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認定こども園のメリットとデメリットって何?幼稚園や保育園との違いは?

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    ここ数年、保育園不足待機児童問題が新聞やテレビで取り上げられるようになりました。

    子供を預けたくても預けられない親達の悲痛の声が、ようやく社会にも広がっています。

    子育ては生活費や学費など、何かと出費が嵩みます。

    子供達の将来に備えてお金を貯めることも必要です。

    そのために仕事をしたいと思っても、保育園や幼稚園になかなか預けられないという方も多いでしょう。

    この状態を解消するために、子育て中の方を支援する施設として認定こども園が開設されました。

    名前はよく聞くけど、どんな施設なのかよく分かりませんでした。

    妹が春から仕事に復帰し、8ヶ月の赤ちゃんを預ける所を探していたので、近所の認定こども園でお試し入園に参加しました。

    その時に調べたことと感想を紹介します。

    認定こども園ってどんな所?

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    認定こども園は2006年に発足した施設。

    就学前の子供を保育と教育両方の面からサポートするために作られた幼保一体型施設がこの認定型こども園です。

    保育と教育の両方を補い、地域として子育てを支援する施設の役割を果たす目的で設置されました。

    もともと地域にあった幼稚園や保育園が、この役割を担う施設として申請し、都道府県の認定を得て認定こども園になっています。

    認定こども園を利用できる条件と時間

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    認定こども園を利用できる子供の条件は?

    保育園は、ひとり親、共働き、産前産後、通学、介護など、何かしらの理由で子育てが難しい家庭が対象となっています。

    一方で、認定こども園は家庭の状況は関係なく誰でも利用できます。

    つまり幼稚園と同じ条件。この点が保育園と大きく異なります。

    認定こども園の預入時間と対象年齢は?

    保育園・保育園・認定こども園、それぞれの一般的な預入時間と年齢を紹介します。

    保育園 …… 7時半〜17時(延長可) 対象年齢は乳児〜就学前

    幼稚園 …… 9時〜14時 対象年齢は3歳〜就学前

    認定こども園 …… 7時半〜17時(短時間・延長可) 対象は乳児〜就学前

    認定こども園は、幼稚園と保育園の両方を兼ね備えた内容となっています。

    時間単位での延長も可能なので、急な仕事や用事の場合も便利です。

    料金体系は基本的に認可保育園と同じなので、家庭への負担も少ないです。

    認定こども園のメリット

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    仕事をしていた保護者が仕事を辞めてもそのまま利用できます。

    保育園から幼稚園に転園すると、子供にとってはお友達がいない、親は園指定のグッズを用意しなければいけない、などの負担があります。

    認定こども園だと、乳児クラスからそのまま幼児クラスへ通うことができるので、教育のために幼稚園に入りなおす必要がありません。

    また、3歳以下の乳児と幼児が同じ園内で過ごすため、社会性が育ちやすい環境です。

    このように、保育園と幼稚園での教育の両方の面を持っている所がメリットでしょう。

    保育士と幼稚園教諭の資格を合わせて持っている方も多いため、幅広い対応が出来ます。

    認定こども園に子供を預けて働く場合は、行事に注意!

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    入園条件の設定はありませんが、定員が決まっているために必ず入園できるわけではありません

    私立と公立で違いもありますが、料金体制も園ごとに異なります。また、経費などを別途徴収される場合もあるので、事前に確認が必要でしょう。

    また、保護者の参加や手伝いが必要なイベントが多いと、仕事をしている保護者はなかなか参加できません。

    参加できる人とできない人で不満が発生することがあります。

    保育園と異なり、仕事をしている保護者としていない保護者どちらも利用しているために、要望など食い違うこともあるでしょう。

    妹も販売の仕事で土日は仕事です。

    平日も交代制なので、あまりイベントのお手伝いなどには参加できません。

    こういった所は気になるという意見でした。

    認定こども園は、利用者に寄り添った施設です

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    妹と一緒に保育体験と見学に行って感じたのは、認定こども園が保護者の預けたい思いに寄り添った施設であるということです。

    乳児から預入れができるし、時間の短縮や延長も希望に応じて対応可能なところはとても助かると思いました。

    施設ごとにメリットとデメリットはそれぞれあるので、優先させたい自分の希望をはっきりさせておきましょう。

    認定こども園や保育園、幼稚園、それぞれ施設の内容をよく調べてから預ける所を決めることが大切です。

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