- 子育てノウハウ
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イヤイヤ期の外出って大変!スーパー、公園、電車、車で役立つ対処法は?
「イヤイヤ期は子供が成長している証拠」「期間限定で、いつかは終わる」
頭ではわかっていても、やっぱり大変なものは大変ですよね!
特に、買物やお散歩などお出掛けの時は試練がいっぱい。
そこで、実際に私が子供に試して成功した「イヤイヤ期の外出対処法」をご紹介したいと思います。
イヤイヤ期の買物、「買って!買って!」の対処法
よくスーパーでダダをこねて「買って!買って!」攻撃している子供を見かけます。
特に、床に寝て足をバタバタしている子供を見ると他人事とは思えず泣けてきて、一緒にいるパパママに心の中でエールを送ってしまいます……。
うちの娘も、床バージョンだったので大変でした。
レジに並んでいる列の前に寝そべって、キャラクターのお菓子を買って買ってと駄々をこねはじめてしまったのです。
そこで私は、子供に知らん顔をして会計を終わらせました。
子供の方は見ずに、もちろん欲しかったものも買いませんでした。
子供は、「あれ?」という感じで、しぶしぶ起き上がり泣きながら私についてきました。
家に帰って落ち着いてから「何をしたって買わないものは買わないよ。他のお客さんやお店の人にも迷惑だし、床は汚いから次からしないでね」と言うと、次からはしなくなりました。
自分がどんなにパフォーマンスしても買ってもらえないことを学んだようです。
それに、転んだ時や地面に手を着くと、「ばっちいね〜」とすぐに手を洗ってくれるママが、汚い床の上でバタバタしているのに知らん顔していたのもショックだったみたいです。
周りのママ友とも話しましたが、やはりスルー、無視が一番の対処法。
「そうね~ママも欲しいなあ」「ふ~ん、買いたいね~」と、受け流していたらしなくなったというママもいました。
イヤイヤ期の公園、「まだ、帰りたくない!もっと遊びたい」対処法
公園に遊びに行った時や、お友達と遊んでいる時は「まだ、帰りたくない!もっと遊びたい」とイヤイヤしがち。
そろそろ体重も増えてチカラもついてきたので、無理やり抱きかかえて帰ろうとしても活きのいいマグロみたいになって大変ですよね。
子供のイヤイヤは、「かまってほしい、寂しい、満足していない、甘えたい」などの表れだと言います。
時間があるときは、「もう少しね」と沢山抱きしめて遊んであげてください。
でも、どうしても帰らなければない時は感情的にならずに、静かに「帰るよ 帰ろうね~ また来ようね~」と、諭してみてください。
うちの場合は、「しりとりして帰ろうか?」「ご飯の支度があるの。家に帰ってお手伝いしてくれない?」「金魚がお腹すいたってごはんをまってるよ」などというとすぐに帰りました。
色々な事に注意をそらして、別の役割や目標を与えてあげるのが良いですね。
また、遊び始めるときに「時計の長い針が◯◯になったら帰るよ」などと声をかけておくと、正確に時間の感覚がわかっていなくても「いつかは帰らないといけないんだな」ということが頭の片隅にインプットされるようなので試してみてください。
また、外を歩くときに手を離してしまうことがある子供には、念のためにハーネスや迷子紐があると安心です。
楽しく着けられるかわいいデザインのものや、まるでベストを着ているようなおしゃれなものまで、種類も豊富ですよ。
イヤイヤ期の「電車、バス、飛行機」対処法
イヤイヤ期に、乗り物に長時間乗るのは大変!
お出かけに手がかかるので「電車、バス、飛行機など公共交通機関には出来るだけ乗らないようにしている」というパパママも多いのではないでしょうか。
うちの場合は乗り物大好きでしたし、乗り物に乗るとご機嫌で、すぐに寝てしまうタイプだったのでよかったのですが、友人の子供は大変だったと聞きました。
工夫していた事は、
・トーマスやカーズなどのビデオを見せて、事前に乗り物に興味を持たせておく
・ベビーカーに乗せて心地よく寝てもらう
・絵本、お絵かき道具、お気に入りのおもちゃやぬいぐるみを持って行く
・ラムネなど、手を汚さず食べられるおやつを持って行く(最後の手段)
だそうです。ナイスアイデアですね!
おむつが濡れると機嫌が悪くなってしまうタイプなら、こまめに交換できるように駅のトイレ情報を事前にチェックしておくことも必要ですね。
とにかく、どんな事にも対応できるよう時間に余裕を持って出かけることが肝心です。
イヤイヤ期の「チャイルドシート」対処法
我が家のイヤイヤで、一番手を焼いたのがチャイルドシート!とにかく嫌がってたいへんでした。
体の自由を奪われてしまうので、やはり嫌がるのは当然ですが、大切な命を守るためにチャイルドシートは義務付けられていて不可欠なものです。
うちの場合、車が走っていないときに、チャイルドシートから降ろして膝の上に乗せてしまったのが原因だと思います。
「車に乗る=チャイルドシートに座る」ということを、赤ちゃんの時から刷り込んでおいた方が良さそうです。
一度でも膝に乗せるべきではなかったと反省しました。
それから、夏場チャイルドシートが熱くなっていたことも原因だと思います。
一度そういう思いをさせてしまうと、子供は覚えていて嫌がります。
日向に駐車している場合は、日除け用のカバーやカーテンなどを利用して、チャイルドシートの温度が上がらないように工夫しましょう。
赤ちゃん用の保冷シートを取り付けるのもいいですよ。
チャイルドシートの不快さを取り除いたら、今度はチャイルドシートに乗るのが楽しみになる工夫もしてみましょう。
チャイルドシート用のハンドルや、前の座席にかけられるお出掛けポケットがオススメ。
ポケットに子供のお気に入りのおもちゃやおやつを収納しておけば、何が入っているのだろうとお出掛けも楽しくなるはず!
ティッシュなどを収納できるものもあるので、大人にとっても大助かりのアイテムですよ。
「イヤイヤ期」は大変ですが、怒って押さえつけず、しっかり子供の話を聞いて時には受け流す事も必要です。
うっかり怒ってしまったら、あとで「怒りすぎてごめんね」と謝り、愛情いっぱいのフォローをしてあげてくださいね。
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