさい」と言ってはいけない、というものでした。
「勉強しなさい」と言われることで、子どもは「やらされる」と感じ、やる気を失ってしまうのだそうです。
確かに私も自分自身を振り返ってみると、「勉強しなさい」と言われると途端にやる気を失っていました。
「やらされる」と感じさせず、自分から「やりたい!」と思わせることが大切なようです。
子供のモチベーションを高める働きかけをする
いくら「勉強しなさいと言ってはいけない」とは言っても、親からの働きかけが全くない状態では子供はなかなか自分から学習に取り組むようにはなりません。
子供のモチベーションを高める働きかけは必要です。
子供のモチベーションを高めるために、我が家では2つのことを意識していました。
1つ目は、園長先生に薦められた、「親も一緒に勉強をする」という方法。
子供が今やっている学習の内容を聞き、その事柄について一緒に調べたり、その内容について質問をしたりしていました。
そうすると、子供の「勉強したい!」というモチベーションが高まるのだそうです。
我が家では、「今日どんなこと勉強したのか教えて?」と質問をしたり、子供が勉強内容について話をしてくれた時に、「へー、お母さん知らなかった!」などと大げさに驚いて見せたりしていました。
2つ目は、将来の話をよくするということ。
「将来これがしたい!」というものができると、勉強のモチベーションにつながるのではと考えたためです。
「将来何になりたい?」とか、「こんな仕事があるよ」という話をしながら、「この仕事につくには、こういう大学に行く必要があるね。」「そのためにはこういう勉強が必要だよ」という話を聞かせていました。
子供たちが勉強好きに!
現在うちの子供たちは中3と高2です。
先ほどご紹介した2つの点に気を付けた結果、今では自分から家庭学習をするようになりました。
ここまで来るにはもちろん紆余曲折がありましたし、なかなか思うように勉強へのモチベーションが上がらずに「本当にこれでいいの?」と思ったことも……。
息子にいたっては、友達と遊んでばかりで勉強をしない日もしょっちゅうでした。
しかし中学に上がり将来の目標が決まると、2人とも自分から勉強をするようになったんです!
今では二人とも、「勉強は嫌いじゃない」と言うように。
もちろん子どもの性格や家庭の考え方などにより、やり方はこのほかにもたくさんあると思います。
大切なことは、「やらされているという気持ちにさせない」ということと、「勉強をしたい!という気持ちにさせる」ということです。
私の経験が、少しでもお子さんが小学校入学を控えている方の参考になると嬉しいです。
今回のまとめ
自分から勉強をする子供にしたいと思ったら……
・「勉強しなさい」と言わない!
・親も一緒に勉強する
・「将来何をしたいか」などの問いかけからモチベーションを引き出す!
年齢が変われば、悩みも変わる……
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