- 子育てノウハウ
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幼稚園の先生直伝!登園しぶりの対応は、毎朝たった10秒◯◯するだけ♪
初めての幼稚園・保育園は、親も子供も不安でいっぱいです。
「私と離れてもちゃんと過ごせるかな」「お友達と仲良くなれるかな」
「嫌な思いしていないかな」「お友達にいじわるしないかな」
私も子供を幼稚園に預けるときには、こんな不安を抱えていました。
それ以上に子供は新しい環境で過ごすことに、言葉では言い表せない気持ちを抱えていたと思います。
幼稚園に入園して2週間目から、登園しぶり
子供が通っていた幼稚園には、いわゆる「慣らし保育」というものがありませんでした。
入園式の次の日から2時半まで、たっぷりと遊んできます。
初めの1週間は、不安そうな表情を浮かべながらも鞄の紐をギュッと握って教室へと向かっていました。
しかし1週間を過ぎたころ、それは突然やってきました。
登園しぶりです。
幼稚園の支度を始めるころから機嫌が悪くなり、食べない・着替えない・何もしない、と泣き続けるのです。
「先生もお友達も待っているよ!」と声をかけても、泣きわめいているときには何も伝わりません。
泣いたままの状態で先生に引き渡すしかありませんでした。
次の1週間は、諦めたのか支度だけはするようになります。
幼稚園の門のところにもすんなり行きます。
しかしここから動こうとしません。
私も仕事があるので、ぎりぎりまで付き合ったらそのまま先生にお願いして、後ろ髪を引かれるように仕事に行く日が続きました。
こんな状態が夏休みまで続きました。
10秒スキンシップで「登園しぶり」がなくなった!
こんな状態が続くと、子供も私もストレスフルになってしまい、お互いを思う気持ちにすれ違いが起きてしまいます。
上手に甘えられない、甘えてきてもイライラして愛情表現をしてあげられない、など、余計に登園しぶりを悪化させていたのかもしれません。
こういったことを幼稚園の先生に相談することにしました。
すると、毎日1つのことを試してみて、というアドバイスをいただいたのです。
それが「10秒スキンシップ」でした。
やり方は本当に簡単!
朝幼稚園に行く前、どんなに忙しくても10秒間ギューッと抱きしめるだけでいいのです。
「お仕事終わったら急いでお迎えに行くから待っててね!ママもお仕事がんばるよ!」
こんなセリフが毎朝のお決まりになっていました。
たった10秒のスキンシップの時間でしたが、私と子供の気持ちがひとつになるような安心感を感じることができました。
10秒スキンシップを始めてからたった3日で、娘がすんなり登園するようになったのには驚きです。
10秒スキンシップで子供の不安を解消♪
子供は多くの言葉をかけたところで、すべての意味合いを理解することは難しいです。
また、不安に感じていてもそれを言葉にすることも難しいでしょう。
そんなごちゃまぜで言い表せない気持ちを、たった10秒のスキンシップで解消できるのです。
10秒間ギューッと抱きしめることで、親も子も不安な気持ちが少しずつ和らいでいくことを実感します。
朝の忙しい時間は、子供の要求にしっかりと向き合うことができないことあります。
「ごめんね」という気持ちと「仕方ない」という気持ちを、この10秒間で埋めることができるので、本当におすすめです。
10秒スキンシップを始めてからは、「幼稚園行くのやだなー」ということはあっても、あの時のようなひどい登園しぶりはありません。
「ママはちゃんと迎えに来てくれる」「離れていてもつながっている」ということを子供ながらに理解してくれたのではないかと思います。
最近では10秒スキンシップも定着し、疲れた時などには私のほうが「ギューして元気ちょうだい」と言って、子供に10秒スキンシップをしてもらっています。
ぜひ試してみてくださいね。
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