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子供の長所を伸ばすために、やった方が良いことと、やってはいけないこと

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    私は日頃から、子供の良いところを伸ばし、すくすくのびのびと子育てをしたいと考えています。また、自分の力で自分の道を切り拓いていくような強さも、できれば身に付けてほしい。

    そのためには、子供に対して「やってはいけないこと」と「やった方が良いこと」があるのではないかと考えるようになりました。

    まだまだ子育て真っ最中なので結果は出ていませんが、私が子供を育てていくうえで、心がけていることをお伝えしたいと思います。

    1.頭ごなしに叱らない

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    子供というのは敏感で、生後10か月程度や2歳程度の子供でも、些細なことでしかりつけると萎縮してしまいます。

    例えば「あれをやっちゃダメ!」と注意したら、注意したことについては2度とやらなくなる代わりに、積極的な行動をとらなくなる傾向があります。

    何か他のことをやってしまうと、また激しく注意されたり、叱られるのではないかという動物的本能もしくは防衛本能が働くのでしょう。

    人間も動物ですから、自分の身を守ることを第一に本能的に考えてしまうのだと思います。

    子供にとって、親はとても大きな存在です。その親から、自分の行動について激しい注意を受けてしまうと、子供の発想そのものが萎縮してしまうのではないでしょうか。

    その結果、将来積極的な行動をしなくなる人間になってしまったり、自分から積極的に物事を創意工夫できなくなったり、積極的に物事を考えなくなる人間として成長してしまうのではないかと思い、頭ごなしに叱らないよう心がけています。

    2.子供に命令しない

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    子供が遊んでいたり、勉強のようなことをやらせているときに、親が首を突っ込んで「ここは、こうしなさい」とか「ここは、こうすべきだろう」などと、いちいち指図をしてしまうと、子供は自分で物事を考えなくなってしまいます。

    そして、親の言うことを聞いていれば、親は満足するのだということを学んでしまいます。

    これでは、将来自分の考えで行動することが苦手な大人になってしまうかもしれません。

    自分の考えで行動できなければ、他人の意見に押し切られて、本意ではないことをやらされてしまうかもしれません。社会に出たときに「指示がなければ動けない人材」として低い評価を受ける可能性もあります。

    そして何より、自分の力で、自分を幸せにすることも苦手になってしまうでしょう。

    子供にいちいち指図することは、子供の人生の芽を摘み取ってしまうリスクさえあると考えています。

    3.子供が関心を持つものを積極的にやらせてみる

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    子供は様々なことに関心を持ち、自分の好きなものを見つけます。

    その好きになったものが、よほど問題がないかぎりは、本人が気が済むまで関心を持たせ続けることも、とても大切にしています。

    人間は、好きなことをしているときが、最も脳の働きが活性化するそうです。

    例えば、子供がパズルに大変な興味を持ったら、とことんパズルをやらせるのは、ひとつの方法だと思います。思考能力が発達して、子供の将来にとって有益となるかもしれません。

    また、動物に関心を持って大好きになったら、自宅でペットを飼ってみたり、頻繁に動物園へ連れて行くのも良いと思います。

    動物を通じて、感情の機微に通じるようになるということも、よく言われていますよね。

    動物も感情を持っていますから、子供にペットの世話をさせることによって、ペットに何をすると喜んでくれるか、あるいは何をすると悲しんだり怒ったりするのかを学ぶことができます。

    4.「少しだけ先輩」の子供と遊ばせる

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    保育園や幼稚園に通っていると、どうしても同じ年齢の子供と遊ぶ機会が増えますが、ときには同じ年代でも「少しだけ先輩」の子供と一緒に遊ぶ機会を設けてみましょう。

    子供の頃は、1歳違うだけで関心を持つ事柄の範囲が広いですし、持っている知識の量も全然違います。もちろん同じ年齢でも、運動が得意な子やお絵かきが得意な子、英会話や水泳を習っている子など「少しだけ先輩」の子供はたくさんいます。

    そういった子供と遊ぶと、おしゃべり、運動、遊び方などさまざまな好影響を受けます。実際に「こんなことも出来るようになったの!?」と驚いたことが何度もありました。

    「少しだけ先輩」の子供と遊ばせることによって、我が子のより良い成長を促すことができるのだと思います。

    では、年下の子供や苦手な分野がある子供と遊ぶのが無意味かというと、そうでもないのが面白いところ。年下の子のお世話をしたり、お絵かきが苦手な子に描き方を教えてあげたりする中で、成長することもたくさんあります。

    人は誰でも得意分野と苦手分野があるもの。様々なタイプの子供と一緒に遊ぶことで、教え合ったり助け合ったりして、たくさんの経験を得ることができます。

    子供は、永遠に子供ではありません。いずれは大人になっていき、社会に出て自分の力で生きていくことになります。

    親がいろいろと押し付けるのではなく、できるだけ子供の興味の赴くままに長所を伸ばし、自分で考えて物事を決められるよう、育てていくことが大切なのではないでしょうか。

    子供の良いところ、伸ばしてあげたいですね

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