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赤ちゃんの体調不良で慌てないために、普段からできること
赤ちゃんが急に体調を崩すことは珍しいことではありません。
「日中は元気だったのに、夜になって急に高い熱が出る」というのはよくあることです。
体調不良の際にすべきことを知り、普段から必要なものを備えておけば、慌てず素早く対処することができます!
急な体調不良に慌てないために、普段からできることをまとめました。
子どもの平熱を知っておく
赤ちゃんは大人より平熱が高めと言われていますが、平熱が高めの子もいれば低めの子もいるので、元気なときに計って平熱を知っておくことが大切です。
毎日朝起きて計ることを習慣にしてしまうのも良いでしょう。
夜間や休日に診察してもらえる病院を調べておく
自治体のHPや広報誌などに掲載されていますので、目を通して保管したりブックマークをしておきましょう。
携帯電話で写真を撮って保存しておくのもいいですね。
便利な電話番号やWebサイトを知っておく
子どもが急に体調を崩したときに、病院に行くべきかを相談したり、診療中の医療機関を案内してくれるサービスがあるのをご存知でしょうか。
また、病院に行くのに「救急車を呼ぶほどでもないけれど、徒歩や自転車や公共の交通機関はつらい…」という場合もありますので、タクシー会社の連絡先も知っておくと便利。
電話番号を登録したり、Webサイトをブックマークしておくと安心です。
子供の健康相談室(小児救急相談)
電話番号 #8000(全国同一、携帯電話・プッシュ回線)
Webサイト 小児救急電話相談事業(#8000)について
休日・夜間の子どもの病気への対処法などを、小児科医師・看護師に電話で相談できます。
ダイヤル電話の場合の電話番号や実施時間帯は各都道府県によって異なります。
こちらからご確認ください。
中毒100番
大阪中毒110番 (365日24時間対応)072-727-2499
つくば中毒110番(365日9時~21時対応)029-852-9999
Webサイト 公益財団法人 日本中毒情報センター
化学物質(たばこ、家庭用品など)、医薬品、動植物の毒などによって起こる急性中毒について、実際に事故が発生している場合に限定し情報を提供しています。
医療機関案内サービス”ひまわり”(東京都)
電話番号 03(5272)0303(都内全域、24時間)
Webサイト 東京都医療機関案内サービス”ひまわり”
東京都限定ですが、電話やHPで医療機関を探すことができます。
病院に行ったときに目安を聞いておく
一度風邪などで小児科を受診し、帰宅後さらに症状がひどくなって「もう1度病院に行った方がいいのかな…」と悩むことってありますよね。
病院に行ったときに、夜間・休日・救急・再診に行く目安を聞いておくと良いでしょう。
「熱が◯℃以上になったら」「呼吸が苦しそうになったら」「症状が◯日以上続いたら」など、具体的な目安を教えてもらえるはずですよ。
病院や看病に必要なものを用意し、保管場所を家族で共有する
必要なものを普段から用意しておけば、いざという時に慌てずに済みます。
大切なのは、家族で保管場所を共有しておくこと。
普段メインでお世話をしている人がいなくても、対応できるようにしておきましょう。
保険証や医療証は、携帯電話で写真を取って各自で保存しておくと便利ですよ!
病院での診察に必要なもの
・保険証
・乳幼児医療証
・お薬手帳
・母子手帳
赤ちゃんの看病に必要なもの
・体温計
・おむつやおしりふきのストック
・服、肌着、パジャマ、シーツ、タオル
・手や汚れた衣服などを消毒するもの
・体調不良時の飲み物や食べ物
・鼻水吸引器や喘息用の吸入器など
買い置きしておくと便利!体調不良時の飲み物や食べ物
・ベビー用イオン水
・ベビーフード
・大人用のレトルトのおかゆ(離乳食後期以降、味付けをしていないもの)
・ゼリー
・薬を飲む際に必要なもの(苦い薬は、服薬用のゼリー、練乳、アイスなどと一緒に飲ませるとあまり嫌がりません)
少しずつ慣れていきましょう!
最初は慌てて当たり前。そのうち少しずつ慣れてきて、スムーズに対処できるようになります!
もちろん赤ちゃんも、体調不良を乗り越えるごとに、少しずつ丈夫になっていきますよ。
赤ちゃんが体調不良になったら、まずは落ち着いて。慌ててケガや事故を起こさないよう、ひとつずつ確実にやるべきことをこなしていけば、きっと大丈夫ですよ!
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