- 子育てノウハウ
- 3歳〜4歳
夏休みまで続いた子供の登園しぶり!原因と対応は?幼稚園を休んでもいい?
幼稚園のプレ保育では、しっかり者のお姉さん
私の子供が通っている幼稚園には、幼稚園に入る1年前から申し込める「プレ保育」があります。
プレ保育とは、親が幼稚園の雰囲気を知り、子供が幼稚園に慣れるために週に1回、保護者と一緒に1時間半程度、リトミックや工作を楽しむ時間です。
私の娘は、2つ上にお兄ちゃんがいることもあり、他の子供よりもハキハキとなんでも上手にこなすタイプです。
毎週楽しく通っていたし、他のママや先生からも「○○ちゃんはしっかり者ね~」と言われることがたくさんありました。
本人もそれがうれしく、他の子よりもできる自分をわかっていたのだと思います。
そんな娘を見ていたので、幼稚園には年長になるお兄ちゃんもいるし、「もしかしたら最初から楽しく通えるかも!」と淡い期待をしていました。
子供と一緒に落ち込まないで!明るく笑顔で見送ろう
しかし、幼稚園が始まってみると淡い期待は見事に裏切られ、笑顔で行けたのは最初の1日だけでした。
朝から制服に着替えない、ずっと泣いている、チャイルドシートにしがみついて離れない、先生に抱かれて叫びながら幼稚園に入っていくなどなど、兄よりもひどい!そしてその期間が予想以上に長い!
結局1学期の間は、幼稚園に楽しく行くことはできませんでした。
毎日可愛い我が子が泣きながら必死で「行きたくない!」と訴えてくると、こちらも憂鬱になって涙が出てきますよね。
「今日くらい、お休みさせてもいいかな……」という気持ちになったこともあります。
しかし、そこで入学式での園長先生の言葉を思い出しました。
「初めのうちは、お子さんがさみしくて泣くかもしれません。でも、すぐに楽しくなります。
年長さんまで泣いている子供はいません。
風邪など体調不良でない限り、頑張って幼稚園に来てくださいね。」
ここで私も一緒に落ち込んでいてはいけないと思いました。
とにかく慣れてもらうしか道はないのですから、私は「毎日めげずに笑顔で送り出そう!」と思いました。
初めて知る、人よりできない自分
入園式から数週間が経ち、「今日は泣かなかった!」と誇らしげに話す日が出てきたりと「少し落ち着いてきたかな」と思ったときに、第二の登園しぶりの波がやってきました。
その原因は給食です。
もともと食べる量も少なく、スピードも遅かった娘は、「給食が全部食べられないのがイヤ」「みんなが次々に食べ終わると焦る」という状態になり、また朝から激しく泣くようになりました。
今までは褒められることが多かったのに、初めて人よりできないことにぶつかったのが辛かったようです。
寂しいだけなら慣れてもらうしか方法はないですが、今回のように幼稚園に行きたくない原因がしっかりとある場合、対応を変えた方が良いと思いました。
先生には、「無理に食べさせないでください」と頼み、娘には「残してもいいんだよ」と言い続けました。
「○○ちゃんは体がみんなより小さいから、全部食べられなくても大丈夫なんだよ」と、残すことへの罪悪感をなくすように声掛けをしました。
がんばった子供に、たくさんの愛情を
1学期の間は、幼稚園に楽しく行くことはできませんでしたが、夏休みが終わると、まるで別人のように幼稚園に笑顔で行くように!
幼稚園に行けるようになった理由については、本人からはっきりと言われたわけではないので、親の推測になってしまいますが……
・8月に自分の4歳の誕生日があり、頑張ろうという気持ちが出てきた
・仲良しの友達ができた
・長期休みでママにたくさん甘えられて情緒が落ち着いた
といった感じだと思います。
ただ、幼稚園で頑張っている分、家に帰ってくると少しのことで怒ったり泣いたりすることが未だによくあります。
これは「甘えたい」という気持ちの裏返しです。
こういう時は叱らず、ギュッと抱きしめてあげると、すぐに落ち着いて機嫌が良くなります。
子供によって必要な対応は様々だと思いますが、とにかく焦らず、たくさんの愛情で迎えてあげることが大切だと感じました。
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