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【男性の子育て体験談】家事育児を分担したら、家庭円満で子供もパパっ子に
子供が産まれる前から共働きだった僕たち夫婦は、そもそも家事は結構分担していました。
1人目の子供が産まれたあとも、妻は仕事に復帰したので、共働きの子育てがスタートしました。
世話をすれば深くなる、子供からの愛情
実際に僕が分担していたのは、平日に子供を保育園に送ることと、お風呂の時間に家にいればお風呂に入れることです。
休日はみんなの朝食を作って、買い物は家族みんなで行き、そのあとは子供を公園に連れて行くなど、とにかくずっと子供と一緒にいたと思います。
そのおかげで、子供はとてもパパっ子になりました。
現在6歳になるのですが、お母さんではなく、僕と一緒のベッドで寝ていますし、休日は片時も離れたくないという感じです。
2人目の子供を産んだのちに、妻は会社を辞めたので、実は今は、昔ほどは育児に関わらなくなっています。
そこで子供2人を比べてみると……今でも確実に上の子供の方がパパっ子です。
世話をすればするだけ、自分も子供をかわいいと思えるし、子供も愛情を返してくれるのだなと実感します。
妻の機嫌がいいことが、家庭円満の秘訣
家事や育児を男性が分担することは、母親である女性を助けるというイメージが大きいのではないでしょうか。
もちろんそれも事実ですが、僕としてはその恩恵は、結局は自分に返ってくるものだと思います。
育児や家事を経験しその大変さを知ると、自分の中で妻に対して、「これもできていないのか?」など、横柄な態度を取ることがなくなります。
それに、休日にたまに妻が友人と遊ぶなどの予定が入っても、子育てに慣れていれば僕1人で2人の子供の面倒をみることができるので、妻を気持ちよく送り出すことができます。
妻としても、僕がそういう態度だと、僕の予定も尊重してくれるようになります。
お互いが協力をしあって無駄な喧嘩をしない、家の中の雰囲気がいいということが、争うことが苦手な自分にとって大きなメリットなのです。
子育てを経験して初めて感じる、親への感謝の気持ち
自分が子育てを経験して、自分の親への感謝の気持ちが強くなりました。
子供が熱を出したときには寝ずに看病したり、夜に救急外来に走ったりと、振り回されることもありますし、子供が小さいうちは夜泣きなど、大変なことも多いですよね。
自分が子供の時には、親に世話をしてもらう事が当たり前と思っていて、特別に感謝なんてしていなかったなと、親になって初めて感じました。
ここにきて、「親孝行をしなければ!」という気持ちになりました。
子育てから遠ざかると、家庭内で疎外感が
最初にも少し触れましたが、実は今は妻が専業主婦になったこともあり、昔ほど子育てをしなくなりました。
休日に子供と僕だけで出かけることは今でもよくありますが、幼稚園の行事や子供の友達の名前など、ここ数年で始まったことに関してはわからないことが多いです。
あと、家庭学習などは妻に任せきりで、子供がどれくらい読み書きできるのかなど、僕にはさっぱりわからない分野も増えました。
妻と子供の3人だけの会話についていけないことや、自分が知らない出来事で盛り上がっていたりすると、なんだか母子対自分の3対1の構造になっている気がして、疎外感を感じることがあります。
そしてあろうことか、パパっ子だった上の子供までも、最近はお母さんの方が好きと言っていたりします。
「頑張って挽回せねば!」と思い休日にお菓子を買い与えた結果、妻に怒られるということもしばしば。
ダメな父親感が出てきていることを感じています。
おもちゃやお菓子など簡単な道を選ばず、地道なお世話で絆を取り戻さなければ……。
子育ては大変だけど、得るものも大きい!
子育てや家事は、慣れるまでは失敗することもあるし、仕事で疲れているときは「面倒だな〜」と思うこともあります。
すぐに結果が出るものでもないし、掃除や料理など形が残らないものも多いです。
でも、やればやったぶんだけ得られるものがあると感じています。
まずは自分の出来ることから、いや、パートナーに「子育てや家事をやりたい」という意思を伝えることから、始めてみてください。
何からやればいいかわからなければ、「子育てや家事をしたいんだけど、何からやればいいかわからないので、教えてほしい!」と素直に聞いてみればいいと思います。
いま、家事育児が出来てないなと思う人、苦手意識がある人は一緒にがんばりましょう!
パートナーにがんばってほしいなと思う人は、この記事をシェアしてさりげなくアピールしてみましょう(笑)
がんばろう、一緒に。
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