- 子育てノウハウ
- 0歳〜1歳
【赤ちゃんの寝かしつけ】お尻から置いちゃダメ!背中スイッチを押さない方法
長時間抱っこして、あっちへゆらゆら、こっちへゆらゆら。
やっと眠ったみたいなので、そーっと起こさないようにベッドへ……。
赤ちゃんのお尻をベッドへ落とし、頭の上の手を抜いて、うまくいったかな?と思った次の瞬間、「うわーん!」こんなこと、よくありませんか?
筆者には2人の子供がいますが、特に第一子の背中スイッチは強力で、涙目になりながら何度も寝かしつけをやり直したものです。
その経験から、赤ちゃんを起こさずベッドへ寝かせるコツを体得したので、今回はそちらををご紹介したいと思います。
添い乳などおっぱいは使わないので、マスターすれば誰でも赤ちゃんを寝かしつけられるようになりますよ!
おくるみやスリングを利用する
赤ちゃんがベッドに置かれると起きてしまう理由のひとつに、背中で感じる質感や温度が急に変わってしまい、それに反応してしまうということがあります。
そこで赤ちゃんを抱っこして寝かしつける「前」に、おくるみや毛布などで、先に体をくるんであげましょう。
特に月齢の低い赤ちゃんであれば、ビクっと体が動いてしまうモロー反射を防ぐこともできるため、足まで包んであげると効果的です。
赤ちゃんが眠ったら、くるんでいる布ごとそっと布団におろします。
この時、赤ちゃんの後頭部にも布がある状態だと、さらに背中スイッチの起動を抑えられます。
首筋や顔は敏感に質感の変化を感じ取ってしまうので、おくるみや毛布が赤ちゃんの呼吸を妨げないよう注意しつつ、頭まですっぽりとくるんであげましょう。
長い時間抱っこをしないと寝ない赤ちゃんの場合は、スリングを利用するのがオススメです。
スリングは長い布でできた抱っこ紐のことで、赤ちゃんが眠ってしまったら、その布ごと赤ちゃんをベッドへ寝かせることができます。
筆者も子供の夜泣きがひどい時期に特にお世話になりましたが、段々と「スリングに入ったら眠る」という習慣ができたようで、とても便利でしたよ。
赤ちゃんのベッドへのおろし方を工夫する
赤ちゃんをベッドへおろす時は、大人の胸から離す→赤ちゃんのお尻をベッドにおろす→赤ちゃんの頭をベッドにつける、という流れが一般的かもしれませんが、このやり方では背中スイッチがオンになりやすいので要注意!
赤ちゃんは抱っこされている感覚が薄れると、目を覚ましてしまうからです。
そこで、まずは赤ちゃんを抱っこしたまま、ベッドの上に膝立ちになります。
そのまま上半身をベッドの方にかがめていき、赤ちゃんの胸と自分の胸(肩)を離さないようにして、頭から赤ちゃんを布団におろしていきます。
経験上、お尻から赤ちゃんを置くよりも、頭からおろした方が起きにくいようです。
この時、すぐに赤ちゃんとベッドの間にある手を抜くのではなく、数秒~数十秒ほど、その場でじっとしておきます。
つまり赤ちゃんを抱きかかえた状態のまま、布団に密着しているような状態です(自分の体は頭と膝で支え、その間に赤ちゃんがおさまっているイメージです)。
赤ちゃんがそのまま寝ているようだったら、赤ちゃんとベッドの間にある手を、ベッド側に押し付けるようにしながら、そっと抜いていきます。
赤ちゃんに、できるだけ手が離れていくことを感じさせないためです。
そして体を離したら、赤ちゃんの胸が冷えてしまわないよう、すぐ布団をかけてあげましょう。
若干体制がつらいですが、この寝かし方にしたことで、私は背中スイッチを押す確率が格段に減りました。
背中スイッチを押さないコツは「抱っこの感覚」を消さないこと
赤ちゃんは親が離れていく感覚にとても敏感です。
「早く寝かしつけたい!」と焦ってしまうと、私のように寝かしつけループにはまってしまうので、抱っこの感覚がぎりぎりまで残るよう、ぜひ工夫をしてみてくださいね。
今回のまとめ
・背中スイッチを押さないためには、焦らず「抱っこの感覚をギリギリまで残す」ことが重要
・寝かしつける前に、布団やスリングなどで赤ちゃんをくるんでおく
・赤ちゃんを下ろすときには、頭から置く
・赤ちゃんを置いたらすぐに離れず、しばらく赤ちゃんと密着したままじっとしておく
・赤ちゃんを抱っこしていた手を抜く場合は、ベッドや布団に押し付けながらそっと抜く
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