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台所、哺乳瓶、階段、駅に潜む危険!子供の事故防止対策あなたはできてる?
我が家には、4歳の息子と1歳の娘がいます。
お兄ちゃんの方は言えば分かる年齢にはなりましたが、まだまだ毎日ヒヤッとすることだらけ!
実際に起こるまで予測できないトラブルもありますので、ぜひ我が家のヒヤッと体験を参考にしていただければと思います。
台所は子供には危険な物だらけ!
息子が2歳になる少し前に、とってもヒヤッとした体験がありました。
息子はママっ子でいつでも私にぴったり。私が料理をしているときは、台所に居座っておもちゃなどで遊ぶのが日課でした。
最初はベビーゲートを設置していましたが、息子はママと離れるのがイヤでずーっとゲート越しに泣くので、撤去。
もちろん台所には危ないものもあるので、台所下の引き戸や食器棚にはストッパーもつけていました。
いつものように息子を台所に置いて夕食の準備をしていたときのこと。
玄関横のトランクルームに野菜を取りに行き、台所に戻ってくると、息子が何かキラリとしたものを手に持っていたのです。
見るとなんと包丁ではありませんか!
私はサーっと青ざめました。
大きな声を出して包丁を落としても危険ですし、どうしてよいものかと思い、とっさに「それ床にぽんしようか」と息子を誘導しました。
この時は幸い言うことをすぐに聞いてくれたので、息子は床に包丁をすぐに置いてくれて事なきを得ました。
いつも包丁をしまっている台所下の引き戸を見ると、ストッパーが取れており、息子は引き戸を引いて包丁を抜き取ったようです。
その後はストッパーをより強力なものにし、外れそうになっていないか定期的にチェック。
また、もし開けても大丈夫なように、包丁は子供の手の届かない台所のコンロの横に置くようにしています。
大怪我やもしものことを考えると、本当に何もなくて良かったと全身の力が抜けた出来事でした。
哺乳瓶は子供が触らないよう注意!
息子が3歳のときに娘が生まれました。
娘は母乳がうまく飲めず、結局ミルクを哺乳瓶で飲むことに。
息子はやんちゃな盛りだったので、「哺乳瓶はガラスで危ないから触らないこと!」と、しっかりと言いつけていました。
娘がハイハイできるようになった頃のこと、いつものようにミルクを作り、哺乳瓶をダイニングテーブルの上に置いて、口周りを拭くためのガーゼを寝室に取りに行っていました。
寝室に行くとガーゼを収納している棚が少し雑然としてので整理をしていたところ、ダイニングからガチャーン!と何かが割れる音が……。
あわててダイニングに行くと、なんと哺乳瓶がダイニングテーブルから床に落ちて割れていたのです。
しかもそのすぐそばには、割れた哺乳瓶にハイハイで近づこうとする娘を、必死に抑えている息子がいるではありませんか!
すぐに娘を抱き上げ、娘を抑えていた息子は私にしがみついてギャン泣きし、地獄絵図状態でした。
息子に話を聴くと、ダイニングでゴムボールをポンポン弾ませて遊んでいたら不運にも哺乳瓶に当たってしまい、ダイニングテーブルから落ちたとのことでした。
いつもボールで遊ぶ時には気をつけるようにと言ってましたが、弾むといろんな方向に行ってしまうボールの動きは3歳児には予測不可能。
割れ物を置いたまま場を離れてしまった自分に大反省です。
その後は、娘にミルクをあげるときはガーゼなどの用意を万端にしてからミルクをつくる、そもそも割れ物を置きっぱなしにしない、またダイニングはどうしても食器などの割れ物を日々乗せるので、万が一のためにフローリングの上にジョイントマットを敷き詰めるようにしました。
この件では、娘が割れた哺乳瓶に触らないように、必死で抑えてくれた息子に感謝です。
子供が大好きな階段で、あわや転落
月に1度は家族でデパートなどに買い物へ行くのですが、子供は大人の買い物にずっと付き合えるわけではありません。
そんなときに便利なのがデパートのキッズスペースで、買い物の合間に旦那か私が子供に付き添ってキッズスペースを利用します。
いつも利用しているキッズスペースは広さはそれほどありませんが、バスをモチーフにして階段が6段くらい付いている遊具のようなものがありました。
娘が1歳になってヨチヨチ歩きをしていた頃のこと。
とにかく「階段があればどこにでも上がる」という階段が大好きな娘は、この遊具の階段も両手両足を使って器用に上り下りしていました。
下るときにはちょっと段差が怖いのか、後ろを見ながら両手両足で後ろ向きにゆっくりと下っているので、安心して遊ばせていました。
しかし、安心してちょっと目を離した隙に、娘はいきなり大人が階段を下るように、片足ずつ下りてこようとしていたのです!
もちろん上手に下りられるわけもなく、階段を踏み外し階段を転げ落ちそうになったところを、夫がすぐに駆けつけうまくキャッチしました。
娘は階段から頭から落ちていたので、夫がキャッチできなかったら、頭を強くぶつけたりケガなどをしていたでしょう。
きっと娘も最初は用心して上り下りしていたものの、途中から自信が付いてきて、周りの大きい子供を真似て片足ずつ下りたのだと思います。
それからはたとえキッズコーナーでも子供から目を離してはいけない、特に階段など高低差があるところは、ある程度の年齢になるまで子供を支えなければいけないと反省しました。
また、自宅にも階段はあるので、不本意な事故を避けるためベビーゲートを設置しています。
外ではほんの一瞬でも子供から目を離さない!
息子と二人で、電車に乗って映画を見に行ったときのことです。
息子には娘が生まれてから色々我慢させていたので、ママと二人だけでデートできて喜んでいました。
しかも大好きな電車に乗って行くということで、息子のテンションは朝からマックス!
いつも利用する駅に行って、改札近くの切符販売機で切符を買っていたときにヒヤッと体験が起こりました。
最初は私のそばにいた息子が、切符を買い終わってからふと見ると横にいないのです。
びっくりして周囲を見回すと、なんと息子は改札に向かって走っているではありませんか!
すぐさま私は息子を追いかけ、息子は改札を通り終わったところで私に気付きました。ちょっと涙目で私を見るなり「ママー!」と駆け寄って来る息子。
改札を通っていましたが、駅員さんに言って何とか再会できました。
後から息子に聞くと、「ママが切符を買っているときにちょっとプラプラしてたら、ママと似た人が改札を通り過ぎていたから、置いていかれたと思って追いかけた」とのこと。
この日は休日なので混んでおり、「切符を買う」という少しの間ではぐれてしまった息子は、私に似た人を追いかけたようでした。
連れ去りなども怖いですし、息子と外出のときは、パパやママの手をどんなときでも離さずつなぐこと、人が多い場所ではそばを離れないことを約束しています。
もちろん私も、他のことに集中して息子を見失わないように注意しようと、今まで以上に思いました。
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