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ワーキングマザーだけじゃない!? 専業主婦・育休中ママのかしこい「保育園」活用術

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    おうちで子育てに専念する専業主婦のママや、1人目の子育てで育休中のママにとって、「ちょっと遠い存在だなあ〜」と思いがちなのが「保育園」ではないでしょうか。

    保育園はワーキングマザーにとってなくてはならない場所。でも実は、ママが働いている・いないに関わらず、子育て支援の拠点として地域に開かれている存在なんです。

    保育園のなかでもとくに公立園では、さまざまなイベントを通じて地域交流と子育て支援を行っています。そのため、小さいお子さんがいる方なら誰でも無料で参加できるのです。

    私が住む地域では私立保育園でも「子育て広場」と称して、月に1回同じようなイベントがありました。今回は実際に私が近所の公立保育園のイベントに出て、「とってもトクしたな〜」と思った体験をご紹介していきます。(※)

    イベントに参加するとたくさんのメリットが!

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    保育園が外部にも開かれているとは知らなかった私。ベビーカーでお散歩中にたまたま保育園の前を通りかかり、張り紙でイベントを知りました。けっこういろいろなイベントをやっているんだーと感心。さっそく行ってみることに。

    当日はとくに予約の必要もなく、1歳の息子を連れて保育園を訪れました。氏名・月齢・連絡先などを記入すると専用の冊子を作ってもらえました。

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    実際に私が参加したイベントがこちら。

    身長・体重の計測

    毎回、イベント開始前後に計測、冊子に記録して渡してくれました。成長著しい時期なのでこまめに計れるのは嬉しいです。ほとんどの保育園で実施していました。

    「節分」「ひな祭り」「七夕」など季節の行事

    保育園の園児たちと一緒に楽しめます。私が参加した節分では保育士が鬼役に。新聞紙を丸めた豆をたくさん投げ、子どもたちは大はしゃぎ! 本物の豆のお土産もいただきました。

    ベビーマッサージ講習、離乳食講習会

    保育園には看護師や栄養士が常駐していることが多いです。専門家から学べて勉強になります。離乳食講習会では試食もありましたよ。

    園庭解放、ミニ運動会

    保育園の園児たちに混じって、広々とした園庭で思いっきり遊べます。都会っ子にはとくにおすすめ。うちの息子が一番喜んだのがこれでした。

    この他にもリトミックや工作、絵本の読み聞かせなど、たくさんの行事が開催されていました。

    イベントでは、保育士が子どもたちと接している様子が見られ、子どもたちとのやりとりがとても勉強になります。先生たちが創意工夫した手作りのおもちゃを使わせてもらえることもあり、子どもがどんなものに興味を持つのか参考になったりもしました。

    ママと子どもが楽しめることも大切ですが、とくにメリットがあるな〜と感じるのが、「育休中のママ」と「幼稚園入園前のお子さんをもつママ」なのです。

    私もそうだったのですが、保活中に保育園を見学できるのはわずかな時間だけ。イベントに参加すれば普段の保育園の様子がわかり、他の保育園との違いなど保育園選びの基準にもなります。

    幼稚園入園前のお子さんをもつママにとっての大きなメリットは、「子供を集団行動に慣れさせる準備」ができるということ。同じ月齢の子たち、しかも大勢と一緒に遊べる機会というのはなかなかないと思います。定期的にイベントに参加することで、幼稚園入園前に集団生活のよい予行演習になると思います。

    「ふれあい給食」で食べムラが解消!?

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    そして、私が参加したたくさんのイベントのなかでもとくに印象深かったのが「ふれあい給食」。保育園の園児たちに混じって一緒に給食が食べられるイベントです。

    ちなみに、「ふれあい給食」だけは、アレルギーの有無など事前に電話などで予約が必要です。有料(私は¥250でした)で、大人の食事は出ないという点がありますのでご注意を。

    当時、息子の落ち着きのなさと食べムラに悩んでいた私は、同月齢の子どもたちが「どんな風に食事をしているのか(きちんとお座りして食べてるの?)」や「どんな食材をどんな硬さ(大きさ)で食べているか」がとても気になっていました。同じ年頃のお友達と一緒に給食を食べたら、息子の状況も少しは改善されるかなあと思ったのです。

    当日、参加した親子は私たちだけ。突然、知らない親子が参加したのにも関わらず、保育園の園児たちはとても和気あいあいと、しかもお行儀よく食事をしていてビックリしました。やっぱり日々の集団行動ってすごいなあ〜と感心しっぱなしでした。

    一方、息子は園長先生の介助で食事という特別待遇(?)でしたが、初めての給食に興奮したようで、食事を1/3ほど残して楽しそうに走りまわるという始末でした。

    1回の給食をきっかけに落ち着きのなさや、息子の食べムラが劇的によくなったかというと疑問が残りますが、同じ年頃の子どもたちと給食を食べるという貴重な体験ができたのは、息子にとってもよかったと思います。

    何より私が園長先生に食事のことを相談できたり、食材の硬さや調理方法などを実際に目で見て確かめられたりしたのは大きな収穫となりました。

    イベントを上手に活用して日々の子育てのヒントに

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    育児は毎日のこと。とくにはじめての育児では「これってどうなのかな?」「うちの子はこうだけど、他の子はどうなのかな?」と些細なことでも迷ったり疑問が浮かんだりしますよね。

    そんな時、近所に気軽に相談できる存在があるのはとても心強いです。近くに児童館はないけれど、保育園ならあるという方は多いのではないでしょうか。

    私は引っ越しをしたこともあり、地域の違う3つの保育園のイベントに参加しましたが、どれも参加者が1組〜6組ぐらいでとても少なかったです。おそらくどの保育園も大々的に広報しているわけではないので、あまり知られていないようです。これはとても残念なことですよね。

    はじめてのママにとっては、保育園は少し敷居が高く感じられるかもしれません。私も保育園の門戸を叩いた時はちょっぴり緊張しました。でも、思いきって行ってみて本当によかったなと思います。

    専業主婦のママや育休中のママでも、保育園のイベントを上手に活用して、日々の子育てにいかしてみてはどうでしょうか? 気になった方はぜひ、お近くの保育園の情報を調べてお子さんと一緒に参加してみてくださいね。

    ※ただし、一部の公立保育園や私立、小規模保育園では実施されていないこともあるため、事前にご近所の保育園情報をご確認ください。

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