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赤ちゃんもOK!思いっきり遊べてたくさんのことが学べる、禁止事項のない公園

身体が丈夫になったり、自然を感じたり、お友達とのやりとりを学んだり…赤ちゃんや子どもにとって外遊びは欠かすことのできないもの。
でも、本当に子どもが楽しんでいるのかわからなくなったり、マンネリを感じてしまったりして、「これでいいの?」と悩むことも多いですよね。
そんなときは、プレーパークに出掛けてみませんか?
プレーパークは、「自分の責任で自由に遊ぶ」という方針のもと運営されている遊び場。
禁止事項がなく、焚き火や工具の使用もOKで、子どもが思いっきり遊べるようプレーワーカーと呼ばれるスタッフが常駐しています。
今回取材にうかがったのは、1979年に日本で1番最初にできた「羽根木プレーパーク」。外遊びのヒントが、きっと見つかりますよ!
プレーパークについては、こちらでさらに詳しくご紹介しています!
▶子どもが遊びから学ぶ!禁止事項のない公園「プレーパーク」
羽根木プレーパークについて
羽根木プレーパークがあるのは、世田谷区代田の羽根木公園の一角。
「NPO法人プレーパークせたがや」が、羽根木公園内で世田谷区から委託を受けて運営しています。
都内で最寄り駅から徒歩3分という立地にも関わらず、こんもりとした森の中に小屋や遊具が点在し、子どもが思いっきり遊べる魅力的な場所!
夏は水遊びを行い、野外映画会や子ども商店街などのイベントも行われています。
(近況はWebサイトやFacebookページからチェックできます)
「そらまめハウス」で赤ちゃんも安心♪
赤ちゃんがいると、オムツ替えや授乳など、外遊びでは不安なことも多いですよね。
羽根木プレーパークには「そらまめハウス」という小さな小屋があるので安心♪
オムツ替えや授乳はもちろん、お昼ごはんやおやつを食べたり眠くなったら昼寝をしたり…。雨でも夏でも、屋根のある場所で自由に過ごせます。
外遊びが大好きな年の離れたきょうだいがいる場合も助かりますよね!
禁止事項がないから、こんなこともできる!
室内や普通の公園では、アレしちゃダメ、コレしちゃダメ…とダメダメばかりになってしまいますが、プレーパークでは禁止事項がないので、様々なことが体験できます。
家の中ではラクガキが心配なお絵かきだって、外ならこんなに大胆に楽しめます。
工具の使用も自由!子どももノコギリを使って工作をしています。(少年いわく、イスを作っているらしいです!)
プレーパーク内は穴堀りもOK!舗装されていないので、本物の土の感触を楽しむことができます。(「恐竜の化石を探して、ここに来るたびに掘っている」とお母様談)
こんなに大きな遊具も手作り!
遊びの中でときどきケガをするなどのこともありますが、遊具を撤去したり、禁止してしまうと、そのぶん子どもの自由が狭まってしまいます。子どもが最大限自由に遊べるように知恵を絞るのも、プレーワーカーの仕事なのです。
オール電化の家や花火禁止の公園が増えた今では、火を扱うこと自体が貴重な体験。
焚き火をしたい子どもたちには、プレーワーカーがやり方を教えてくれます。
子育ての悩みも相談できる!
プレーパークに来ている親子を見ていると、誰と誰が親子なのか、少し見ただけではほとんどわかりません。
そのくらい、大人はよその子どもにも目を配り、子どももよその親と一緒に遊んでいて、みんなで遊び合い、見守り合い、育て合う風土が根付いています。
子育てのグチを聞いてもらったり、悩みを相談したりできるので、親にとってもかなり心強い存在です。
気になった方は、ぜひ出掛けてみてください!
羽根木プレーパーク
〒155-0033 東京都世田谷区代田4-38-52 羽根木公園内
電話:03–3324–9284
10:00~18:00はプレーワーカーや世話人がいます。
休園日:火曜日
※そらまめハウス
開室時間:10:00〜15:00
閉室日:日曜日、火曜日、祝日
電車:小田急線梅ヶ丘駅徒歩3分 井の頭線東松原駅徒歩7分
駐車場、駐輪場あり、ベビーカーもOK
少し坂になっていますが、段差なく公園に入れます。
▶羽根木プレーパーク Webサイト
▶特定非営利活動法人プレーパークせたがや Facebookページ
※写真は全て羽根木プレーパークのものです。
この記事のライター
樋口千春/子育てのミカタ編集長兼ライター
2011年生まれ女児と2015年生まれ男児の母。
取材をダシに育児相談をしてきてしまいました…!
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