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【2歳児体験談】子育て中に夫婦喧嘩!泣いた私を励ましてくれた娘に感動…

現在2歳半の娘を持つママです。
昔から子供が大好きで、将来は保育士になるのが夢でした。
夫とは大学時代に出会い結婚、結婚してすぐに子供を授かりました。
「早く子供といっぱい遊びたい」と妊娠中からずっと思っており、当時は育児は幸せで楽しいものと思い込んでいました。
出産は夫も立ち会いのもと、納得のいく素晴らしい出産をすることができました。
寝たい時に寝られない……新生児育児の難しさ
しかしそんな喜びも束の間、当たり前ですが新生児育児が始まりました。
産院にいる時は、眠い時は新生児室に預けてとりあえず睡眠を確保するということができましたが、自宅に帰ると「寝たいから寝る」という生活ができるはずもありません。
赤ちゃんはこんなに寝ないものなのか、こんなに寝かせることが大変なのかと痛感しました。
しかし、子供が幸せそうに眠っている姿を見ると「また明日もがんばろう」と思えました。
育児に追われ、辛かった生後3か月
生後3ヶ月の頃は、「黄昏泣き」があったり夜寝なかったりと試練の時期で、当時の記憶があまりないくらい大変な毎日でした。
晩御飯の準備をしようと思っても泣き続ける、夜寝かせようと思っても、何をしても寝ない……ということばかり。
子供はそんなことで悩んでいると察することは当然できないので、常に育児に追われる日々です。
しかし3か月を過ぎ生後半年が過ぎ、1歳が近くなってくると夜も比較的寝てくれるようになり、私自身少し余裕をもって育児ができるようになりました。
「パパ」「ママ」と言えるようになると愛おしいと感じることが多くなり、どんなにしんどくても、辛いことがあっても、子供がにこっと笑うだけでその場の雰囲気が明るくなり、嫌なことも吹っ飛びました。
2歳の頃、精神的な成長に驚き……!
2歳になると一人でできることも増え、また一人で何でもしたいと思う時期に差し掛かってきました。
2歳というとイヤイヤ期がはじまる年齢であり、よく世間では「魔の二歳児」という呼ばれ方をします。
実際我が家でも、イヤイヤ期が酷く悩んだ時期もありました。
おむつを替えるのが嫌。ご飯を食べるのが嫌。着替えるのが嫌。歩くのが嫌ととにかく何でも嫌なのです。
ため息をつくことも多かったのですが、この頃精神的な成長を感じられる出来事が!
ある日夫の出社前に些細なことで大ゲンカがはじまり、夫が出社のため家を出てから涙が止まらなくなったことがありました。
子供の前で泣きたくないと思っていたのですが、この時はこらえきれなくて、どんどん涙があふれてしまって……。
すると、私の涙を見た娘が、ティッシュを一枚取って渡してくれたのです!
さらに、ギュッと抱きしめてくれました。
2歳児なりに「母親が悲しくて泣いている」という感情を理解し、慰めようとしてくれたのだと思います。
子供のその行動で悲しい気持ちもスーッと消え、本当に元気づけられました。
それと同時に子供は本当に愛おしい存在だなと痛感しました。
子供の成長で元気づけられる
この一件があってから、子供は知らず知らずのうちに、体はもちろん心も成長しているのだと思いました。
育児をしていると正直ため息をつきたくなったり、どこかで一人でリフレッシュしたいなと思う時も……。
しかし、そんな風に思っていても、子供の笑顔やちょっとした仕草や言葉に救われて元気づけられる時が多々あります。
母親である自分が子供を育てないといけないのに、逆に子供に「母親になること」を教えられていると感じるときがあるのです。
子育ては長いようであっとう間だと思うので、後悔することがないよう、世界中で誰よりも大切なわが子のために「また明日も精一杯向き合って育児をしよう」と思います。
子育ては気力体力の両方が必要ですし、24時間365日休みがありませんから、当然休養やリフレッシュが必要です。
休養やリフレッシュを充分に取っているにも関わらず、なんだかモヤモヤが晴れないような日は、一度気分を切り替えて子供ととことん向き合ってみるのはいかがでしょうか。
思いっきり遊んだり、ひたすら観察してみたり、今までの成長を振り返って日記やアルバムにまとめてみたり……。
そうすると、子供に励まされ育てられている自分に気が付くかもしれませんよ。
子供も親も、成長中!
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