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やらなきゃ損!◯秒待つ&写真&呪文でイライラをコントロールする方法!
子育てというのは、想像以上に大変なもの。特に、初めての子育てに挑戦する場合は、わからないことだらけですから常にイライラがつきものですよね。
心から愛しているわが子だったとしても、慌ただしい朝や家事で疲れている時、夫婦関係がうまくいっていない時、あるいはご近所トラブルを抱えている時などは、我が子が言うことを聞必要以上に怒鳴ってしまうこともあるかもしれません。
多くの大人は「これは本当はよくないこと」だとわかっていると思います。しかし、それを我慢するのは容易なことではありません。
そこで重要なのは、イライラしやすい原因を理解しながら怒りをコントロールするということです。
その方法を、今回はいくつか取り上げてみたいと思います。どれも簡単にできることですので、思い当たる節のある方は是非参考にしてみてください!
怒りをコントロールする方法その1「ストップシンキングとタイムアウト」
多くの場合、子供に対する怒りというのは「反射的」なものが多いはずです。
ですから、なるべく怒りを抑えるためには、イライラを感じる瞬間からなるべく離れるのがポイントとなります。
例えば、トイレに行くとかキッチンに入って水を飲むなど、数秒間の「間」を作り上げるのです。これを「ストップシンキング」や「タイムアウト」と呼んでいます。
人間が怒りを感じるピークは7秒前後だと言われているので、数秒間の間を開けることにより、冷静になれる時間を確保することができます。
その為にも自分なりの「逃げ場所」を作っておくのは大事かもしれません。
怒りをコントロールする方法その2「ポジティブフォーカス」
これは、子供のイライラから目を背けて、子供のポジティブな部分に改めて目を向けるという方法です。それで怒りをコントロールすることができます。
イライラしてしまう場面があったとしても、親は本当は子供のことを愛しているものです。
子供が産まれたばかりの時の喜びや、初めて立てるようになった時など、「子供が成長したな」と感じる瞬間には幸せを感じていたと思います。そんな思い出の写真や記録を家のいたるところに置いておくのです。
例えば、先ほどピックアップした「ストップシンキング」の時に「トイレなどに逃げ込む」という例を挙げましたが、そんな怒りを感じた時の逃げ場所に、子供に喜びを感じた時の写真を飾っておくというのもいいと思います。
そうすることで、感動を再び思い出すことができるので、子供に対する一時的な怒りも自然と治っていくでしょう。
怒りをコントロールする方法その3 「コーピングマントラ」
イライラして思わず怒鳴りそうになった時に、怒りを口にするのではなく、怒りを抑える言葉を唱えるスキルのことを「コーピングマントラ」と呼んでいます。
コーピングは「困難なことにうまく対処する、処理する」、マントラは「呪文、繰り返し言う言葉」という意味。
例えば、ここで一つ例を挙げるとするならば、怒りを感じそうになった時に「何か理由があるのではないか?」と自分に言い聞かせる言葉を唱えたとしましょう。
子供が親の言うことをなかなか聞いてくれない時には、子供なりの理由というのがそこには存在しているはずです。ですから、このような言葉を自分に言い聞かせて、子供に冷静にその理由を聞いてみるようにしましょう。
もちろん相手は子供なので、そこに深い理由はないケースもあるかもしれません。しかし、問いかける時間を作ることで、 怒りのピークがフェードアウトしていく時間稼ぎにつなげることもできます。
この言葉は自分に合っているものならばどんなものでも構いません。「まぁしょうがない」とか、「次の機会でいいか」とかなんでもいいのです。
自分なりに色々と試してみて、いい意味で子供に対する過剰な期待感を諦められるコーピングマントラを見つけられるようにしてみましょう。
今回ご紹介した方法は、どれもちょっとした心掛けでできる簡単なもの。今日からぜひ試してみてください!(忘れそうな方は、付箋に書いて、トイレや冷蔵庫など、目の付くところに貼っておくのがオススメです♪他の家族も見られるし!)
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