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【体験談】「授乳・発育・離乳食を気にしすぎて、大切なことを見失っていた」

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    「赤ちゃんの体重が増えない」「離乳食を食べてくれない」とお悩みの方に、どうしても伝えたいことがあります。

    それは、私の子育ての体験談です。

    私自身の子育てを振り返ってみると、「過敏になりすぎていたな」「深刻に考えすぎていたな」と思うことばかり。

    「体重が増える、増えない」「離乳食を食べた、食べない」といったことばかりに気を取られて、本当に大切なことを忘れかけていました

    子供が大きくなってしまってから後悔しないためにも、ぜひ読んでいただけると嬉しいです!

    授乳は最初から上手く出来なくて当たり前!

    shoku2

    赤ちゃんが誕生したその時から、お母さんは赤ちゃんにおっぱいをあげるという大きな役目が始まります。

    最近は母親学級などで授乳や母乳のお勉強をできる機会が増え、妊娠中から知識を備えられるようになりました。

    でもやはり理想と現実は違い、なかなか上手くいかないことがしょっちゅうです。

    赤ちゃんの口に乳首がうまく入らなかったり、お乳が満足に出てこなかったり、それはそれはトラブル続きなのです。

    自分は何人も産んで授乳に慣れていたとしても、その赤ちゃんにとっては初めての経験なので、上手くできないのが当たり前。

    2人目以降の出産でも手こずってしまうことだってあるのです。

    そんな状態のときに助産師さんたちが一生懸命指導してくださればくださるほど、焦りを感じたりもします。

    ですが、おっぱいが出るということは、赤ちゃんがいるからこその特別で貴重な体験です。

    振り返ってみれば、ただただお乳が出た出ないに一喜一憂し、おっぱいを飲んでいる時の我が子の顔が記憶の片隅にも無いことが残念で仕方ありません。

    「おっぱいは出なくて当然」だとゆっくり構えて、あの貴重な体験をもっとじっくり体感すれば良かったと今では思います。

    初めてのおっぱいは、胸も準備が出来ていないことだってあるのです。

    「今は自分の体も赤ちゃんがいる状況に順応しようとしているんだ」と考えることが大事

    そうすればお母さんの温かい腕の中で一生懸命飲んでいる我が子の姿が、心のアルバムに刻まれると思います。

    体重測定が苦痛だった、赤ちゃん時代

    寝てる赤ちゃん

    授乳と同時に振り回されがちなのが、赤ちゃんの体重です。

    誕生した瞬間から始まる、赤ちゃんの体重測定。

    赤ちゃんの体重を増やせるのは、お母さんのおっぱいかミルクだけです。

    そう思うだけでもプレッシャーなのに、赤ちゃんの体重を毎日測定し、体重の増加具合をチェックされるのは、自分のおっぱいに点数を付けられているような気がして本当に苦痛でした。

    生後3ヶ月頃までは「お願いだがら体重増えて!」ということばかり考えていたような気がします。

    赤ちゃんの体重の増減は、発育状態を把握する上で必要であることはよくわかっています。

    ですが、今思えばこそですが、当時は体重の数字だけを気にしすぎていました。

    健康に問題があるほどの増減であれば、お医者さんがフォローしてくれます。

    赤ちゃんが健康であれば、周りの赤ちゃんや平均値と比べて一喜一憂する必要はないんです。

    大人だって、背が高い人、低い人、太っている人、痩せている人といろいろな体型の人がいるではないですか。

    「この子は自分のペースで大きくなっているんだな」と考え、体重以外の成長をもっと見守ってあげれば良かったなと思っています。

    離乳食を食べてくれず、悩んだ日々

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    おっぱい・ミルクが落ち着いてきたと思ったら、次の壁がやってきます。

    そう、離乳食です。

    離乳食は、生後5~6ヶ月頃にスタートします。

    もちろん独学ではなく、どんなメニューが適しているのか、硬さや大きさはどのくらいかなど、助産師さんや保健師さんたちが丁寧に教えてくれました。

    私は「赤ちゃんにあげるのだから、きちんとしたものを作らないと!」と考え、教えてもらった通りに作らないと気が済まなくて、何度も作り直したこともありました。

    なかなかうまく作れず、夜通し離乳食作りに時間をかけてしまい体調を崩しかけたことも……。

    離乳食は初めて赤ちゃんが口にする手作りのお食事。

    離乳食作りにもすごく気を揉み、力が入っていたことを思い出します。

    赤ちゃんが口にするものですから、ある程度神経を使うのは当然のことかもしれません。

    でも、保健師さんたちが教えてくださる離乳食メニューはあくまでも参考とし、自分なりにアレンジして作って良かったのです。

    うまく作れない時は頑張り過ぎず、市販のものを活用して少し休憩するという方法もありました。

    離乳食作りは大変ですが、決してうまく作る必要はありません。

    笑顔で食べてくれる我が子を想像しながら愛情たっぷりに作れば良いのです。

    食べてくれなくても、この時間が宝物

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    愛情たっぷりに作った離乳食、赤ちゃんが食べてくれないときもあります。

    本やプリントを見て一生懸命作った離乳食。

    時間をかけて焦がさないように柔らかく煮て、すり潰したり細かく刻んだりして……それはそれは手がかかるものです。

    それなのに全く口にしてくれないと頭が真っ白になったりしました。

    「どうして?」この言葉しか頭に浮かびません。

    食べない我が子にイライラしてしまい、ついにはそのイライラをぶつけてしまうこともありました。

    嫌がっているのに無理矢理口元にスプーンを押しあてたりして……今思うと正直ゾッとします。

    「食べてくれないの?どうして?なんで?」そんな疑問が頭の中をグルグルするのです。

    でも、赤ちゃんが離乳食を食べないのは珍しいことではありません。

    「どうして自分の赤ちゃんだけ……」と思う必要はないのです。

    赤ちゃんにとって母乳やミルク以外は初めてのもの。

    慣れないものなのだから食べなくても心配いりません。そういう子供は、きっと石橋を叩いて渡るタイプの慎重派なのです。

    パパママや上の子が美味しそうに食べる様子を見せたり、口に入れなくても匂いを嗅がせてみたりして、少しずつ慣れていけば、そのうち口に入れてくれるかもしれませんよ。

    ダメならダメで、「この子には合わなかったのかも」「今日は気分じゃなかったのかも」と受け流して、気にしすぎないのがおすすめです。

    それよりも離乳食の時期を楽しむことが大事。

    離乳食、あんなものやこんなものを食べさせたよなぁ……とよく思い出します。

    離乳食を食べている時の我が子をゆっくり見て、成長を楽しみながら過ごすことが何よりの思い出であり、宝物にもなるのです。

    この時期におすすめの子育てグッズ

    フォローアップミルクはいろんな栄養をバランス良く摂ることができます。そのまま飲んでもおかゆやスープに混ぜてもOK!

    瓶入りの離乳食は、外出先でも食べさせやすくて便利!

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