- 子育てノウハウ
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【考え方】赤ちゃんやイヤイヤ期の子どもにイライラしたら、「宇宙人」だと思って乗り切ろう!
実際に子どもを産んでみて、私が心の底の底から実感したのが、その不条理さ!常識の通じなさ!何を考えているのか何を欲しているのかわからない意思疎通の難しさ…!
「赤ちゃんとはいえ、動物としてこのくらいの本能は持っているのでは…」「親子なんだし、何か通じるものがあるのでは…」という淡い期待は儚く消え去り、イライラしたりボー然としたりする毎日でした。
そんなとき、私の気持ちを少しラクにしてくれたのが、「この子は宇宙人なのでは…」という妄想だったのです!
現段階では「ちょっと何を言ってるのかよくわからない」という感じだと思いますが、何の準備もなく今日からタダでできることですので、試しに読んでみてくださいませ。
「赤ちゃんって、こんなこともできないのか…!」と大ショック
妊娠中に、赤ちゃんの死亡事故についての記事を読んでいたとき、私は2つの事例に衝撃を受けました。
それは「ガーゼやハンカチなどが顔にかかって、そのまま窒息死」というものと、「乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のためには、赤ちゃんを暖めすぎてはいけない」というもの。
今となっては「そりゃそうだろう」と思うのですが、当時は「それだけ不快な状態だったら、泣いて知らせるくらいの本能は持っているだろう」と思っていたので、とてもショックでした。
「全く意思疎通できない…」産後、またまたショック
実際に子どもが生まれてからは、意思疎通ができないことにまたまたショック。「親子なんだから、何か通じるものがあるのでは」という思い込みは全く通用しなかったのです。
それに、何をやっても泣きやまないことがあったり、動き出すようになったら危ないものばかり口に入れようとしたり、もう人間として接することにほとほと疲れてしまいました。
「おまんじゅう星人」の誕生
「もう人間らしい反応を期待して接するのはやめよう…。動物というにも本能が備わっていないし…」と思った私は、人間でも動物でもない、宇宙人だと思って子どもと接することにしました。
お風呂上がりの子どもは丸くてムチムチして、まるで蒸し器から出したての温泉まんじゅうのようだったので、「こいつはおまんじゅう星人なんだ…。おまんじゅう星から地球にやってきたのだ…」と考えることに。
自分の常識や願望を押し付けなくてすむ
この「おまんじゅう星人」方式を採用してから、気がラクになることがものすごく増えました。
例えば、今までは泣いている原因がわからないと「どうして何をやっても泣きやまないんだろう!?母親なのに情けない!」と思っていたところを、「おまんじゅう星人とはそういうものなのだ…」と思えるように。
きっと今までは自分の常識や願望を子どもに押し付けていて、それが通用しなくてイライラしていたんでしょうね…。宇宙人だと考えることで子どもとの間にいい距離感が生まれ、「子どもは子ども」「意思疎通できなくても仕方ない」と思えるようになりました。
イライラしたときも、クスッと笑える
また、個人的には「おまんじゅう星人」についての妄想が楽しかったのもポイントだったと思います。
「おまんじゅう星人は、おまんじゅう好きの生き物を探して宇宙を旅している」「地球に派遣されるおまんじゅう星人はエリート」「蒸し器型のUFOで移動している」などなど。いろんな設定を考えては1人で笑っていました。
新生児期はもちろん、イヤイヤ期も「おお…おまんじゅう星人が荒ぶっておる…」と思うと、イライラした気持ちがちょっとだけなごんだものです。
ちなみに、現在は第2子を「お餅星人」だと思って育てています。「おお、おまんじゅう星人とお餅星人が奇跡の共演…!」とか言いながら。
考え方ひとつで、ちょっとラクになる
慣れない赤ちゃんのお世話や、イヤイヤ期の子どものお世話にイライラしている方はぜひ一度、子どもを宇宙人だと思ってみてください。
その際に、子どもの特徴をよく観察していろんな設定を考えるとより楽しめますよ。オススメです。