- 子育て体験談
- 1歳〜2歳
イヤイヤ期に夜驚症の症状も!子育てで最も辛かった1歳、2歳、3歳の体験談

我が家のイヤイヤ期は、夜驚症の症状も同時に現れ、昼も夜も本当に大変でした。
正直、泣いてばかりの子供のことがかわいく思えず、むしろ憎らしく思えて悩んだ時期も。
子育てで1番辛かったと言っても過言ではありません。
今思い返してみると、イヤイヤ期の始まりは1歳半くらいでした。
それまでは服を着せてあげたり食事をしたりと全て身の回りのことをやってあげていたのに、突然首を振って拒否し始めたのです。
とにかく「自分で何かをする!」という意思がハッキリと見えました。
もしやこれはと思ったのですが、自分でやろうとする姿勢が出てきたんだな、と当時は嬉しく思ったのです。
恐怖のイヤイヤ期
しかし、本当のイヤイヤ期はこれからでした。
イヤイヤ期にはきっと色々な種類があるのでしょうが、私の子供の場合は「何でも自分でしたがる」というタイプのイヤイヤ期。
着替えや食事はもちろん、テレビのスイッチを入れたり切ったりする、お菓子の袋を開ける、電話やインターホンに出るなどなど、とにかく何でもやりたがるのです。
もちろん子供に出来なかったり危ないものもあるので、何でもさせるわけにはいきません。
また、時間があればさせてもいいけど、そんな時間がないときもあります。特に朝は大変です。
そういうときは私がササっとやってしまうのですが、そうなるともう大変。
ひっくり返ってギャーギャーとわめき散らすのです。
泣き声がとにかく大きく、近所から虐待と疑われないかといつも心配で、子供が泣き始めたらすぐに窓を閉めるようにしていました。
公園や支援センターなどに遊びに行ったときも、「帰るよ!」と言うとこれまた大騒ぎ。
あまりにギャーギャーうるさいので、帰りの車の中でたまらず「うるっさーい!黙れ!泣くな!」と怒鳴りつけたことも一度あります……。
とにかく、一度スイッチが入ってしまうとなかなか泣き止まないので本当に辛かったです。
イヤイヤ期に加えて、夜驚症の症状も
そんな感じで2歳の頃はずっとイヤイヤに手を焼いていたのですが、これにプラスしてひどい夜泣き、いわゆる「夜驚症」の症状まで出てきてしまいました。
夜驚症(やきょうしょう)とは睡眠障害のひとつで、夜中に突然目を覚まして泣いたり騒いだりし、場合によっては物を投げたり走り回ったりするというものです。
子供の夜驚症が始まったのは、2歳半くらいの頃。
寝付いてから2時間くらい経ったころ、「ウワーン!!」と寝室から泣き声がするのでびっくりして行ってみると、ベッドの上で飛び跳ねるようにして泣き喚いているのです。
最初に見たときは「オバケが見えているに違いない」と思いました。
目は開いているのにどこを見ているかよくわからないず宙を見ている感じで、何をしても泣き止みません。
その症状は結局半年近く続きました。
この期間、多いときは毎晩のように、少なくとも週に2回程度は症状が出ていました。
これは昼間のイヤイヤと違った辛さがありました。
私が寝ているときも夜驚症の症状が出たので睡眠不足になりましたし、何より「今夜もまた泣くのかな」と、夜が来るのが恐怖でもありました。
「昼も夜も大変なんて、なんでこんなにこの子は育てにくいんだろう」と心底辛く、ヘトヘトで精神的にも体力的にも限界に近い状態でした。
イヤイヤ期の終わりは突然に
そんな恐怖のイヤイヤ期ですが、子供が3歳の誕生日を迎えた少し後に突然終わりを迎えたのです。
本当にある日突然、という感じでした。
今までのようにイヤイヤせず、聞き分けもよくなり、同じ頃に夜驚症の症状も治まっていきました。
「あぁ、イヤイヤ期は終わったんだ。もう、あんなに大変な思いはしなくていいんだ」と、涙が出るくらい嬉しかったのを覚えています。
今現在イヤイヤ期のお子さんがいて大変な思いをしている方に伝えたいのは、「必ず終わりがくるんだ」ということです。
嵐の後には凪がくる、ということわざがあったかと思いますが、本当にその通りです。
イヤイヤが大変だった私の子供は現在小学校3年生になっていますが、ビックリするくらいとても素直で良い子に育っています。
子育てでストレスが溜まったら、家族や友人に話したり、好きなことをする時間を作ったりして、上手に発散させて下さいね!
2歳頃にオススメの記事
▶赤ちゃんとは違う、2歳児の夜泣き対策!寝る前の◯◯で朝までぐっすり♪
▶魔の2歳児!イヤイヤ期と夜泣きの乗り越え方&乱暴な言葉遣いの直し方
▶93%の人が「子育てつらい」…。子育てに疲れた時に読みたい記事10選