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離乳食後期の「手づかみ食べ」はいつから?簡単&冷凍保存できるレシピ5選

感覚や意欲を刺激する「手づかみ食べ」は、子供の成長に大きく役立ちます。
手づかみ食べスタートの目安は、離乳食後期(9〜11ヶ月頃)。
おそらく最初から上手に食べられる子供の方が少ないので、焦らず急かさず期待せず、「手で持って口に入れてくれたらいいな〜」くらいの気持ちで渡してみたり、大人が手づかみで楽しそうに食べるところを見せることから始めてみましょう。
始めはバナナや柔らかくゆでた野菜から始めるのがオススメ。
慣れてきたり、「野菜は苦手で食べてくれない」という場合は、炭水化物やお肉を取り入れたレシピを試してみましょう。
今回は、子育て中のパパママに「実際に子供が喜んで食べてくれた!」という「手づかみ食べレシピ」を教えていただきました!
簡単なものばかりなのでオススメですよ。
離乳食後期の手づかみレシピ「れんこんもち」
日々の離乳食作り、お疲れ様です。
私も数年前まで娘のために離乳食を毎日せっせと作っていました。
離乳食後期となると食べられる食材もグンと増えて嬉しい一方、子供のために色々と工夫したりレパートリーを考えたりと頭を悩ませることが多いのではないかと思います。
今回は離乳食後期から食べられる食材「れんこん」を使ったレシピをご紹介します。
れんこんは食物繊維が豊富なので積極的に取り入れたいですが、煮てもなかなか柔らかくならないので使いにくいですよね。
れんこんはすりおろせば使い道が広がりますよ!
汁物に入れれば口当たりが優しくなりますし、ひき肉とまぜればフワフワのハンバーグができます。
なかでも簡単な「れんこんもち」をご紹介します。
たったの3つ!「れんこんもち」の材料
・れんこん 適量
・片栗粉 れんこん一節あたり大さじ1
・もちの具(青のりや茹でて刻んだ野菜)
簡単!「れんこんもち」の作り方
1.水洗いしたれんこんをすりおろす。その際、穴の部分の皮はすりおろされずまとまるので取り除く。
2.1に片栗粉と具を混ぜる。
3.薄く油を引いたフライパンにスプーンを使ってお子様の食べやすい大きさ・形にタネを落とす。
4.両目に焼き色がつき、中に火が通るまで焼く。
ポイント
焼くときはくっつきやすいので、焼き色がつくまで触らないこと。
「れんこんもち」のオススメポイント
子供はモチモチの食感が楽しかったようで、中に何を入れても食べてくれました。
特にお気に入りだったのは、青のりを入れたれんこんもちです。
作り始めた頃は握りつぶされることもしばしばでしたが、握りつぶされてもモチモチなのでボロボロにならず食後の後片付けも比較的楽でした。
また、バターと醤油で仕上げると大人でも美味しく食べられるおかずの一品になります。
1つずつラップに包みチャック袋に入れれば冷凍保存も可能。
解凍は電子レンジで加熱し、冷めてから食べさせてあげて下さいね。
すりおろして混ぜて焼くだけの「れんこんもち」。日々の離乳食作りのお役に立てれば幸いです。(Naoさん)
離乳食後期の手づかみレシピ「お好み焼き」
離乳食も後期になってくると、子供も自分で食べたい欲求がどんどん出てきて、手づかみ食べも盛んになってきますね。
食べむらがあったり、遊び食べをして、せっかく作った離乳食をに床にひっくり返されることも……。
そんな離乳食後期にピッタリなのが、簡単で子供も食べやすいお好み焼きです!
離乳食後期用「お好み焼き」の材料
直径16cmのフライパンに1枚分
小麦粉半カップ
適量の水
赤ちゃん用の出汁(あれば)
卵1個
キャベツ適宜
具材(ツナ、コーン、すりゴマ、高野豆腐のすりおろし、ひじき、市販の離乳食の残り、残り野菜のすりおろし、など)
簡単!離乳食後期用「お好み焼き」の作り方
1.キャベツはみじん切りにしておく。小麦粉にお水を適宜入れて(あれば、赤ちゃん用の出汁を加えても)、ホットケーキのタネくらいの硬さにする。
2.小麦粉を溶いた中に、みじん切りにしたキャベツを一掴みほど入れ、卵を加える。そこに、ツナ、コーンを始め、冷蔵庫に残っているあらゆる食材を、みじん切りやすりおろしにして加える。
3.ざっくりと生地を混ぜ、温めておいたフライパンに流し込み、弱火で5分タイマーをかけ、ひっくり返して蓋をしてまた4分、もう一度ひっくり返して4分、最後に串を刺して、中に火が通っていることが確認できたら完成です。
弱火でタイマーを掛ければ、途中で触る必要はありません。ひっくり返すだけです。
カレー粉少量や青海苔を加えて、味変もできます。
ソースやケチャップなどをごく少量塗ってもいいでしょう。
離乳食後期用「お好み焼き」のオススメポイント
4等分すれば1つで十分主食になりますし、残りを縦長に切って冷凍しておけば、「もう一品何か足したいな」というときにも役立ちます。
栄養満点、簡単、時短で、離乳食の残りや冷蔵庫の余り野菜なども無駄なく美味しく使えるので、作る側も子供も満足な一品です。(みよしさん)
離乳食後期の手づかみレシピ「きなこパン」
離乳食後期から始まる「手づかみ食べ」は、赤ちゃんの発育のためにとても大切だと言われています。
でも、ぐちゃぐちゃに散らかったテーブルを片付けるのは大変……。
そんな頃に、私がよく作っていたレシピがあります。
簡単であまり散らからないので、本当にオススメですよ!
3つだけ!「きなこパン」の材料
食パン 1枚
きなこ 大さじ1
砂糖 大さじ1
超簡単!「きなこパン」の作り方
1.ポリ袋にきなこと砂糖を入れて混ぜておきます
2.食パンをトースターで少し焼きます
3.パン全体が温まったら、焼きあがる前に出します(パンを温めることが目的なので、ちゃんと焼かなくて大丈夫です)
4.温かいうちにパンをキッチンばさみで一口の大きさに切ります
5.切ったパンを1のポリ袋の中に入れてシャカシャカ振ります
6.しばらくおいて蒸気できなこがパンにくっついたら完成!
うちのトースターはパンを1枚ずつ焼くタイプなので、温めてからキッチンバサミで切っていましたが、可能な方は先にパンを切ってから焼いてもOKです。
バターなどの油分を使わなくても、ポリ袋に入れることで熱がこもり、きなこがパンにくっついてくれますし、粉が飛び散らずに作れるので楽ちんです。
「きなこパン」のオススメポイント
うちの子どもはパンときなこの組み合わせが好みだったらしく、黙々と食べてくれたので、よく作って出していました。
子育てでヘトヘトの中、簡単にできてよく食べてくれるレシピがあると本当に助かりました。
参考にしていただけたら嬉しいです。(さくらさん)
離乳食後期の手づかみレシピ「レンコン入りハンバーグ」
私がオススメする離乳食後期の手づかみレシピは「レンコン入りハンバーグ」です。
餡かけの和風ハンバーグやチキンナゲットなど、アレンジも楽しめますよ!
「レンコン入りハンバーグ」の材料
とりひき肉 200g、
レンコン 100g
たまご 2/1個
塩コショウ 少々
「レンコン入りハンバーグ」の作り方
1.とりひき肉はお店で頼んで二度挽きにしてもらってもいいのですが、そのままでもOKです。
2.レンコンは皮をむいてすり下ろしておきます。
3.ボウルにとり肉、レンコン、たまご、塩コショウを入れて十分粘りが出るまで混ぜておきます。
4.こんがりと色がつく程度に焼けば完成です!
「レンコン入りハンバーグ」をチキンナゲットにアレンジ!
ハンバーグの種を油で揚げるとナゲットに変身!
卵の量が多くてハンバーグのタネが緩いと揚げるのが難しいので、パン粉を少し足してしっかりとしたタネにすると揚げやすいですよ。
「レンコン入りハンバーグ」のオススメポイント
子供が喜ぶハンバーグ。
レンコンを入れると食物繊維も一緒に摂れますし、食感に変化を付けられるのでオススメです。
レンコンのすりおろしが難しい最後の部分は小さく刻んで入れると、シャキシャキとした食感を楽しめます。
たくさん作って冷凍し、使いたい分だけ解凍して使う事もできます。
簡単にケチャップをかけても美味しいですし、ハンバーグに餡をかけて和風にしても美味しいです。
子供のおかずだけでなく、大人のおかずやおつまみとしても大活躍です!(なかまさん)
離乳食後期の手づかみレシピ「米粉バナナケーキ」
料理を作るのがもともと好きなので、第一子ということもあり離乳食作りは頑張って取り組んでいました。
子供もお米やパンの炭水化物はもちろんのこと、お肉やお魚のたんぱく質、ほうれん草やピーマンのお野菜も残さず食べてくれたので様々な離乳食を作りました。
特に離乳食後期に手づかみで食べやすく、子供に好評だったのが米粉バナナケーキです。
小麦粉の代わりに米粉を使うので、小麦粉アレルギーでも食べられますよ!
「米粉バナナケーキ」の材料
大きめのバナナ 1本
たまご 1個
米粉 100g
牛乳 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1
お砂糖 大さじ1
簡単!「米粉バナナケーキ」の作り方
1.大きめのボールに皮を剥いたバナナを荒くつぶし、大きめのボールに入れます。
2.その中にお砂糖とたまごを直接入れてぐるぐる混ぜます。
3.たまごの白身と黄身が程よく混ざったら、牛乳とオリーブオイルを入れてさらに混ぜます。
4.最後に米粉を一気に入れて、滑らかになるまで混ぜ合わせます。
(米粉の種類によっては粉っぽさが残る場合があるので、滑らかになるまで牛乳をプラスしてください)
5.最後にオリーブオイルを塗った型に生地を流し込んで、170度で25分から30分焼いたら出来上がりです。
「米粉バナナケーキ」のオススメポイント
子供に大人気のバナナが入ってるので、食欲のない朝でも手づかみしてくれるレシピです!(ぐりさん)
簡単「手づかみ食べレシピ」で、親も子供も楽しくラクに
「子供が自分で離乳食を食べてくれたらどんなにラクか……」と思っていた方も多いのでは……。(私もそうでした)
手づかみ食べ離乳食なら、おかゆやスープよりも溢れたときのダメージが少ないし、子供が自分で食べられるようになれば、親も一緒に食事が食べられます。
そのうえ子供の発達にも良いとなれば、手づかみ食べを試さない理由はありません。
簡単で美味しい手づかみ食べ離乳食で、親も子供も楽しくラクな食事時間を過ごせますように!
まだまだあります!離乳食のヒント
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