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【おむつかぶれ対策】正しいおしりの拭き方を考えてみました
おむつを替えるとき、赤ちゃんのおしりをきちんと確認していますか?よくよく見ると、真っ赤に腫れているときが!
おむつかぶれは赤ちゃんにとってはかなりのストレス。機嫌や寝付きが悪くなり、赤ちゃんもママも疲れが取れなくなってしまうので、早めになんとかしてあげましょう!
まずは、赤ちゃんのおしりをよ〜くチェック!
おしっこだけのときでも、おむつを替えるときには赤ちゃんのおしりをしっかりチェックしましょう。
ぷっくり膨らんでいるところだけではなく、肛門の周り、足の付根(むっちりしてシワになっているところ)、女の子の場合はお股、男の子の場合は陰嚢もかぶれやすいので、開いたり裏返したりして丁寧に確認しましょう。
赤ちゃんのおむつかぶれを防ぐおしりの拭き方
それでは、赤ちゃんのおしりの拭き方を見ていきましょう。軽い場合はこれだけで治る場合もありますよ!
全ての工程で、絶対にゴシゴシこすらないように気を付けてください。
固形物やドロドロを乾いたティッシュでサッと取り除く
いきなりおしりふきで拭くよりも、大まかな汚れは普通のティッシュペーパーで取り除いておいた方が効率がいいです。
ゴシゴシ拭くのではなく、ティッシュでつまんで取り除くようなイメージです。
水様便は乾いたティッシュでトントンと吸い取るように
水様便も、いきなりおしりふきだと意外と取れません。乾いたティッシュで優しくトントンと吸い取りましょう。
こびりついたうんちは、おしりふきパックか霧吹きで
放置してこびりついてしまったうんち。おしりふきでゴシゴシこすっちゃダメ!
少し濡らすことで柔らかくなり、スルンと取れるようになります。
パックをするようにおしりふきを手のひらで密着させたり、霧吹きで水やぬるま湯をかけると柔らかくなります。
洗浄綿も水分量が多くて汚れが落ちやすいので、もしママのものが残っていたら試してみてください。柔らかくなったら、おしりふきか乾いたティッシュで取り除きましょう。
自宅の場合は、お風呂場でじゃぶじゃぶ洗ってしまってもOK!濡らしたガーゼでもいいのですが、面倒なので私はあまりやりません…。
おしっこだけでも、肛門までおしりふきで拭こう
目で見てわかるような汚れが取れたら、おしりふきで優しくおしり全体を拭きます。
おしっこだけでも、肛門のまわりまで拭くのを忘れずに!おしっこにも肌を刺激する成分がたくさん含まれているので、必ず水気のあるもので拭き取り、さっぱりさせましょう。
また、拭く時は必ず前→後の順番で。尿道からバイ菌が入り、膀胱炎になるのを防ぐためです。
おむつを履く前に、必ずおしりを乾かす!
おしりが濡れたままだと、肌が柔らかくなり、荒れやすい状態になってしまいます。
再度乾いたティッシュでトントンと水分を拭き取り、サラサラの状態になったらおむつをはかせて完了です!乾燥肌の赤ちゃんは、ローションやクリームなどで保湿してもいいでしょう。
私は薬を塗る場合も乾かしてからにしていますが、薬によって違う可能性もありますので、医師や薬剤師に相談してみてください。
おむつかぶれで病院に行く目安
軽度のものはおしりの拭き方を変えるだけで良くなりますが、それでも治らない場合は病院へ!おむつかぶれ用の薬を処方してもらえます。
おむつかぶれ用の薬はステロイドが含まれていないものもありますので、気になる場合は医師に相談し、塗る量や回数もきちんと確認しましょう。
下痢のときは特におむつにかぶれやすいので、下痢で病院に行った際にはおしりも確認してもらうのを忘れずに。
また、「乳児寄生菌性紅斑」というカンジダというカビによる炎症を起こしている場合もありますので、自己判断はやめましょう。
赤ちゃんのぷにぷにすべすべのおしりって、本当に癒やされますよね!早くおむつかぶれが治りますように。