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赤ちゃんとは違う、2歳児の夜泣き対策!寝る前の◯◯で朝までぐっすり♪
私には2歳と0歳の子供がいます。
2歳の子供は、卒乳してからは寝つきも良く、一度寝たら朝まであまり起きないタイプ。
起きたとしても、また素直に寝てくれるので、夜泣きとは無縁のありがたい生活でした。
しかし、2歳3ヶ月になった頃から、突然に夜泣きがスタート!
夜中目がさめると泣くようになり、ただただ泣き続ける時もあれば、「あっちに行く」「ほしい、ほしい」などを繰り返しながら泣く時もあります。
抱っこしてもなだめてもなかなか泣き止まず、上の子供の声で下の子供も起きて泣いてしまい、また2人を寝かしつけなければならないという状態が毎日続いて大変でした。
一晩に何度も起きて泣かれたときは、子供を優しく宥めるべきなのに「もう勘弁してよ〜」と言ってしまうほど……。
私は「このままではいけない!」と思い、原因と対策を考えることにしました。
指しゃぶりを叱ったことが、夜泣きの原因に?
赤ちゃん時代を卒業した2歳前後の子供の夜泣きは、生活習慣の乱れやストレス、悪い夢などが原因になることが多いのではないかと考えました。
「夜泣きが始まった頃に、何か変わったことがなかったか?」と考えたところ、ひとつ思い当たることが……。
それは、夜泣きが始まる少し前に、歯科検診で指しゃぶりを指摘されたことです。
それをきっかけに、私も少しずつやめさせなければならないと思い、子供に時々指摘するようになっていました。
「もしかしたら、この指しゃぶりの件が関係があるのかもしれない」と思い、指摘の仕方を工夫することに。
指しゃぶりを叱るのではなく、「指、お口に入れない方がいいんだって」「指のタコさん痛そうね」という言い方に変えたり、なるべく指しゃぶりについては触れずに、指を使うような違う遊びに誘うなどの工夫をしました。
また、寝る前の指しゃぶりについては一切指摘せず、全てスルー。
そうすると、さっそく効果が出て、夜泣きをしない日が出てきました!
また、自ら指しゃぶりについて「お口入れない」と言うようになり、指しゃぶりを卒業することもできました。
私の「指しゃぶりをやめさせなきゃ」という気持ちが、子供にとってストレスになっていたのかもしれません。
不機嫌なまま寝ると、夜泣きをする
指しゃぶりの件は解決して夜泣きは減ったものの、それでも激しく泣く日があり、まだ何か原因があるのだと思い考えることにしました。
しばらく様子を気にしていると、ある規則性を発見。
それは、たくさん叱ってしまった日は、特にひどく夜泣きをするということ。
特に寝る前の時間帯に叱ってしまい、不機嫌なまま寝てしまうほど、夜泣きがひどくなるように感じました。
とはいえ、躾も必要ですし叱らないわけにはいけません。
なので、寝る前にご機嫌になれるような工夫をしてみました。
元々寝つきの良い子だったので、夜泣きが始まる前は寝かしつけらしい寝かしつけはしておらず、部屋を暗くして一緒に布団に入るだけ。
それを、寝る前に必ず楽しいお話をしたり絵本を読んだりと、子供が笑えるような状況を作ることにしました。
寝る前であっても、叱らないといけないことはしっかり叱りるのですが、泣き止んですぐに寝かせるのではなく、必ず笑わせてから寝かせることにしたのです。
笑うとテンションが上がってしまい、寝つきは少し悪くなるのですが、夜泣きをすることはほとんどなくなりました。
夜中目が覚めて泣きそうになっても「大丈夫だよ」と言えばすぐに寝るようになり、たまに泣いてしまっても宥めれば泣き止まないということはなくなりました。
今まで嫌な気持ちのまま寝て、嫌な夢を見て泣いていたのかもしれません。
手間と言えば手間ですが、この方が結局親子ともによく眠れますし、こちらも良い気分で一日を終えることができるので、楽しんで習慣にしています。
2歳前後のお子さんの夜泣きに悩むパパやママへ
うちの子供のように、夜泣きをしていなかったのに突然夜泣きをするようになって、悩んでいる方もいらっしゃると思います。
また、元々夜泣きをする子供も、年齢によって夜泣きの理由が違う場合も。
夜泣きに困ったら、最近の生活で変わったことがなかったか考えてみてください。
「イヤイヤ期で叱ることが増えた」「指しゃぶりを指摘するようになった」「トイレトレーニングを始めた」「保育園や幼稚園・習い事などに通うようになった」「下の子供の妊娠や出産」など、何か変わったことはありませんでしたか。
原因がわかったからといって、叱るのをやめたり、しつけやトレーニングなどを止める必要はないと思います。
叱ったあとは優しくフォローする。しつけやトレーニングなどであれば、パパやママ自身がプレッシャーを感じずにのんびり進めていく。
そういった対策で子供のストレスが軽減され、夜泣きも改善できるかもしれません。
そして「ご機嫌な状態で眠る」という方法は、様々な原因に対して有効だと思います。
子供にとって嫌なことや緊張することがあった日や、たくさん叱ってしまった日は、寝る前にたくさん笑わせてご機嫌にしてあげてください。
そうすれば、嫌な夢や怖い夢を見ることも減るのではないかと思います。
また、夜泣きの原因はさまざまですが、決してパパやママのせいではありませんので落ち込まないでください。
今回のまとめ
・しつけやトレーニングは、言い方を工夫してストレスにならないようにする
・しつけやトレーニングが思うように進まなくても、イライラしない
・叱ったあとは、優しくフォローしたり、楽しいことをして気分転換をしてみる
・寝る前に子供を笑わせて、ご機嫌にしてから寝る(絵本を読む、楽しい話をするなど)
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