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妊娠中のタバコの害が凄まじい…。パパの喫煙も危険です!

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    妊娠中のタバコの影響について、何となく知っているという方は多いと思います。

    一方で、
    「本数を減らせばいいのでは」
    「友達はタバコを吸っていても大丈夫だったから、自分もきっと大丈夫」
    「パパの喫煙は問題ない」

    など、誤った認識をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    今回は、妊娠中のタバコの影響についてまとめてみました。

    こんなにある!妊娠中のタバコの悪影響

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    タバコの煙には、ニコチン、一酸化炭素、シアン化合物、鉛など、4000種類の化学物質が含まれています。そのうち200種類以上が有害物質で、さらに50種類以上が発がん性物質だと言われています。

    特に影響が大きいのがニコチンとヘモグロビンです。ニコチンには血管を収縮させる作用があります。一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと結合するため、本来ヘモグロビンと結合して体内に運ばれる予定の酸素が、運ばれなくなってしまいます。

    では、妊娠中のママがタバコの煙を吸い込むと、どうなってしまうのでしょうか?

    ニコチンの影響で血管が収縮し、一酸化炭素の影響で酸素の供給量が減少。その結果、胎盤への血流量も酸素量も少なくなり、赤ちゃんの成長に必要な栄養が届かなくなってしまうのです。

    赤ちゃんに栄養が届かなかった場合、これだけの悪影響が!

    ・胎児の発育が遅れる
    ・出生時体重が200g〜450g軽くなる
    ・流産、早産、前置胎盤、胎盤早期剥離などの以上が2〜3倍増加する
    ・口唇、口蓋裂の発生率がやや増加する
    ・神経発達障害の可能性がある

    まったくタバコを吸わない場合、早産率は6%ですが、5本以上の場合は7%、6〜10本で11%、31本以上の場合は33%にもなります。

    もちろん、これ以外に現在調査中のものもたくさんあります。

    また、少量でも妊婦や赤ちゃんに影響を与えるので、本数を減らしたり、ニコチンやタールの軽いものにすれば良いというものではありません。1本も吸わず、完全に禁煙する必要があります。

    パパの喫煙も、赤ちゃんには悪影響

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    「受動喫煙」という言葉を聞いたことがありませんか?周りの人が吸っているタバコの煙を吸い込んでしまい、自分では喫煙していないのにタバコの被害を受けてしまうことです。

    タバコの先から出ている副流煙には、本人が吸う主流煙よりも多く有害物質が含まれています。

    パパなど同居の家族が喫煙している場合には、タバコの害を説明して禁煙してもらいましょう!

    換気扇の下で吸っても、室内に煙がまわってしまうので、あまり意味がありません。完全に外で吸ったとしても、喫煙者が吐く息には有毒ガスが含まれているので、赤ちゃんの近くにいるだけで悪影響を及ぼしてしまいます。

    やはり、家族も完全に禁煙した方がいいでしょう。

    母乳・ミルクは関係ない!出産後も禁煙を続けて

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    出産後も、家族がタバコを吸うことによる悪影響はこれだけあります。

    ・母乳からニコチンを摂取する可能性がある
    ・SIDS(乳幼児突然死症候群)になる可能性が増える(両親が喫煙する場合は約5倍!)
    ・受動喫煙で、気管支喘息、風邪、中耳炎などの病気になりやすい
    ・タバコの誤飲事故の可能性も(タバコ1本には、乳幼児の致死量にあたるニコチンが含まれています)

    ミルクの場合、母乳からニコチンを摂取する可能性こそなくなりますが、それ以外にも様々な影響があります。

    出産しても気を抜かず、家族で禁煙を続けていきましょう。

    ママの身体にも、もちろん悪影響

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    これだけたくさんの害があるタバコですから、もちろんママ自身の身体にも悪影響を及ぼします。

    ・肺がん、子宮がんのリスクが高まる
    ・産後、子宮の回復が遅くなる
    ・シミが増える
    ・歯槽膿漏、口臭なども増える

    まさに「百害あって一利なし」ですから、現在喫煙中のママや妊娠を希望している方は、今すぐ喫煙をしましょう!

    妊娠中でも安全に禁煙する方法

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    現在喫煙中の方も諦めないでください。妊娠早期に禁煙した場合は、出生時体重はほぼ正常で、早産率も減少することが報告されています。

    禁煙用のニコチンパッチやガムは、体内にニコチンを取り込んで禁断症状を緩和するものなので、タバコを吸っていないだけで体内への影響は同じ。そのため、妊婦は使用することができません。

    妊娠中にタバコを吸いたくなったら、試してみたいこと

    ・周りに禁煙を宣言し、協力してもらう
    ・タバコやライターを全て捨て、手元に残さない
    ・飲食店に行く場合は、禁煙のお店にする
    ・ガム、キャンディ、炭酸水、フルーツなどを食べる
    ・歯磨きをする
    ・手芸や軽い運動などで気分転換をする
    ・ヨガやストレッチをしてリラックスする
    ・吸いたくなったら、お腹やエコー写真を見る

    禁煙が成功したときのことをイメージするのもいいですね。

    禁煙のメリット

    ・子どもも自分も家族も健康になる!
    ・疲れにくくなる!
    ・お肌がキレイになる!
    ・口が臭くなくなる!
    ・食事が美味しくなる!
    ・タバコに使っていたお金を節約できる!
    ・壁がヤニで汚れない!

    いいことだらけですよ!

    喫煙はツライかもしれませんが、子どもや自分自身の健康には代えられません。いろいろな方法を試して、喫煙がんばりましょう!

    ※参考
    日本産婦人科医会・先天異常委員会委員  飲酒、喫煙と先天異常

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