- 虫歯予防
- 4歳〜
乳歯が抜けて永久歯になるのはいつ?こんなときは歯医者へ!
5〜6歳になると下の前歯がグラグラしはじめ、生え変わりシーズンに突入!
何歳から乳歯が抜け始めて、いつ永久歯が揃うのか?など、乳歯から永久歯に生え変わる際に気になることをまとめました。
生え変わりはの目安は、6〜14歳!
乳歯が抜けるのは6歳前後からと言われていますが、個人差が大きいので、早い遅いはあまり気にしなくても大丈夫です。もしあまりにも生えてこなくて心配になった場合は、歯医者さんに相談してみましょう。
乳歯が抜けて3ヶ月〜6ヶ月経つと永久歯が生えてきます。
全ての永久歯が揃うのは、なんと14歳前後!ずいぶん時間がかかるんですね。
6〜12歳で20本あった乳歯が抜け、新たに奥歯が8本加わり28本になります。さらに10代後半〜20代に親知らず4本が生えます。
生え変わりの時期は、こんなことに注意!
●指しゃぶりをやめる(習慣になっていると、出っ歯になる可能性があります)
●歯磨きを丁寧にする(磨き残しが多くなり、虫歯になる危険が!)
●こまめに歯磨きやうがいをして、口の中を清潔に保つ
歯が生え変わる時期は、仕上げ歯磨きを卒業し、1人で歯磨きをするようになる頃です。
上手に磨けているか、歯や歯茎にトラブルが起こっていないか、大人がこまめに確認してあげましょう。
自宅でできる!歯が抜けた後の処置
●水やぬるま湯でやさしくうがいをする
●血が止まらないときは、ガーゼを噛んだり患部を押さえたりして止血する
●フッ素入りの歯磨き粉を使う(フッ素を取り込んで強い歯になる)
●永久歯が生えたら、大人用の大きな歯ブラシを使う
歯がグラグラしてそろそろ抜けそうになってきたら、ガーゼ、フッ素入り歯磨き粉、大人用の歯ブラシを揃えておくと安心ですね!
トラブル発生!こんなときは歯医者へ!
●止血をしても血が止まらない
●歯茎が化膿や炎症している
●永久歯が生えてきたのに、乳歯が抜けない
●乳歯が抜けて3ヶ月以上経っても永久歯が生えてこない
●乳歯がいつまでも生え変わらない
永久歯がいつまでも生えて来ない場合は、永久歯がもともとない可能性があります。歯科医院でレントゲン撮影をして、永久歯があるかどうか確認しましょう。
逆に、歯がグラグラしているだけなら病院には行かず、自宅で経過を見守れば大丈夫です。
糸などを使って、自宅で無理に抜歯をするのはやめましょう!乳歯の抜き方によって永久歯に傷がついてしまったり、痛みと出血がひどくなる確率が高いので危険です。
ちなみに、歯科医院ではジェルやスプレーで麻酔をしてくれるので、痛い思いをせず抜歯することができます。
抜けた乳歯はどうする?
昔から「上の歯は床下に、下の歯は屋根の上に投げると、丈夫な歯が生えてくる」と言いますね。自宅や実家に床下や屋根がある場合はそれでも良いのですが、ない場合はどうすればいいのでしょうか。
最近は「トゥースケース」(ティースケース、乳歯ケース)という、抜けた乳歯を保管するかわいいケースが人気のようです。
何本か選んで保管するタイプや、全ての乳歯を保管できるタイプがありますので、好みに合うものを探すのも楽しそう♪乳歯専用のものでなくても、お気に入りの瓶や缶に入れても良いですね。
抜けた歯をそのまま保管すると雑菌が繁殖して変色してしまうので、洗浄・殺菌が必要です。
オキシドールに一晩つけて、歯ブラシやつまようじで汚れを落とし、乾燥させると簡単に洗浄・殺菌ができます。
歯の健康に注意しつつ、一緒に成長を楽しみましょう!
歯が生え変わる6歳〜14歳は、幼児から少しずつ大人に近付いていく時期。
保育園や幼稚園から小学校や中学校に通い始め、子離れや反抗期などに悩むこともあるかもしれません。
そんなときでも、歯が抜けたり生えてきたときは、一時休戦して歯や歯茎にトラブルがないかを確認し、親子で一緒に成長を喜べるといいですね!