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川崎病で2歳の子供が入院!川崎病の原因・症状&入院時にあると便利なグッズ

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    川崎病という病気をご存知ですか?

    「聞いたことはあるけどよく知らない……」そんなパパママが多いのではないでしょうか。

    今回は、2歳になったばかりの次女が川崎病で入院したときの体験から、川崎病という病気の基礎知識、そして心構えをお伝えします。

    川崎病ってどんな病気?原因・症状・治療方法は?

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    川崎病は「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」は、主に乳幼児がかかる全身の血管が炎症を起こす病気で、毎年1万人が罹患しています。

    ちなみに、患者を発見した小児科医・川崎富作氏から「川崎病」と名付けられたため、地名の川崎とは関係ありません。

    症状としては5日以上の発熱、手足のむくみ、発疹、目の充血、唇や舌が赤くただれる、首のリンパの腫れが挙げられます。

    病気の発見から50年以上経っていますが未だに原因不明で、そのため上記の症状が確認された上で「川崎病であろう」という診断がされます。

    心臓の血管に瘤ができる、いわゆる冠動脈瘤になりやすく、これを予防するのが主な治療の目的となります。

    冠動脈瘤は心筋梗塞などを招きますので、決して軽く見ていい病気ではありません。

    診断されたら即入院となりますが、退院後も5年後まで定期的な検査を行い、再発や合併症を防いでいくことが必要ですので、なかなか長い付き合いとなる病気です。

    高熱が続き、川崎病で即入院

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    今年のGW、実家に帰り、おじいちゃんおばあちゃんにさんざん遊んでもらって楽しく家に帰ったその日の夜、2歳になったばかりの子供が突然、38.8℃の発熱

    それ以外に咳や鼻水もなく、比較的元気だったので、「まあ風邪かな……」くらいで様子を見ていましたが、熱が一向に下がらないまま3日経ってしまいました。

    その間、熱は下がるどころか40℃を突破する高熱に。3日目に救急外来で診察を受けました。

    インフルとRSウイルスの検査で2度も鼻に綿棒をつっこまれ、採血され、レントゲン室にひとりで連れ去られて子供は号泣。

    そこまで検査したにも関わらず、診察結果は「異状なし」

    「翌々日まで様子を見て、熱が下がらなければまた来てください」と、抗生物質だけ処方されてその日は終わりました。

    しかし熱は全く下がらず、体中に発疹まで出てきてしまったのです。

    発熱から5日目、再度受診。高熱と発疹、目の充血、リンパの腫れ、舌の赤みが確認できました。

    先生に「川崎病の症状だね」と言われても、川崎病の知識がないためポカンとする私。

    「いま病室用意するから、このまま入院ね」と言われて、初めて事の重大さに気付いたのでした……。

    入院後5日で解熱し、無事退院!

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    そのまま即入院したので、急遽おばあちゃんを呼んで子供に付き添ってもらい、一度家に戻って入院の準備をして大荷物を抱えて病院にとんぼ返り。

    お絵かきが好きな子供のためにお絵かき帳とクレヨンを持って行きましたが、点滴の針が左手に入らず、右手に刺されていたため利き手が使えず、お絵かき帳はムダになってしまいました……。

    うちの子供は普段から、高熱を出してもやたら元気で体力が有り余っているタイプ。嫌な予感は的中し、あっという間に病室に飽き、外に出せアピールが始まりました。

    そして、ベッドの上で二度めの採血をしたことが決定打となり、本格的に病室を拒否

    抱っこ、おんぶと手を変え品を変え、狭い病棟の廊下を一日中行ったり来たりさせられ、病室に入ると泣いて暴れるのでごはんを食べさせるのもままならず、ついに看護師さんに私のメンタルを心配されてしまいました……。

    肝心の熱もすっきりと下がらず、予定の5日間で退院できるか怪しいところでしたが、なんとか解熱し合併症の心配もいまのところなしとの所見で、予定通り退院できました。本当に、子供も私も頑張りました。

    我が家は5日間で退院できましたが、病状によって入院期間は様々だそうです。

    子供が入院したときに必要な心構え

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    誰にでも起き得るとわかっていながら、いざ起きてみると「なんでウチの子が!」となるのが子供の病気です。

    今回の私の体験から得た3つの心構えは、「川崎病の可能性を知る」、「子供の機嫌を少しでも良くするよう、入院グッズを万全に整える」、そして「頼れるものは誰でも何でも頼る心づもりをしておく」の3点です。

    先述したように、川崎病は症状が出揃わないと診断が下せませんので、それまで「原因不明の高熱」にやきもきすることになります。

    川崎病の可能性が少しでも頭の隅にあると、入院を言い渡されたときに慌てずに済みます。

    いざ入院となったら子供の機嫌を取り結ぶ、あらゆる手段を考えましょう。

    そして人でも公的機関でも、頼れるものは何でも躊躇なく頼みましょう。

    子供の入院は、患者である子供のストレスはもちろん、付き添う家族の精神的負担も計り知れません。

    まずは家族が付き添い疲れで倒れないことも大切です。

    川崎病は合併症による後遺症も心配されますので、もちろん楽観できる病気ではありませんが、ほとんどの患者は後遺症なく日常生活に戻れます。

    恐れず侮らず、いざというときは落ち着いて対処できるといいですね。

    子供と入院するときに、あると便利なグッズ

    子供は病院だからと言って、おとなしく我慢することができません。

    また、子供の機嫌が悪くなると、そのぶん付き添う親もストレスが溜まってしまいます……。

    子供との入院生活を快適にするグッズをご紹介します。

    パジャマは前開きが便利です↓

    入院中でも遊べるシール絵本↓

    泊まりで付き添う場合は、トラベルセットがあると便利です↓

    入院中はもちろん、車で長時間移動するときも、DVDプレーヤーは強い味方↓

    付き添う家族の食事は、レトルトやインスタントがお得で便利↓

    お味噌汁やスープがあると、不思議とホッとしますよね↓

    親子ともに大変だと思いますが、無理せず乗り切ってください!

    ※参考※
    第23回川崎病全国調査成績 – 自治医科大学

    この記事のライター

    Sumiko/コールセンター勤務
    2013年、2015年生まれの姉妹を育てる高齢出産母。
    子どもに歌ってあげる子守歌が「魔法使いサリー」など古くなりがち。

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