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その叱り方、子どもに伝わってる?今日から使える言い換えフレーズ3選!

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    「片付けて!」「ちゃんとして!」「ちょっと待って!」などなど…。

    子どもに何かしてほしいときに、ついつい「怒って怒鳴ってしまう」ことってありませんか?

    特に2歳半~3歳くらいになると言葉も身体も発達してきて、今まで微笑ましいと思っていた子どもの言動も、なんだか生意気に感じてしまい感情的に怒鳴ってしまったり…。

    さらに怒鳴り散らした後に「本当はこんな言い方したくなったのに…」と落ち込み、それが心の疲れとなって、普段なら何でも無いことにイライラしてしまう…という悪循環に陥っている方も多いのではないでしょうか。

    まずは、怒りの感情の正体を知ろう

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    ベストセラー「嫌われる勇気」で紹介されている心理学者アドラーの考え方に、「怒りは自分が作り出している」というものがあります。

    「怒り」という感情は「他者」によって引き起こされる受け身の感情ではなく、相手に自分の気持ちを理解してもらうための道具として「自分」が選んで作り出しているというものです。

    人は自分自身すら騙してしまう生き物です。

    自分がコミュニケーション手段として無意識に利用している「怒り」という感情を、あたかも他人のせいで降り掛かってきた「どうしようもない災難」であるかのようにすり替えてしまっているとも言えるでしょう。

    しかし本当に「どうしようもない災難」なのでしょうか?

    答えはノーです。イライラして怒鳴るという悪循環は必ず断ち切れます。

    まずは、あなたの中で起こっていることを知りましょう。

    あなたは、「怒りを感じるから、大声を出して怒鳴る」のではありません。

    実は、「大声を出す以外の方法が思いつかない→吐き出し方が判らないので怒りという感情を作り出す」という順番なのです。

    「怒り」の感情は自分が作り出すウソの感情なのだということを意識できたら、「大きな声を出す」「怒鳴る」以外のコミュニケーションの言葉を知ることで、解決することができます。

    赤ちゃんが言葉を覚えるように、大人である私たちも、子どもという未知の生物に想いを伝えるための「言葉の使い方」を学習する必要があるのです。

    もちろん練習も必要ですが、ちょっと意識をするだけで、不思議なくらい落ち着いて子どもと接する事ができますよ。

    冷静になって、本当の目的を思い出そう

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    あなたが子どもに「片付けて!」「ちゃんとして!」「ちょっと待って!」などと言っているとき、本当に目的にしていることは何でしょうか?

    おそらく、「おもちゃを片付けてほしい」といった「正しい行動」を教えたくて叱っているのだと思います。そこに怒りが乗っかって、「叱る」と「怒る」がごちゃごちゃになってしまっているのではないでしょうか。

    イライラっと怒りにまかせて怒鳴ると、丁寧なコミュニケーションができません。

    「片付けて!」といった指示だけになっていたり、「ちゃんとして!」「ちょっと待って!」などの抽象的な表現を使ってしまいがちです。

    これでは、子どもは「どうして片付けないといけないのか?」という理由や、「ちゃんと」や「ちょっと」がどういう状態を指すのかがわかりません。

    ただただ怒鳴られて怖いので、黙ったり泣いたり反抗したり…ということになってしまいます。もちろん、「正しい行動」は理解できていません。

    もしその場で静かにしたり、片付けたりといった行動ができても、「正しい行動」が理解できているわけではないので、後日同じ間違いを繰り返してしまいます。

    これを繰り返していくと、大人も子どもも追い込まれてグッタリと疲れてしまうだけです。

    せっかく膨大なパワーを使って怒っても、子どもがそこから何も得ていないとしたら…何だか悲しいですね。では、どの様に言えば良いのでしょうか?

    理由や内容を、とことん具体的に伝える!

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    どうしてその行動を取らなければいけないのか、どういう状態を目指しているのかなどを、とことん具体的に伝えることが必要です。

    例えば、このような言い換えをしてみましょう。

    「片付けて!」を具体的に言い換える

    例えば「片付けて!」なら、「おもちゃを出しっぱなしにしていたらどうなる?なくなって悲しい思いをするかもしれないし、踏んだら自分も痛いしおもちゃも壊れてしまうかもしれないよ」という理由を伝えます。

    他にも、「片付けたら早く公園に行けるよ」「片付けが終わったらおやつを食べようと思ってるんだけど」など、子どもにとってのメリットも伝えましょう。

    決して「ご褒美で釣る」ということではなく、スケジュールを具体的に伝えたり、それをやることによって何が得られるのかを子ども目線で伝えるのです。

    「ちゃんとして!」を具体的に言い換える

    「ちゃんと」というのも子どもにとっては無意味です。「まっすぐ歩いてね」とか「椅子に座っててね」など、具体的な指示をしましょう。

    さらに「グネグネ歩くのって楽しいよね〜。でも、今は急いでいるからまっすぐ歩いてほしいな」など「共感の言葉」を付け足すのもグッドです。

    「早くして!」「ちょっと待って!」を具体的に言い換える

    「早く」や「ちょっと」だけを言われても、具体的にどのくらいなのか子どもには理解できません。

    「(指差しながら)この時計の針がここまで来たら、○○しようね」「このお皿を拭いたらそっちにいくね」など、目で見て理解できるような説明をしてあげましょう。

    時計のアラームを鳴らしたりする(聴覚に訴える)のも伝わりやすい表現です。

    筆者もよく子どもと公園で遊ぶとき「この時計がピピっとなったら、おしまいにしようね」などの表現を使っています。

    イライラしたら、ちょっとだけ逃げてみる

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    それでも子育ては理想通りに行かないもの。どうしても子どもにイラっとして怒鳴りそうになったとき、どうすればいいのでしょう?

    筆者のおすすめは、逃げること。

    といっても、家出をするわけにはいきませんよね。隣室に入る、トイレに入る、台所に行く…など物理的に距離を置くだけでも有効なんです。

    そして誰かに電話する(鳴らすだけでもオーケー)、スマホで家族旅行の写真を見るなど、狭まった視野を少し広げる行動をしてみると良いと思います。

    怒鳴らず、気持ちを伝える方法

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    最後に、怒りをコミュニケーションに変えるときに便利な3つのフレーズをご紹介します。

    ○○しよう

    「○○はダメ!」「○○しないで!」だけでは、ダメなことはわかっても、どうすればいいのかがわかりません。

    「走らないで」ではなく「歩こう」、「ウルサイ!」ではなく「ちっちゃくお話してみよう」など、取るべき行動を具体的に教えてあげましょう。

    本番の前に練習してみよう

    お店や公共の場所に行く前に使います。

    ここでも具体的に「シーって言ったら、お口チャックのポーズしよう。じゃあ、1回練習してみよう」といって何度か練習ごっこをするのです。上手くできたら褒めてあげて「じゃあ、本番もよろしく」と期待をかけてあげてください。

    自分で拭いてキレイにしてもらおうかな

    物をこぼしたときや、汚したときに使います。

    重要なのは、自分で後始末を体験させることです。失敗に対して関係のない罰(おもちゃを取り上げたり、おやつ抜きにしたり)を与えるのではなく、その失敗の後始末をさせることで学習させましょう。

    キレイに拭けないかもしれませんが、まず自分でやらせることが大切です。そうすると、失敗と結果(面倒な掃除)が結びついて間違った行動だということを学びます。

    …子どもと接するときには、大人同士のコミュニケーションルールでは上手くいきません。でも、少しのコツと意識で驚くほど結果が変わってきますよ!ぜひお試し下さい。

    ※参考※
    「嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」 /岸見 一郎、古賀 史健(ダイヤモンド社)

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