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かかりつけの小児科と薬局を選ぶ際に、注意すべきこととは?
赤ちゃんは、健診や予防接種など小児科に行く機会がたくさん!体調を崩す頻度も大人より断然多いため、病院や薬局はかなり身近な存在になります。
かかりつけの小児科や薬局があれば、「お腹が弱い」「粉薬が苦手」などの子どものクセや、「保育園に行っている」などの生活習慣も覚えてもらえて、それに合わせた治療プランを立てることができます。
また、ちょっと気になることを相談できたり、「この予防接種受けましたか?」など、自分が気付いていないことを教えてもらえるというメリットも。
せっかくかかりつけを持つなら、良い小児科や薬局を選んで長くお付き合いしたいですよね。今回は、小児科と薬局の選び方についてまとめてみました!
まずは小児科と薬局の情報を集めよう
まずは、情報を集めましょう!
最初に頼りになるのは、おそらくほとんどの自治体が作っている病院のマップや冊子。市役所・区役所や児童館などで配布されています。
インターネットでは、各病院のHPはもちろん、クチコミ情報なども見ることができますので、気になる病院の名前で検索してみましょう。
そして無視できないのが、ママ友のナマの情報!まだ近所のママ友がいない…という方は、児童館の職員さんや保育園・幼稚園の先生に聞いてみるのもいいでしょう。
薬局については、残念ながらあまり情報がありません。
病院で聞いてみると近くの薬局を教えてくれるので、病院選びを優先しましょう。
小児科を選ぶ際にチェックしたいこと
実際に小児科を選ぶ際には、こちらの点に注目してみましょう。
・自宅や保育園、幼稚園から通いやすいか?
・予防接種や健診専用の時間帯や待合室があるか?
・予約は可能か?
・メールやネット予約など便利なシステムはあるか?
・処方箋を薬局にFAXで送れるか?
・問診、触診、聴診を丁寧にしてくれるか?
・待ち時間は長い?短い?
・薬が多すぎたり少なすぎたりしないか?
・ちょっとしたことにも相談に乗ってくれるか?
・子どもが気に入るか?
前半は行かなくても調べられますが、後半は行ってみなければわかりません。具合が悪いときにいきなり知らない病院に行くのは不安だと思うので、予防接種や健診などでいろんな病院を試してみるものオススメです。
また、子どもが気に入るかどうかも重要なポイント。現在我が家が通っている病院は、待合スペースが広くておもちゃがたくさんあるので、子どもも嫌がらずに通ってくれます。
「内科・小児科」に注意!
なんと、医師は医師免許さえあれば、何科を名乗ってもいいのだそう!
そのため、時々見かける「内科・小児科」という病院では、内科が専門の医師が小児科の診療もしている可能性があります。
もちろん、小児科の知識も豊富でちゃんと診察してもらえれば何の問題もないのですが、私は実際に「内科・小児科」の病院に行って、0歳の子どもに大人用の抗生剤を出されたことがあります…。(不安になって別の小児科に行ったところ判明。もちろん2度と行きません!)
事前に実際に行っている人の話を聞いたり、直接病院に確認した方がいいでしょう。
調剤薬局を選ぶ際にチェックしたいこと
調剤薬局も、どこでもいいというわけではありません。選ぶ際にはこちらをチェックしてみましょう。
・通いやすい場所にあるか?
・説明がわかりやすいか?
・病院から処方箋をFAXで送れるか?(待ち時間が短縮できて便利です!)
症状によっては、小児科以外に耳鼻科、皮膚科、総合病院など、複数の病院に行く可能性もありますが、薬局は同じ場所にまとめた方がいいでしょう。
そうすれば、薬が重複していないか、飲み合わせは大丈夫か、以前飲んで合わなかった薬が処方されていいないかなどをチェックしてもらえます。
また、院内処方は便利ですが、ミスが発見できないというデメリットもあります。我が家が大人用の抗生剤を出された病院は院内処方でした。
ちなみに私は家の近所の調剤薬局をかかりつけにしていて、大人の内科の薬も全てそこにお願いしています。
私や子どものことも覚えてくれて、「この前の薬が残っていませんか?」などケアをしてもらえるので助かっています。
かかりつけの小児科と薬局を持とう!
今まで行き当たりばったりでいくつもの小児科や薬局に行っていた方も、ぜひ「かかりつけ」を決めてみてください。
また、いまかかりつけにしているところが「なんとなくしっくり来ない…」という方は、こちらの記事を参考に他の場所も検討してみてくださいね!
長くお付き合いできる、素敵な小児科と薬局が見つかりますように!
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