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子供にアレルギーを引き起こしてしまう原因と対策

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    アレルギーという言葉を耳にしたことのある人は多いかと思いますが、アレルギーが起こる原因はあまり知られていませんよね。

    アレルギーというのは、体に入ってきた物、例えば、花粉、ホコリ、食べ物などを異物と体が認識し、追い出そうと体が抗体を作り反応してしまうことの総称です。

    花粉やホコリ、食べ物など、本来体に害がないはずである、身の回りにあるもので起こってしまうことがあるため、アレルギーに苦しむ人が多くいるのです。

    特に子供はアレルギーの症状が次々と変わり、治癒が難しいので、子供がアレルギーにならないようできるだけ対策をしておきたいですよね。ここでは、子供に多い3つのアレルギーについて主にお話ししたいと思います。

    食物アレルギーの原因と対策!

    泣く

    まず、最近の子供に多いのが食物アレルギーです。食べたものが原因となり引き起こるアレルギーで、赤ちゃんに多く見られます。最近の統計では10人に1人の割合で見られるとも言われているほど多くの赤ちゃんと両親を困らす代表的なアレルギーです。

    赤ちゃんは消化器官が未熟ですので、食べ物の中に入ってる物質をうまく消化しきれないことから起こるとも言われています。

    主な症状は、皮膚に赤いブツブツができる、腹痛、呼吸器の問題などです。赤ちゃんの時期に起こる食物アレルギーは成長とともに消化器官が発達することで治ることがほとんどです。ですので、そこまで心配する必要はないですが、アレルギーが出てしまった食べ物は、赤ちゃんのうちは口にしない方が安全です。

    赤ちゃんはほんの少しの量でもアレルギーが出てしまうことがありますので、食べ物を与える際は表示成分に気をつけ、初めて食べさせるものはほんの少しだけにして様子をみてくださいね。

    気管支ぜんそくもアレルギーの一種です。

    熱

    次に気管支ぜんそくもアレルギーの一種で起こる症状です。ほこりや花粉などなんらかのアレルゲンを呼吸器官から吸い込むことにより気管支が反応し、気道が狭くなってしまい呼吸が困難になってしまうのです。子供や赤ちゃんが苦しげな呼吸をしていたらこのアレルギーを疑いましょう。

    このアレルギーの原因は様々ですが、室内のほこり、ちり、ダニ、カビ、ペットの毛、分泌物と言われています。中でもダニによる喘息は多いため、室内からダニを追い出すことがリスク低減の鍵です。ダニの死骸もアレルギーの原因となりますので、毎日の掃除を徹底しましょう。

    他にも日本は湿気の多い気候のため、カビが原因になることもあります。カビによってアレルギーが起こるとまれに重症化することがありますので、注意しましょう。カビもお家を清潔に保つことによって減らせますので、親が気をつけることでこのアレルギーを発症するリスクは少なくなります。

    発作は夜に起こりやすく、あまりにも呼吸が苦しくなると、体に酸素が不足してしまい、意識を失ってしまうこともありますので、喘息のような症状のある子供や赤ちゃんは早めに病院で診てもらいましょう。そして、適切な治療を行ってくださいね。

    アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎の原因と対策!

    鼻水

    最後にアレルギー性鼻炎や結膜炎も子供や赤ちゃんに起こりやすいアレルギーと言えます。このアレルギーの症状は、アレルゲンとなるほこり、花粉、かび、ちりなどが目や花に付着するとくしゃみや鼻水、目のかゆみ、充血などが起こります。花粉症もこのアレルギーの一種です。

    最近では花粉症を発症する年齢が低年齢化しており、子供や赤ちゃんであっても注意が必要です。そして、このアレルギー性鼻炎や結膜炎は、気管支ぜんそくと合併して起こることが多いとされており、その辺りも特に注意が必要です。

    このアレルギーは遺伝が強いとされているのですが、ある程度ご家庭で防げることもあります。どのアレルギーにも言えるのが、アレルゲンをできるだけ取り除くこと、アレルゲンを体にできるだけ付着させないことです。

    アレルギー性鼻炎、結膜炎のアレルゲンの主なものは、室内のほこり、ダニ、かびなどですから、お家を清潔に保つことはこのアレルギーを防いだり、重症化を防ぐことに効果的です。ほかにも、タバコの煙は鼻の内側にある粘膜を刺激し、アレルギー性鼻炎を起こしやすいので、家族の方はできるだけ禁煙を心がけましょう。

    そして、ペットの毛や分泌物もアレルゲンとなる可能性があります。室内飼いですとどんなに掃除しててもアレルゲンが子供に付着してしまいます。できればペットは外で飼うなど、子供のアレルギーに配慮してあげてください。

    これらの心がけで、アレルギーの発症を抑えたり、アレルギーから子供を守れることがありますので、ご家庭でよく話し合い、子供や赤ちゃんをアレルギーから守ってあげてください。

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