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子供が喜ぶお正月遊び♪かるた、すごろく、福笑いを2〜3歳向けにアレンジ
お正月の遊びといえば、福笑いに羽根つき、凧揚げなどの伝統的な遊びが思い浮かびます。
昔の遊びは古臭いと思うかもしれませんが、遊びを通して子どもの心や体の成長を促してくれるものばかりです。
今回は、2〜3歳くらいの小さな子どもから楽しめるアレンジをご紹介します。
きっと素敵なお正月の思い出ができますよ!
子どもが読める字だけの「かるた遊び」
ご存じの通り、かるたは読み札と絵札を使ったカードゲームで、「百人一首かるた」 や「いろはかるた」があります。
まだ字が読めない子どもの場合は、百人一首の絵札の山をめくる「坊主めくり」がオススメです。
坊主めくりにはローカルルールがありますが、女性が出たら場に出ている札を全部もらい、男性が出たら場に置く、そして坊主が出たら手持ちの札を全て場に戻すことが多いようです。
また、子どもがひらがなが読めるようになってきたら、かるた遊びにチャレンジしてみましょう。
大人と遊ぶなら、子どもの読める字だけ選んで遊んでもいいですね。
兄弟がいる場合はハンデをつけてあげてもいいでしょう。
例えば、下の子どもしか取ってはいけないエリアを設ける、上の子は3歩下がって読み終わってから取るなど、年齢差に合わせたルールを作っても面白いですね。
子どもと一緒に♪「福笑い」クッキー作り
福笑いは目隠しをして、輪郭を描いた紙の上に目や口や鼻などのパーツを置いていくゲームです。
本来はひょっとこやおかめなどの顔で遊びますが、一工夫して家族の似顔絵を描き、福笑いを楽しんでもいいですね。
できあがった顔が面白いと、子どもも大うけすること間違いなしです。
また、粘土遊びができる子どもなら、いっしょに福笑いクッキーを作るのもオススメです。
まず、通常のクッキー生地とココア入りの生地の2種類を作ります。
顔の輪郭を大きめに作り、髪の毛をココア生地で作って乗せます。次に目や鼻、口などのパーツを作ります。
最後は福笑い同様、目隠しをして輪郭の上に載せていきます。
焼きあがるまで子どもには見せないでおくと、オーブンから取り出したときに盛り上がること間違いナシ!
みんなが作ったクッキーを見比べながら、おやつタイムで初笑いできますね。
独自ルールの手作り「すごろく」
すごろくは、サイコロを振って出た目の分だけコマを進める遊びです。
止まったマス目に書くことを工夫すれば、子どもから大人まで楽しめる遊びに早変わりします。
子どもと一緒に内容を考えても面白いですね。
例えば、面白い系の目なら定番の「サルの真似をする」「尻字を書く」などでしょう。
ご褒美系なら「クッキーなどのお菓子を一つもらう」。
家族や親せきを巻き込んで「おじいちゃんの肩を叩く」や「おばさんをこちょこちょする」などでも、良い触れ合いの機会になります。
とにかく子ども目線になって、面白いと感じるマス目を考えてあげるのがポイントです。
うちわと風船で「羽根つき」
羽根つきは羽子板で羽をつく遊びですが、子どもの健やかな成長を願う厄払いの意味があります。
羽根を打ち損じると顔に墨を塗るのも、魔よけのおまじないだと言われています。
羽根つきは小さなお子様には難しいので、うちわと風船で代用してみるのもいいですね。
風船ならなかなか落ちないので、ラリーが続いて盛り上がることでしょう。
うちわをうまく使えない場合は、手を使うのもOKというルールでも構いません。
また、本当に墨汁で顔に×印などを付けるのも盛り上がります。シールなどで代用するのもいいでしょう。
終わったらみんなで記念撮影すれば、素敵な思い出になりますね。
このようにお正月遊びに一工夫するだけで、小さな子どもでも楽しめます。
残念ながら、昔の遊びはだんだんと減ってきています。
みんなが揃うお正月だからこそ、おじいちゃんやおばあちゃんたちといっしょにできる遊びで楽しみ、お子様の成長をみんなで見守りましょう。
みんなで楽しもう♪
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