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【赤ちゃん・子供の防災】地震に備えて、家具の配置や防災グッズを見直そう

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    災害の中で、一番心配なのはやはり地震ではないでしょうか。

    東京消防庁の調査によると、地震の負傷原因は、3~5割が家具類の転倒・落下・移動といわれています。
    東京消防庁<広報テーマ(2015年5月号)> – 東京都 より)

    家の中で怪我をしないために、収納棚を突っ張り棒で固定したり、家具の配置を考えることが重要です。

    寝ているときに地震が起こった場合には、とっさに逃げることは困難なため、寝室は特に注意が必要。

    もしも家具が倒れても、ベッドに直撃したり、散乱したもので逃げ道がふさがらないよう、家具の配置を考えましょう。

    そして、その他の危険な場所を考えるときには、子供の目線で確かめることが必要です。

    大人の腰のあたりの飾り棚やテレビであっても、地震が起これば小さな子供にとっては十分な凶器となります。

    「テレビの下に転倒防止マットを敷く」、「写真立てなどのインテリアグッズは、ガラスではなく木製で割れないものを選ぶ」、「低めの棚にも扉のロックをつける」などの地震対策をしましょう。

    赤ちゃん・子供と一緒に避難をするときに注意することは?

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    地震で避難する際、赤ちゃんや子供を連れて避難する際には、ベビーカーは使用せず抱っこひもを使用してください。

    多くの人が避難に動き出し混雑しますし、地震の場合は落下物や道路の陥没などもあるため、ベビーカーはかえって不便になります。

    赤ちゃんを抱っこひもで抱っこし、背中に防犯グッズを背負う、もしくはショルダータイプの大きめのバックをかけるというスタイルがベストです。

    両手はあけておいた方がよいため、荷物は自分が背負える範囲のものを用意するようにしましょう。

    家を出るときにはガスの元栓を閉め、戸締りはしっかり行ってください。

    また、洪水が起こって避難する時に幼児がいる場合は、子供の胴体と大人の腰をロープで結んで、はぐれないように避難します。

    長靴だと歩きにくいため、運動靴を履いて避難するようにしましょう。

    避難用品には、赤ちゃん・子供用グッズも必要!

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    避難が必要になったとき、赤ちゃんや子供の必需品は、品薄になったり、支援物資にはなかったりすることがあるため、きちんと準備をしておく必要があります。

    ここでは、赤ちゃんや子供がいる家庭の避難グッズを紹介します。

    前述した通り、抱っこが必要な赤ちゃんがいる場合は、赤ちゃんを抱っこしたままでも使用できるリュックやショルダーバック、避難用持ち出し袋を準備してください。

    自分で歩くことができる子供がいる場合には、子供用リュックも用意しておくと、持ち出せる物が増えて助かります。

    子供用の防災グッズには、次のようなものが必要です。

    ・ヘルメット……あれば防災頭巾でもよい。
    ・抱っこひも……避難時に必要です。
    ・オムツ(下着)……レジ袋とタオルで簡易オムツを作ることもできます。また、授乳中の場合は、授乳用の下着や母乳パッドも忘れず用意しましょう。
    ・おしりふき……体も拭くことができます。
    ・粉ミルク……スティック状や固形の使い切りタイプが便利です。
    ・哺乳瓶……割れる心配がないプラスチックタイプがオススメです。
    ・服……余裕があれば数着用意しましょう。
    ・毛布やタオル……防寒や簡易オムツに使用できます。
    ・子供用マスクや軍手
    ・レインコート
    ・レジ袋……簡易オムツや、排泄物を入れるのに便利です。
    ・離乳食や子供にあった保存食……そのまま食べられるレトルトタイプが便利です。特に、アレルギーのある子供の場合は、多めに用意しておきましょう。
    ・ペットボトル……水やイオン飲料がオススメです。
    ・母子手帳

    このほかに、貴重品、非常食、懐中電灯、ラップ、生理用品など、大人のための一般的な避難グッズももちろん必要です。

    持ち出し袋に入らない備蓄品はどうする?

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    全てを持ち出し袋に入れることは難しいと思います。

    持ち出し袋に入らなかったものは、玄関や物置などの取り出しやすい場所に置いておき、家族で内容や置き場所を共有しておきましょう。

    こうしておけば、地震で一時的に避難所などに避難した後、自宅が無事であれば物資を取りに行くことができます。

    直接被災していなくても、災害により物流が混乱し、必要な物資が手に入らない場合もありますので、普段使っているものを少し多めに買ってストックしておくのがオススメです。

    毎年9月1日の防災の日や、東日本大震災が起こった3月11日などは、テレビで防災に関するニュースを取り上げたり、地域で防災イベントが開催されたりと防災意識が高まります。

    その際に、自宅の持ち出し袋や備蓄品を見直し、賞味期限などを確認することをお忘れなく。

    オムツや服のサイズは、小さい頃ほど頻繁に変化しますので、衣替えやオムツのサイズを変える際に一緒に入れ替えましょう。

    3歳以上の子供には、災害時の避難方法を説明しましょう

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    保育園や幼稚園に入ると、防災訓練や引取訓練などが始まり、子供も防災への備えを理解できるようになります。

    子供がその程度の年齢になったら、地震や火災が起こった場合、どのような避難をするのかを日頃から説明しておくことが大切です。

    また、もしもの時にはご近所の方の力を借りることもあります。

    日頃から、子供とともに近所の方とのお付き合いを大切にし、もしものときに助け合える環境作りを心掛けましょう。

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