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【子供の少食&偏食改善】母乳大好き&野菜大嫌い息子を変えた3つの工夫!
3歳半になる今ではすっかりよく食べる子になった我が家の息子ですが、2歳半頃まで少食でした。
その少食をなんとかしなければいけないと思ったきっかけは、友人親子と出かけた際にその子供と比べて、食べる量がとても少ないことに気づき焦りを感じたことにあります。
それからいろいろと試行錯誤し、効果があったものをご紹介いたします!
離乳食から少食な子供
生後6ヶ月から始めた離乳食から、すでに少食だった我が子。
原因はおっぱいが大好きだったこと以外に思い当りません。
赤ちゃんが好みそうな甘いバナナやりんごなどを食べさせてみても一口で終了しおっぱい、ということも日常茶飯事でした。
1歳を過ぎた頃でも変化なく、栄養源はおっぱい。
食べるとしても、お米やパン、麺類などの炭水化物のみ。量もお米なら子供用お茶碗に半分弱、パンならバターロール1個程度でした。
それでもおっぱいをたくさん飲んでいたからか、身長・体重ともに平均以上、むしろ大きい方でした。
1歳前から歩きはじめ、1歳過ぎると毎日のお散歩が楽しみになりました。
保育園には行っておらず、専業主婦の私と2人で過ごしていましたが、お散歩のおかげで運動量はそれなりにあったと思います。
そういったことからも、当時は少食で多少イライラすることはあっても「心配」というほどではなく、「卒乳するころには食べるようになるさ」と、おおらかに構えていました。
2歳になっても少食なのことに焦り始めた
2歳になってお出かけも少し楽になったこともあり、友人親子と出かけることが増えました。
そのとき、まだ1歳半足らずの友人の娘に比べ、2歳すぎの息子の食べる量が圧倒的に少ないことに気付いたんです。
自然卒乳を目指していたため、まだ授乳していたこともありますが、食べた量は半分以下と言っても過言ではない事実に愕然としました。
「このままでは、いつまでも授乳し続けることになるのでは……」という不安もあり、食事を見直すことにしました。
試行錯誤の少食改善作戦
少食を改善しようと、かわいく盛り付けをしたり、好きな食べ物ばかり出してみたり、全部食べたらシールを貼るなどとご褒美制度を設定したりと、いろいろ試してみるもののうまくいかないことも多かったです。
その中で成功したといえる作戦は3つありました。
少量ずつ盛る作戦
まず最初に成功した少食改善作戦は、少量ずつ盛ることでした。
懐石料理のように1品1品を1口もしくは2口で食べきれるような少量だけ盛り、「全部食べられた!」という達成感を味わってもらおうという試みです。
結果、全部食べられた喜びでニコニコ!
今までなら口にしないような料理にも挑戦するようになりました。
ただ、最初に盛られた量を食べたらそれで終わりでお代わりには繋がらず、結局は少食の域を出ませんでした。
ママと一緒に食べる作戦
2つめに成功した作戦は、私も一緒に食べることでした。
今まで息子に食事をあげることで精一杯で、自分は息子の昼寝中や夜寝た後に食べていたのです。
「一緒に食べることで食欲が増す子もいる」と子育て支援の先生に伺ったので早速実践したところ、確かに効果ありでした。
特にうちの子の場合、「同じものを同じお皿で食べる」ということがポイントだったようです。
マネして同じものを食べて「同じだね〜♪」と喜び、私がお代わりをするとマネしてお代わりするようになりました。
ただまだ偏食があり、野菜はほとんど食べませんでした。
一緒にお料理作戦
「野菜を食べられるように」と3つめに成功した作戦は、一緒にお料理することでした。
スーパーで野菜を一緒に選び、洗ってもらい、キャベツやレタスなどの葉物はちぎるお手伝いをしてもらいました。
お手伝いさせる手間はありますが、効果は抜群。
野菜への興味が深まり、自分が料理に関わったことで格段に美味しく感じるようでした。
少食からよく食べる子に
よく食べる子になったのは、親子で食事を楽しめるようになったことが大きいかと思います。
少食だったときは、「なんとかして食べさせなければ!」という親のエゴが子どもに伝わっていたのかもしれません。
一緒にお店で選び、献立を考え、料理をし、楽しくおしゃべりしながら食事をしています。
親のちょっとした工夫で子どもが大きく変わる、子育ての可能性を実感した一件でした。