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1歳児の慣らし保育体験談!スケジュール&期間&2児の母からのアドバイスとは?
うちは1人目(娘、現在5歳)も2人目(息子、現在1歳)も1歳のときに保育園に入りました。
しかし、娘は5月生まれで卒乳も終わり、かなりしっかりしていたのに対し、息子は3月生まれで入園時は歩くこともできず、まだまだ赤ちゃんという感じで全然勝手が違う!
こんな2人が保育園に入園し、さみしさを乗り越え、馴染んでいった様子を共有したいと思います。
5月生まれの娘は、拍子抜けするほど保育園をエンジョイ
保育園入園前から、児童館に行ったり、3時間程度の一時保育を利用したりして「預けられる」ことに慣れていた娘。
もともとあまり心配していませんでしたが、こちらが拍子抜けするほど保育園をエンジョイ。
入園式の翌日は午前中まで、次はお昼まで、次はお昼寝が終わった15時頃…という感じで順調に在園時間を伸ばし、確か5日くらいで9時〜17時までに落ち着いていたと思います。
朝は「わーい!保育園だ!」という感じで楽しく登園していましたし、イヤイヤ期真っ盛りの2歳頃は遊びを中断して帰るのを嫌がって、連れて帰る方が大変でした(笑)。
そんな娘でも勝てなかった、保育園の「洗礼」
しかし、入園から2週間くらい経った頃、まずは娘が、次に私が、最後は夫が、バタバタと発熱・胃痛・腹痛・下痢・嘔吐…。
ウイルス性胃腸炎で、いわゆる保育園の「洗礼」としてかなりのあるあるネタなのですが、完全にナメきっていました。
子どもだけがかかるものと思いきや、大人もしっかりかかるし、症状もハード!一応普通に手洗いなどはしていたはずなのに、園での感染も家庭内感染も全く防げませんでした。
これはうがい手洗いなどで予防するのはもちろんですが、避けられないものとしてある程度覚悟し、4月中はあまり予定を詰めずに臨機応変に対応できる余裕を残しておくことを強くオススメいたします。
甘えん坊真っ盛り、3月生まれの息子の場合は…
それから3年後、2人目が保育園に入園!上の子と違い、一時保育は1〜2時間を2度しか利用したことがないし、卒乳も終わっていません。
どうなることかと思いながらも入園式の翌日に保育園に入ると、おもちゃに夢中で意外とスムーズにお別れすることができました。
「これは意外と大丈夫なのでは?」と期待をしつつ、昼食前の11時にお迎えに行くと大泣き!
最初は調子良くおもちゃで遊んでいたものの、途中で私がいないことに気付き、完全にパニックになって泣きまくったようです。
娘の倍かかった、息子の慣らし保育
単純に月齢だけの話ではなく、個人差や保育園の考え方もあると思いますが(途中で引っ越したので、最初に娘が入園したところとは別の保育園に入ったのです)、慣らし保育期間は10日と、娘の倍でした。
まず昼食前の11時お迎えを数日、次に昼食後の13時お迎えを数日、昼寝後の15時お迎えを数日…という感じ。
娘は17時までだったので、家と保育園の間を1日2往復したり、15時に2人とも連れて帰ったりと、仕事もなかなか進まず歯がゆい日々でした。
私が教室から出ようとすると号泣しながら追いかけてきて、先生に抱きとめられていた息子。お迎えのときも「俺を置いて何してたんだー!!」と言わんばかりの勢いで泣きながら突進してきていました。
しかし、お散歩や好きなおもちゃで遊ぶ時間など、遊びに集中できる時間が徐々に増えていき、泣く時間は減っていったようで、4月の後半には「朝とお迎えは泣いてるけど、日中は結構ケロッとしてますよ」と言われました。
家では添い乳や抱っこで寝かしつけていたので昼寝も心配でしたが、保育園でたくさん遊ぶせいか、特に何もしなくてもスムーズに入眠していたようで安心しました。
また、大好きなおねえちゃんが近くにいたことも大きかった様子。クラスは違いますが小さい保育園なのでトイレに行く途中などに顔を合わせるようで、「さみしそうに泣いてたんですけど、おねえちゃんに抱っこしてもらったら笑顔になりました〜」と先生から何度も嬉しい報告を受けました。
このどさくさに紛れて、日中の卒乳も成功。添い乳など夜間の授乳はまだ続いていますが、保育園がない日も日中は授乳していません。
洗礼は忘れた頃にやってくる
無事慣らし保育が終わり、5月中旬になるまで息子は皆勤賞。娘を通じて菌に慣れているのかな?と思っていた頃にやってきた発熱・胃痛・腹痛・下痢・嘔吐…。またしても家族全員感染してしまいました。
症状が治まるのが早かったことと、夫だけは「ちょっとお腹の調子が悪いな〜」程度で済んだことが、一応不幸中の幸いでしょうか。
特定はできませんがタイミング的には、予防接種で小児科に行ったことと、そのついでに普段行かない児童館に行ったことのどちらかが怪しいのではないかと思っています…。いやはや、油断禁物ですよ…。
入園から約2ヶ月、笑顔で「行ってらっしゃい」ができるように!
そんなこんなを乗り越え、「どうぞ」や「バイバイ」などの簡単なやりとりができるようになった5月下旬のこと。
朝、息子を送って教室を出ようとすると、息子が私に向かって笑顔で手を降っているではありませんか…!これにはかなり感動しました。
そう言えば、5月中旬あたりから「お名前を呼ぶと元気良くお返事してくれます」とか「先生に抱きついてきて甘えてくれます」といったことがよく連絡帳に書いてありました。
「保育園にも安心して甘えられる人がいて、自分の居場所がちゃんとある」ということがわかり、笑顔で行ってらっしゃいができるようになったのかもしれません。息子のがんばりと、娘と先生のサポートに感謝です!
入園から1〜2ヶ月は、予定を詰め過ぎないこと
今後保育園に入る方にアドバイスがあるとしたら、それは「入園から1〜2ヶ月は、予定を詰めすぎず、仕事は控えめにする」こと。
年度初めで職場もバタバタするでしょうし、育児休暇から復帰して「これでやっと仕事ができる!」と予定を入れたくなる気持ち、とってもよくわかります。
しかし、少なくとも父親母親どちらか一方は、子どもの急な体調不良などに対応できるようにスケジュールを組みましょう。曜日や時間で交代でも構いません。
また、「洗礼」を受けて家族全員病気でダウンするパターンも多いので、ご両親やベビーシッターなどもしもの時に頼れる人を探しておくとさらに安心です。
体調不良などがなくても、最初は慣れない保育園で泣いてしまったり、体力が追いつかなくて疲れてしまう子が多いと思います。そんなときも、スケジュールに余裕があれば、じっくり慣らし保育に付き合うことができます。
最初は大変だと思いますが、きっと乗り越えられるはずです!慣らし保育と洗礼、がんばりましょう!