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【赤ちゃんの便秘】病院に行く目安&綿棒浣腸の方法&便秘を予防する離乳食
昨日も今日も、うんちが出ない…。もしかれて、これって便秘!?
赤ちゃんの便秘には、病院へ行った方がいい場合とホームケアが可能な場合があります!
病院に行く目安と、ホームケアの方法についてまとめてみました。
そもそも、赤ちゃんの便秘の定義って?
実は、赤ちゃんには「◯日出ないと便秘」という定義はありません。1日何度もする子もいれば、1〜2日おきという子もいますが、本人がつらくなければ問題はないのです。
赤ちゃんの便秘の原因は?
なぜ赤ちゃんは便秘になるのでしょうか。赤ちゃんの便秘には様々な原因があります。
・赤ちゃんの体質
・母乳やミルクの量が足りない
・基本的な生活リズムの乱れやストレス
・水分が足りない
・離乳食の量が足りない
・離乳食の栄養バランスの乱れ
この中でも、病院へ行った方がいい場合とホームケアが可能な場合があります。病院に行く目安と、ホームケアの方法について見ていきましょう。
こんな場合は病院へ!
便秘で病院に行った方がいいのは、こんな症状が出ている場合です。
・普段より明らかに量や回数が少ない
・普段より機嫌が悪い、食欲がない
・体重が増えていない
・排便時につらそうにしている
・便が固くて肛門が切れる
・お腹が固く張っている
・嘔吐する
出るものが少ないということは、入るものが少ない可能性がありますので、まず心配なのが栄養不足。うんちをする際に苦しんでいないかも要チェックです。
個人差が大きい問題なので、病院に行くとよく「普段とくらべてどうですか?」と質問されます。これは、実際にお世話をしている人にしかわかりません。
普段から赤ちゃんのうんちについてよく注意しておくとともに、保育園などに預けている場合は、うんちの様子についてもこまめに教えてもらうようにしましょう。
即効性アリ!綿棒浣腸でスッキリ解消♪
綿棒浣腸は、母乳やミルクのみの時期にオススメの便秘解消法。やり方はとっても簡単です!
・汚れてもいいように、新聞紙などをしく
・新しいオムツをセット
・綿棒にベビーオイルやベビーローションなどをつけて滑りを良くする
・赤ちゃんの肛門に綿棒を入れる
・綿棒をクルクルとまわし、肛門をやさしくマッサージするように刺激する
※注意!
・肛門の出口だけを刺激すれば大丈夫なので、深く差し込まないように気をつける
・溜まっていた便が一気に噴出する場合も!お気をつけ下さい
離乳食期は、こんな食材で便秘を予防しよう!
離乳食が食べられるようになったら、離乳食の進み具合に合わせてこれらの食品を食べさせてみましょう。
・食物繊維が多い食品(イモ類、キノコ類、海藻類、根菜類)
・ヨーグルト
・砂糖水(5〜10%に薄めて、50ml程度)
・果汁
食物繊維が多い食品は、バナナ、サツマイモ、カボチャなどが甘くて食べやすいのでオススメ!
キノコ、海藻、ゴボウ、葉物など、赤ちゃんが食べにくい食材の場合は、柔らかくなるまで加熱し、細かく刻んだりすりつぶすなどして、食べやすい状態になるよう工夫しましょう。
また、水分不足にならないように、水や麦茶などをこまめに飲ませたり、汁物やおかゆを離乳食に取り入れるのも良いでしょう。夏場は汗をかくので、普段よりも多めに!熱中症の予防にもなります。
規則正しい生活を心掛けて、便秘を予防♪
生活リズムの乱れも便秘の原因になるので、頻繁に便秘になる場合は、起きる時間、食事の時間や量、お風呂の時間、寝る時間を見直してみましょう。
また、保育園に行き始めるなど、生活環境が変わってしばらくは便秘がちになることがありますので、普段と違うところがないか、いつもよりも注意してあげてください。
赤ちゃんによって個人差が大きいので、効く方法、効かない方法があると思います。赤ちゃんの様子を見ながらいろいろな方法を試して、赤ちゃんにピッタリの便秘解消&予防方法を見つけましょう!