- 子どもの病気やトラブル
- 0歳〜1歳
重曹入り生理食塩水で、赤ちゃんの鼻水をズルズル吸う方法!
赤ちゃんは基本的に鼻呼吸。鼻が詰まっていると息苦しくてかわいそうだし、眠りが浅くなってすぐに起きてしまい、お世話する方も大変!中耳炎や気管支炎などの原因になることもあるので、早くなんとかしてあげたいですよね。
でも大人のようにチーン!と鼻がかめるようになるのは2歳か3歳くらいから。綿棒で掃除しようとしても、かえって鼻水や鼻くそを奥に押し込んでしまいそうになってしまって怖いし…。
そんなときにオススメなのが、市販の「吸引器」(うちではママ鼻水トッテを使っています)と「重曹入り生理食塩水」を使った鼻掃除!気持ちいいくらいズルズル吸えますよ!
うちは息子が生後3週間で中耳炎で高熱を出して10日間入院したという前科があるので、あまり症状がひどくないときでも予防的に家で鼻掃除をしています。(ちなみに鼓膜の切開もしました…。この話はいずれまた…。)
気になる場合は、まず病院!
鼻水が黄色や緑がかっていて大量に出る、症状が何日も続いている、熱や咳もある、耳を気にしている、機嫌が悪い…といった場合はまず病院へ!耳鼻科か小児科か迷った場合、我が家ではまず小児科に行っています。さらに病院で鼻水を吸引してもらいたい場合は、追加で耳鼻科に行っています。
病院に行った際、医師と「こんな症状になったら病院へ」「この程度だったらホームケアでOK」といった話ができると良いですね。
家庭でできるケア、「重曹入り生理食塩水」で鼻水吸引!
市販の吸引器などを使っても、粘り気が強かったり固まったりして上手に取れないときは、重曹入りの生理食塩水の出番です!
生理食塩水とは、0.9%の食塩水のことを言います。体液と同じ塩分濃度なので、鼻に入れてもしみないのです。お掃除でもおなじみの重曹を加えることで、汚れを分解する能力がUP!入れるのと入れないのとでは大違いなんですよ。
重曹は食用のものがスーパーやドラッグストアで購入できます。ちなみに、鼻掃除や料理に使う程度なら問題はありませんが、大量に摂取すると血液のアルカリ性度が高くなり危険だそうなので、誤飲には気を付けて子どもの手の届かないところにしまっておきましょう。
重曹入り生理食塩水の作り方
- 水500ml
- 食塩5g(普通の料理用のものでOKです)
- 重曹2.5g
これらをよく混ぜるだけでOK!
我が家ではドラッグストアで買ってきた500ml入りの精製水に、そのまま食塩と重曹を入れて蓋をして混ぜ、冷蔵庫に入れて1ヶ月程度で使い切るようにしています。ちなみに赤ちゃんだけでなく大人の鼻うがいにも使えるそうですよ!(私はやったことありませんが…)
重曹入り生理食塩水を使って、鼻水を吸ってみよう!
では、実際にやってみましょう!
1.赤ちゃんを寝かせるか、横向きに抱っこする。
2.重曹入り生理食塩水を、少しだけ小皿やコップなどに移す。
3.100円ショップなどで売っているスポイトに吸わせる。
4.赤ちゃんの鼻の穴のギリギリ手前でスポイトを押し、重曹入り生理食塩水をピュッと入れる。
5.吸引器を鼻の穴に入れて鼻水を吸い取る。
うまく吸うコツと注意点
- 動いてしまってやりにくい場合は、抱っこ紐で対面抱きをするとやりやすいですよ。
- スポイトを鼻の穴に入れると、動いた拍子に鼻の穴を傷付けてしまうことがあるので注意!
- うまく吸えないときは、何度か角度を変えて試してみましょう。
- 一息で長く吸おうとすると疲れてしまうので、ズッズッズッと短く軽く何度かに分けて吸うのがおすすめです。
- 一度に全部吸えなくても気にしないこと!一日に何度か試してみましょう。
いかがでしたか?嫌がって大変かもしれませんが、少しずつ何度かやってみてくださいね。早くいつもの元気な赤ちゃんに戻ってくれますように!お大事にお過ごしください。
(参考)
ママ鼻水トッテ
スーパー、ドラッグストア、ベビー用品店の他、アマゾンなどネットでも購入できます。
ママ鼻水トッテさん、いつもありがとう〜!