- 子育て体験談
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家事ゼロ夫と100回以上ケンカ…。今では家事も育児もこなすイクメンに!
パパと私は同い年で25歳の時に結婚しました。
なかなか子宝には恵まれず、私もずっとフルタイムで働いていました。
パパは男3人兄弟で、いい意味で男らしく、悪く言うと女心が分からないタイプ。
ゴミ出しすらもしたことがない、「家事ゼロ夫」でした。
ごはんを食べているときに「おかわり」と言って、私にお茶碗を差し出すなんて日常茶飯事。
私もその時はフルタイムで働いてはいたものの、なんとか毎日の家事が私一人で回っていたので、イライラしながらもなんとか頑張って家事をしていました。
1人目出産後、育児とゴミ出しを分担するように
私が33歳の時に、待望の1人目の子供が産まれました。
仕事は辞め、昼間は赤ちゃんと私だけの生活ですが、なかなか思うように家事がすすみません。洗濯物一つ干すのも一苦労です。
そこでパパにゴミ出しと、早く帰ってきた日に子供の面倒を見てくれるようにお願いすることに。
子供が産まれて改めて分かったのですが、パパは子煩悩な人で子供の面倒は結構しっかり見てくれたので、その間家事がはかどりとても助かりました。
ただ、家事の面ではパパの分担がゴミ出しだけとういうことに、徐々にストレスが溜まるようになりました。
双子が生まれて、夫の家事分担量がUP!
その後、思いがけず双子の妊娠が発覚し、私が36歳、1人目が3歳の頃に出産しました。
「ええー!子供は2人と決めていたのに、3人も産んで経済的にも体力的にも大丈夫なんだろうか……」という出産前からの不安は的中し、双子と上の子の子育ては想像以上に大変!
私がこれだけ苦労しているにも関わらず、パパは家事育児の分担については、「今までと同じで問題なし」と思っていたようです。
そのため、私は何度も何度も「もっと助けてくれないと、家のことが回らない」とケンカしたり話し合ったりしたました。
その結果、今では出勤前に朝早く起きて「洗濯ものを畳む」「洗濯物を干す」「ゴミを出す」という家事をしてから出勤してくれるように……!
私もフルタイムで働くようになったので、今後もトイレ掃除、洗面所の掃除、床拭きなどなど、どんどん家事をお願いするつもりです。
子育ては相変わらずきちんとやってくれるので助かっていますが、もっと早くから家事もしっかりやってもらっていれば良かったと思っています。
今は男の人も育児、家事ができて当たり前
個人差はあると思いますが、私達の親世代はまだ「女は家の仕事や子育て、男は外で働く」といった考え方の人も多いと思います。
実際、義母にパパに洗濯物を干してもらっている話をすると、「お父さんに報告しないと!」とまで言うくらい、ものすごく驚かれました。
しかし、今は男の人もうんちのついたオムツを替えて当たり前だと、私は思っています。
私がよく行く公園では、休みの日には、ママよりもパパと一緒の子供たちの方が多いときもあます。
その間、ママは家で大の字になって寝っ転がっているのではなく、普段できないこまごまとした家事をしているのではないでしょうか。
ママにも少しお休みできる時間が必要なので、親世代の声は無視していいと思うんです。
私なんて、その後、「パパに洗濯物を畳んでもらっているんです」と言うと、義母に無視されました。びっくりですよね。
でも、それは自分が女に生まれたから言う訳ではありません。
私にも息子がいますが、息子は掃除、洗濯、料理のできる男性に育てたいと思っています。
第一の理由は自立です。
もしパパが私と離婚したら、きっと義母の元に戻ると思います。
パパの兄弟は、全員が結婚するまで実家暮らし。
実家暮らしでも家事を分担していれば問題ありませんが、そうではないようだったので「普段偉そうなことを言っているわりには、自立できていないんだな」と冷ややかな目で見ていました。
第二の理由は、将来息子に幸せな結婚生活を送ってほしいからです。
私とパパは、家事のことで100回はケンカをしました。
息子に家事を分担する習慣が身に付いていれば、結婚した時にお嫁さんと家事のことでケンカをしなくて済むでしょう。
以上の2つの理由から、今の時代は男性も子育てはもちろん一通りの家事ができて当たり前だと思っています。
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